30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

リタイア生活は不幸?→会社員よりずっとマシでした

「早期リタイアは不幸になる」

とよく聞きますがほんとうでしょうか?

早期リタイア者は「アンハッピー」か

リタイア者にも種類があります。

リタイアした理由が能動的か消極的かでだいぶ違ってきます。

  • 会社に早期退職を告げられて早期リタイアした
  • 障害や傷病など、精神的・肉体的に労働を続けるのが困難で早期リタイアした

こういったケースでは消極的にリタイアしてるわけで、「リタイアするためにコツコツ金を貯めて実現した」自発的リタイア者とは区別すべきです。

「早期リタイアは不健康になる」「寿命が短い」「幸福度が低い」などの記事を見ることがありますが、なかなかここを区別した統計は見たことがないのです。

ともあれ、リタイア者の1割以上が「今の生活を楽しんでいない」という統計があるみたいですし(参考)、リタイアに向いていない人もいることは事実でしょう。

「仕事」は自殺の最大の原因

一方で、労働はどうでしょうか?

政府統計によれば、「仕事による過労」と、労働関連のうつ病を含む健康上の問題が、自殺の最大の動機であり……2008年の自殺者の47%を占めている。(Suicide in Japan - Wikipedia)  

 (日本語版Wikipediaは情報の偏りがひどいので参照しません😂)

2008年の自殺者数は32249人です。つまり15157人が労働関連で自殺したことになります(リーマンショックの年なのでやや多いのかもしれません)。

自殺者が一人いれば、自殺未遂者が二十人いることになり(参考)、おそらくさらにその十倍が「死にたい」と希死念慮を抱いているでしょう。

単純計算すると、1.5万人を殺し、30万人に自殺未遂をさせ、300万人に「死にたい」と感じさせる。それが日本の労働なのです(少なくとも2008年はね)。

もちろん、そんな仕事を「好き」で「楽しめる」人はわずか。日本人のほとんどが仕事嫌いであるとも言われています(参考)。

「生まれ変わったらまたサラリーマンになりたいか?」

「中小企業経営者とサラリーマンの生活比較調査」によれば、中小企業経営者に「生まれ変わったらまた経営者になりたいか」と聞いて、58%がなりたいと答えました。

一方で、サラリーマンで「もう一度サラリーマンになりたい」と答えたのはわずか7.2%でした。 ほとんどのサラリーマンが「今と同じ人生はごめんだ」と思ってるのです。なんて悲しいことでしょう。

もう、今辞めちゃえよと思いますけどね😂

 

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🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣

結論:リタイア生活のほうがずっとしあわせ

たしかに、仕事は楽しいです。自分のために自発的にやる場合は。

でも、「生活のために仕方なくする労働」が楽しいわけがありません😂

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労働は人生を不幸にし、さらに殺しもします

そんなドス黒い労働生活を「すばらしいものだ!」と讃えて「リタイアすると不幸になる」と脅す人がいるとしたら……犯罪的ですらあります😅

リタイア生活があまりに美化されすぎな点はあると思います。慣れたらただ毎日が日曜日なだけの普通の生活ですからね。しかし、会社員生活に比べたら雲泥の差です。

少なくとも、私は二度と会社員に戻りたくないですね😘

著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!