金持ちになりたいんじゃなかった、ただ自由になりたいだけだった
i never wanted to be rich, turns out i only wanted to be free.
「ただ自由がほしい」なら裏ルートです
雨が降っている。溶けた雪と泥の世界だ。窓の外には、錆びたホンダ・シビックとボロボロのフェンスがある。ぼくは貧乏リタイア(leanFIRE)をまさに楽しんでいる。この投稿は95%がジョークだけど、ときどき自分の質素なオルタナティブなライフスタイルを、自己のイメージを気にする人の視点から見てみると、ちょっぴり恥ずかしくなる。ほとんどの人が、全生活をかけて不幸を磨き上げていると気づくまでは。
私が監視しているr/leanfireで、いいかんじのスレを見っけた。
「Are there any other Leanfired literature buffs who feel like Miss Havisham? : leanfire」
ミス・ハヴィシャムは「大いなる遺産」の気狂い老人。満足荘(Satis House)で暮らす。
ほとんどの人は、真実よりウソを求める
「ほとんどの人が、全生活をかけて不幸を磨き上げていると気づくまでは。」
これは100%いまの世界だw
サブレディットでされているアドバイスを見てみろ。やってることは自分の虚像を売ることだ。ただ笑って、いつも幸福でおもしろいことをしているように見せかける。偉大な野望をもっており、ネガティブな要素は微塵もないように偽る。実際、彼らはなにをしてるか? クソくだらないことだ。働きに行く。帰ってテレビを見る。そしてゆっくりと肉体的精神的に朽ちていく。
それでも、彼らはジェームズ・ボンド並のすばらしくておもしろいパートナーを望む。最悪なことには、真実を求めるよりは、ウソを求めるんだ。
学習するまでは、10年もカリスマ的なナルシストと付き合うことになるだろう。
アーリーリタイアもおなじ。20代のときにはあざ笑う。30代には羨ましくなる(それでもバカにする)。40代は嫉妬。逃げ場のないルーチンに閉じこめられるから。
- 「ぼくはすごいことしてるんだ!」
- 「でかい仕事をしてる!」
という人は多い。
しかし、何の役にも立たない、何の影響力もない、むしろだれかが不幸になる――そんな仕事はクソほどあります。
◆
カリスマ的なナルシストはとても多い。
ビジネス書コーナーの半分くらいはナルシストではないかと思います。
そういう連中にからめとられるのは
「真実よりもウソを求める人」です。
関連:【買ってはいけない】ビジネス書・自己啓発書を読むのは「ムダ」です
貧乏リタイアは水を得た魚
もともと質素倹約な人にとって、貧乏リタイアすると水を得た魚だ。モノやおカネをそんなに考えないことは平和なことだと思う。他の人を批判しないようにしているが、そこらにいる「経済的な責任がある」人々は、良いクルマやエキゾチックな休暇、ステキなシステムキッチンに執着しているように見える。私は理解している。人口の95~95%が自分の世界観と違う場合、定義上、自分が狂人になる。それでも世界のほかの人たちが変人であるように感じる。
私はYouTubeで開墾やキャンプの動画を見て、友人たちとのあいだに広がる差異に予防線を張っているようなところがある。ド田舎で棒きれだけで生活している人を見れば、アメリカ中流生活は、バッキンガム宮殿に住んでるようなものだ。彼らに比べたら、私たちはまったくふつうの消費者である。
- 蛇口をひねれば水が出る
- 雨風しのげる家がある
- YouTubeやゲームで楽しめる
金持ちも貧乏人もたいしてかわらない。
公園野宿でもするといいです。
「いかに自分が豊かなのか」
気づきます😂
関連:【1000円旅】横浜・山下公園で「都会野宿」してきました
終わりに 貧乏リタイアは「隠された道」です
- お金はなくていい
- 自由がほしい
貧乏リタイア的な価値観は私にとっては「ふつう」です。
でも、世間では「クレイジー」です。
貧乏リタイアについての本は読んだことがない。そういうサブレディットを読んだことさえない。貧乏リタイアという名前があると知るまで、数十年、貧乏リタイア的に生きてきた。同じようなことをしている人がいると気づいたのは、ほんの数年前のことだ。
と投稿者がレスしてた。
「金持ちになれ!」
と私たちは100万回教えられる。
「金持ちになること、それが自由への道なのだ」
と。
実際には、自由はそんなにお金がなくてもゲットできる。
でも社会はそれを教えません🥺
「自由人なんていらない」
からです。
- 働かない
- 消費しない
- それでハッピー・満足である
こんな人間は社会にとって悪夢です😱
GDPにとって理想的な市民は、がんを患うギャンブル狂で、離婚調停が長引くせいでプロザックを常用し、ブラック・フライデーには狂ったように買い物にふける人だ。(「隷属なき道」ルトガー・ブレグマン)
だから、貧乏リタイアは隠される。
ほとんどの人は見つけることのできない
「見えざる道」
ってわけ……😘
今日のすすきの😅
関連:【チート】リタイア生活は「ズルい」生活です
関連:【独立】「一匹オオカミ」として生きる裏ルート
関連:【隠者】お金や名声より「ひっそり暮らす」方が好きです
関連:【アブナイ無職】会社をやめると「再野生化」します