つねづね感じていることがあります。
「リタイア生活にはお金以外のすべてがある」ということです。
リタイア生活で得られるもの
自由な時間
なんといってもこれでしょう。
朝起きて「今日一日が自分のもの」と思えることほど幸せなことはありません。
24時間を自分の好きなようにデザインできます。
昼寝してもいいし夜型の生活に移行してもいいです。
一日引きこもってゴロゴロ漫画を読んでもいいし、ぶらっとどこかに旅行してもいい。
もちろん興味の赴くままに趣味に打ち込んでもいい。おもしろそうな本を見つけたら、2~3日ぶっ続けで読んでもいいわけです。
だれかに文句を言われることはありません。
自由とは、結局、自分が自分の人生の主人であるということです。
「自由な生活は退屈でつまらないんだ」と考えるかもしれませんが、実際には「おもしろくするのも楽しくするのも自分次第」といえます。
健康な肉体、健康な精神
「働かないと心身に不健康だ」
と思う人がいるでしょう。
メタボになったり鬱病になるぞ、というわけです。
ただ、私個人としては働いていたときよりずっと健康になりました。
- たっぷり時間をかけて運動しているので働いているときより健康的です。
- たっぷり寝たいだけ寝ているので寝不足がありません。
- 仕事のストレスがないので暴飲暴食することもありません。
- 自炊中心で健康的です。
精神的にも安定しています。働いてるときは自分の人生が自分のものじゃないような空虚感があった。(まあ実際に経営者の利益追求のために私は働いていたのですが)
でもいまは自分の好き勝手に生きている感覚があります。
そして、「つねに時間に追われている感覚」「義務に縛られている感覚」がなくなって「いまここ」を楽しむことができています。
仕事を辞めてから怒ったり悲しくなることはほとんどなくなりましたね😅
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経済的な安心感
働くのをやめたときのほうが経済的安心感がある
という不思議な現象です。
「お金」はないんです。ただ安心感がある。
おそらく、これは持ち家のド節約生活をしているからだと思います。
- 月3万円くらいで生きていける
- お金がなくなっても少し働くだけでいい
結果的に「食いっぱぐれることは絶対にない」という確信が持てています。
人生ってこんなかんたんだったのか……🤔
となります。
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会社員で得られるもの 「安定した給料」
- 自分の時間を失って
- 自由を失って
- 他人のためにアクセク働いて
- 心身の健康を失って
- 怒ったり絶望したりしてまで
働く理由とはなんぞや?
賃金です。
私たちはただ賃金を得るために人生を台無しにします。
これが「賃金奴隷」と言われるゆえんですね。
結局、やりがいだの社会貢献だの言われますが。
まず第一に私たちはお金のために働いているのです。
「無職は「世間体」を失うだろ? 無職なんて虫けらと一緒の扱いなんだよ」
という意見もあるでしょう。
どーでしょう? 私自身はそんなに「世間体」で悪影響を受けた覚えがありません。
私はリタイアしてることを公言してません。周囲の人間には「ネットワークビジネスで稼いでます」とウソついてます。(まあこのブログも月収5000~1万円稼いでますからね😂)
それで何も問題ないです。
高齢の方に言っても、「最近はいろんな働き方があるものねえ」と理解されることがあります。場合によっては羨ましがられます笑
おそらく、バカ正直に「資産で食ってます」「無職でぐーたら暮らしてます」と言わなきゃいいだけでしょう😂
まとめ リタイアして「豊か」な人生をおくろう
私にとっては上が真理です。
社畜ライフに戻ることはないでしょう😅
もちろん、お金は大事です。お金は超便利なマルチツールで、あるに越したことはありません。
でも、それを得るために犠牲になるものが大きすぎます。
結局、ホワイト社畜ライフで年収1000万円あっても、やっぱり時間や自由の点からいうと「貧しい」と思います。
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リタイア生活――とくに貧乏リタイアでは、お金をじゃぶじゃぶ使うことはできません。ポルシェは買えないし、豪華なグルメを食べることもできません。
「受動的消費活動」を楽しみたい人は、「そんな生活まっぴらごめんだ!😭」と思うでしょう。
でも、お金がなくっても人生を主体的積極的に楽しめる人であれば、実はひじょーに「豊かな日々」が送れるのです。
リタイアした方が、働いてるときより豊かになれる。
そんなことも珍しくないでしょうね😘