「60歳まではなんやかんやいって、どんな会社にいるか?とか、役員になれるとかなれないとか、会社という枠での違いをお互いに気にしてしまうけど、60歳過ぎると大企業で出世した人も、小さな会社でやってきた人も、横を一線になる。
みんな一緒。学生時代にリセットされるんです。
勝ち組だろうと負け組だろうと、多く稼いでるとか、見た目が若いとか関係なく、健康や家族の問題は全員の共通の関心ごとです。年のせいなのか何なのかわかりませんが、自分でも驚くくらい、そういった問題に頭も心も縛られるようになる。
(勝ち組が威張る同窓会も60過ぎたら「ただの人」:日経ビジネス電子版)
リタイアすればみんな「ただの人」です
「孔子、ただのおっさんやんけ😲」
と「論語」を読んで思いました。
中国では聖人や神様あつかいでしたが……。
よく読むと「ただの人」です。
じっさい「論語と儒教は関係ねーよ」って本もあるみたい。
著者である石平氏によると
「孔子は、巷間言われているような「聖人」ではなく
単なる「常識人」で、たまには弟子に嫉妬したり、癇癪を起こしたりするような「普通のオッサン」」であり
「『論語』は、人々が豊かで幸福な人生を送るための助言が綴られた『常識の書』」とのことだ(レビューより)
信じるものはすくわれる(足元を)
- 「儒教(confucianism=孔子主義)」はなぜおかしくなったのか?
- ただのオッサンがなぜ神様になったのか?
- オッサンの教えはなぜ「神聖なルール」になったのか?
「権力者に利用されたから」でした。
「儒教・儒学」とは、「もともと漢王朝の時代に皇帝の権威を確立するために知識人によって、でっち上げられたもの」(同)
こんなこといくらでもあります。
仏教、キリスト教、マルクス主義、国家神道……。
戦時中、国家神道には「密教と顕教」がありました。
- 一般国民は「天皇は神様」と教えられた
- 一部のエリートは「天皇はただの人間」と教えられた
それが「人間宣言」です。
「ええ……😱」となった。
戦後も同じことがあった。
「スターリンはゼッタイ正しい」
とサヨクは信じてました。
それが「スターリン批判」です。「ええ……😱」です。
こんなことばっか🤣
「信じるものは利用される」
のが世の常です。
この世に「神」や「聖人」なんていない。
ただ人間がいる、それだけです。
リタイアすればみんなただの人
- どんな金持ちでも
- 会社で偉くても
ただの人です。
私もリタイアする前はアイデンティティがあった。