- 結婚も
- 仕事も
- お金も
- 成功も
- 社会や政治も
どーでもよき無職です。
好きなだけ遊んで、好きなだけ寝る。
おなかいっぱい食えたらどーでもいい。
アパシーこそ幸福への道
- ガッポリ金を稼げ!
- たくさん働いて出世しろ!
- 家族をつくれ!
- 高級車や新築一戸建てを買え!
という世の中です。
年収300万円より年収3000万円が偉いとされます。
私みたいな金がない・働かない・結婚しない人間はカスです。
「アパシー」はストア派の理想です
2000年前は違いました。
ストア派は
「アパシー(アパテイア)」
を理想とした。
アパテイアは「パトスのないこと」です。
パトスはよく「情熱」「情念」と訳されますが。
喜び、恐怖、苦しみ、悲しみ、欲望などの意味がある。
身体の健全な状態にある人々は、暑さや寒さを辛抱することができる。そのように魂の立派な状態にある人々も、怒りや、苦痛や、狂嬉や、その他の情念に堪えることができる。(エピクテートス「人生談義」)
「賢人はパトスに耐えることができる」
ってワケ。
アパテイアは「無関心indifferent」よりも「平静equanimity」が近いけど。
それがストア派の最高の状態なのでした。
現代社会ではアパシーは悪
「アパティアっていいよね~(*´・ω・)(・ω・`*)」
と2000年前の人々は語り合ってた。
でも16世紀後半、英語圏でApathyが使われるようになったとき……
「アパシーはクソ😣」
となった。
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