30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

リタイアと「アイデンティティの危機」

会社にアイデンティティがあるとリタイアは難しい

昨日の記事で「ミニマリズムはアイデンティティ喪失者のための新興宗教」と書きました。

考えてみると、リタイア者も「アイデンティティの危機」とは無縁ではなさそうです。

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「自分がネコだと気づいてます?」

リタイア者とアイデンティティ

「アイデンティティ」はかなり抽象的な概念です。日本語では「自己同一性」。

自分は何者であるか,私がほかならぬこの私であるその核心とは何か,という自己定義(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典) 

つまり「自分が自分である証」みたいな感じです。

  • 「東大卒エリートなワテクシ」
  • 「地域経済に貢献する経営者なワテクシ」
  • 「家族のためにがんばるママなワテクシ」
  • 「キルレ3キープのFPSゲーマーなワテクシ」

社会人はアイデンティティを確立しやすい

社会人はアイデンティティを確立しやすいです。

職場には自分と似た人が集まります。同じくらいの収入、同じような経歴(学歴)、同じような興味関心。

たとえばGoogleに勤める研究者だったら、高学歴理系で高収入のひとびとの集まりです。同じように、三菱商事の社員、中小企業の営業マン、工場の期間工、歌舞伎町のホストクラブ……こういうところには同じような人が集まります。

「職場」はかなり同質な集団であり、そこで他者との相互作用をつうじて「自分とは何者か」というアイデンティティを確立しやすいのです。

リタイアとアイデンティティの喪失

アイデンティティを職場に求めるタイプの人はリタイアが辛くなるでしょう😅

多くの人が退職後に「アイデンティティの危機」を迎えます。退職すれば職場を離れ、「同僚」「部下」「上司」はいなくなる。40年勤めたとしても、職場での人間関係はほとんど長続きしません。そして肩書はただのぷーたろー🤣

人によっては絶望するかもしれません。実際リタイア後の鬱は珍しくないのです。

考えてみると、私も大学生のときは、サークルを引退しても部室に入り浸ってました(迷惑!)。サークルの部員だったことがアイデンティティだったんですね。

会社以外にアイデンティティを持つ人はリタイア向き

一方で、会社以外にアイデンティティのある人はリタイア向きです。家族とか、趣味とか、なんでもいいのですが。

私は会社に帰属意識はまったくありませんでした。ただ、本やネットに自分と同じような人を見つけたり、音楽家や芸術家みたいな人に共感してました。

相互交流があったわけではなく、一方的に「自分と似てる人がいるんだなあ」と思うだけですが、それでも「自分とは何者なのか」を理解することができた。

たとえばからあげ隊長人生よよよ氏にはかなり影響を受けました。

そして「自分の居場所は会社という枠組みのなかにはない」と考えるようになりました。

私のような人間は、会社をやめたところで自分のアイデンティティがゆらぐことはないでしょう。むしろさっぱりします、スカッと爽やか🤣

リタイア者にも向き、不向きがあるということでしょう……。

関連:「自分は少数派だ」と思う人はリタイア向きです
セミリタイアに向いてない人もいます

終わりに 自分は何者なのか? 

  • 自分は何者なのか?
  • どういうふうに生きたいか?
  • 人生に何を求めるか?

リタイア生活には、こういう「芯」が必要な気がします。

「汝自らを知れ」といいますが……。

アイデンティティのふにゃふにゃな人には、リタイアしたら精神的危機に陥るかもしれません🤣

著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!