30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

【賃金奴隷vs黒人奴隷】「会社員」はスゴイ奴隷です

「平等な社会」とかいうハリボテ

賃金奴隷と黒人奴隷の違いとは?

会社員は自分から奴隷になります

昔の黒人奴隷は「略奪」されました。

平和にぽやぽや暮らしてるところに、ヨーロッパ人がやってきた。

黒人を殺したり、誘拐したりめちゃくちゃした😭

黒人は銃と鞭に脅されて奴隷になった。

現代の社畜は反対です。

「どうかぼくを奴隷にしてください!🥺」

と主人に頼みます。

「就活」をみればあきらかです。

主人はもう「人間狩り」なんてする必要はない。

向こうからやってくる。

f:id:mikuriyan:20211115213400p:plain

会社員は生活のめんどうみなくていいです

黒人奴隷はけっこー大事にされました。

奴隷は「高級品」だった。

(奴隷貿易が過熱して奴隷が安くなるまでは)

だから主人は奴隷の健康状態をチェックしました。

病気になれば医者を呼んで診させた。

家を与えて、食料も与えた。

「奴隷の子は奴隷」だから、子どももだいじにした。

死ねば主人が奴隷を埋葬した。

現代では、会社が社畜のめんどうをみなくていい。

賃金あげときゃいい。

例外はあるが、基本的に社畜は

  • 自分で家を借り
  • 自分で通勤車を買い
  • 自分で子どもを育て
  • 自分で健康管理し
  • 自分で老後の面倒をみる

勝手に生活してくれます。

これは主人にとってクソ便利です。

つかいものにならなくなったらポイッとできます。

社畜は自分から働いてくれる

奴隷は怠惰でした。

自分のしたくないことをさせられるのはしんどい。

がんばっても生活がよくなるわけでもない。

「ほいじゃ全力でサボるわ〜😂」

となります。

「一見、奴隷には、彼らを養う以上の費用はかからないようにみえる。にもかかわらず、あらゆる時代と国民の経験が教えていることは…奴隷によってなされる労働が結局のところ一番高くつくということだ」なぜなら奴隷には、自分から進んで働いたり、道具を大切に使おうとしたりする動機がまったく欠けているからだ。「財産を手に入れられない人間は、できるだけたくさん食べ、できるだけ少ししか働かないことだけを考え、それ以外のことには関心を示さないものだ」(「スミス・マルクス・ケインズ」ウルリケ・ヘルマン:カッコ内はアダム・スミス)

主人の奴隷管理はたいへんでした。

朝は叩き起こさなきゃいけない。

労働を監督して、サボったらムチを打たなきゃいけない。

しぶしぶ働くとしても、能率は悪かった。

(もちろん管理が上手な主人もいた。成果制度や昇進制度をつくったり🤣)

f:id:mikuriyan:20211115213635p:plain

会社員はほったらかしでOKです。

自分から職場にやってきます。

自分から仕事します。

「この仕事、いついつまでにやりなさいよ」

といえばバッチリやってくれる。

会社員はあらかじめ「教育」されている。

命令に従うこと、勤勉に働くこと、時間を守ること、周囲に合わせること。

「社会人の常識」として叩き込まれている。

また、会社員をムチ打つことはできないが、「解雇」という脅しがあります。

クビになれば会社員の生活は成りたたない。

だから言うことを聞かせることができる。

社畜はなにを「奪われている」のか?

  • 黒人奴隷と賃金奴隷はなにが違うのか?
  • 賃金奴隷は一見自由だけど、なぜ奴隷よりも奴隷的なのか?

昔の奴隷制は「人間」が所有されていた。

賃金奴隷制は「生きる手段」が所有されます。

生きる手段ってなんぞや。

わかりやすい例は土地とか自然資源です。

昔の黒人は、その生きてる土地からひっぺがしてヨーロッパやアメリカに輸送された。

そのことを喜ぶ黒人なんていなかったでしょう。

黒人はもともと、だれかの奴隷にならなくても生きていけたのです。

森にはフルーツがある。海には魚がいる。農地で作物もとれる。家畜も飼っている。

会社員は、もとからそーいう「資源」にアクセスできません。

  • 空き地にゲリラ農園をつくる
  • アパートではなく山奥に住む
  • スーパーでキャベツを買わずに農地からパクる

ってことしたら捕まります👮😭👮

その土地や生産物は「だれかのもの」だからです。

だから社畜は

「ぼくを奴隷にしてください!😣」

と主人に頼むしかない。

生きる手段が奪われているのです。

表向きは自由な社会です。

努力すれば何にだってなれる、と教わる。

成功者にだって、お金持ちにだってなれる。

チャンスは平等に与えられている……。

しかし、現実は?

「奴隷になる」

しかない。

終わりに 

まーこれはけっこー極論です。

初期資本主義ならあてはまるけど、福祉が発達した・労働者の権利が強い現代にはあてはまらないことも多い。

ただ「会社員は奴隷」という視点をもつとおもしろい。

「自由で平等な社会」

というハリボテがバチーンと倒れます。

そして、実践的です。

「社畜をやめたい😭」

ならその方法がわかる。

べつに主人をぶっ殺さなくていい🤣

「生きる手段」

をゲットするのです。

  • 小遣い稼ぎ
  • 不労所得
  • 生活術
  • ちょっとした資産

そんなもんでおk。

赤の他人に頭さげて

「奴隷にして!😭」

なんて言う必要はなくなります……😘

関連:「会社員は奴隷」という自覚を持ちましょう
関連:【満足な奴隷】「仕事が楽しい」というのは洗脳です
関連:「賃金奴隷」が資本主義に勝つ4つの方法
関連:自由とは「労働の拒否」にあります

著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!