70年前の本を読んでたら楊雄(楊子)という人物がでてきた。
なかなかのリタイアマインドなので紹介します😘
←だいたいみんなこんな顔だよな🙄
揚雄は年少の頃から学問を好み、広く書を読んで見ていない書物がないほどであった。細々としたことは気にしない大まかな性格で、人と論争するのは得意ではなく、黙って思惑に耽ることを好んだ。また富や名声を求めようとしなかった。家産は十金にすぎず、わずか1石(訳31キロ)か2石の米のたくわえもない貧しさであったが、安らかで落ち着いており、度量が大きかった。(揚雄 - Wikipedia)
貧乏リタイア者っぽいですな😂
人生は短い、あくせく働くヒマはない
以下本からの引用。
揚子は列子よりややおくれ、荘子のややまえに活動した思想家で、一般に極端な個人主義者として知られている。かれの説は一時ひじょうに流行したらしいが、かれの説くところによると、人生はかげろうのようにはかないものである。その人生であくせくと名声や栄誉を追うことはむなしいことである。それよりは「口のいわんと欲するところを恣(ほしいまま)にし、飄々然(ひょうひょうぜん)としてもって死を俟(ま)つ1日は一月、一年は十年ならん。吾のいわゆる養なり」という風に、自分本位に生活した方がどれだけましかわからない。みんな自分本位になれば、天下は自然と治る、と言っている。「古の人は、一毫(ごう)を損して天下を利するも与らざるなり。ことごとく天下が一身に奉ずるも取らざるなり。人々一毫を損せず、人々天下を利せず、天下治まる」(エッチな本より)