バック・トゥー・ザ・ニンゲン
リタイアして一年が過ぎました。
このあいだどんな変化があったかを書いてみます。
セミリタイアして変わったこと
リタイアすると人間になれます🤣
1.時計を気にしなくなる
社畜時代は時計の奴隷でした。
- あと○○分で出勤しなければいけない
- ○○分までにアレをしなければいけない
- ○○時間働いたから給料○○円分だ
- あと○○分で退勤だ
物心つくころには私たちは時計に支配されます。
学校にはかならず大きな時計がありますよね?🏫
学校でまず教わるのは「時間を守ること」です。
リタイアすると時計から解放されます。
時間を気にする必要があるのは、人と会うとき、電車に乗るときくらいです(田舎なので😚)。
あとは「したいときにしたいことをする」ようになります。
人間には自然のリズムがあります。
働きたいときに働いて、遊びたいときに遊ぶのがいちばんです。
時計に支配される生活は病的です。
「時間を守れないとか社会人としてサイテーなんだが?😤」
と思うかもしれませんが……。
初期資本主義の労働者も同じことかんがえてたみたい🤔
私は、規則的な時間と規則的な習慣を、人間に対する最大の侮辱だと考えた……誰もが大きな不満を抱いていた。というのも、自分たちの好きなときに出入りできず、自分たちが望む休暇を取ることもできず、かつて行っていたのと同じことを続けられなかったからであり、仕事が終わったあとも、同僚の意地悪な監督の対象となったので、制度全体が完全に嫌悪の的になり、私もそれをこわさざるを得なかった。(無名の靴下製造業者)
わかる😘
2.オン・オフのスイッチがなくなる
人間にスイッチはいらない
- 一日8時間、会社のために奉仕する
- 余暇を楽しみ、自分のために生きる
社畜は「ジキルとハイド」です。
「社会人はオン・オフの切り替えが大事だ😠」
とよくいいますが。
自分がふたつに引き裂かれてる状況はよろしくないでしょう。
リタイアすると、つねに「ほんとーの自分」です。
労働と余暇の区別がないんですね。
「お前はブログ書いてるから働いてるだろ?」
と思うかもしれませんが……。
ブログはお金が発生しますが、仕事という感覚はありません。
ほとんど遊びです🤣
んなわけで、オン・オフの切り替えはなくなります。
「つねにオンであり、オフである」
そんなまったり状態になります……😘
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3.忘れる・ミスすることが怖くなくなる
学生時代は忘れ物をしまくってました。
社畜になってからも、ポカミスが多かった。
怒られることも多かった。
だから必死にミスしないよう、 忘れないよう努力してた。
しかし、いまはこう思います。
「忘れ物しただけ、ミスしただけであんなに怒る必要あるか……?🤔」
リタイアすると忘れ物やミスは増えます。
生活がのんびりしてますから😚
- バイクのキー挿しっぱなしでバッテリーをあげる
- 図書館に本を返しにいって本を忘れる
でも、失敗しても「へへへ😝」と笑って済ませられます。
社畜時代の「やばいどうしようどうしよう死にたい😭」というあの感じがなくなる。
まーリタイアしても大事なこと(ホテルの予約日とか治験の検査日とか)はゼッタイ忘れませんから。
仕事でミスが多い、忘れ物が多いのは、「こんなんどーでもいいわ……🥺」と思ってるからですよ。(実際どーでもいいからしょーがない🤣)
「すぐ忘れる」「ミスする」から「自分はダメな人間だ~😭」と思う必要はありません。
実はあたまいい人ほどすぐ忘れるしミスが多かったりします。
- ポアンカレは財布をよく落としたので、財布に鈴をつけました。
- ニュートンは卵を茹でようとして時計を茹でました。
- エジソンは実験に没頭して自分の結婚式に出るのを忘れました。
「忘却はよりよき前進を生む」とニーチェはいいました。
ミスや忘却から新しいものが生まれるのです😊
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4.周りの目を気にしなくなる
「出る杭は打たれる」(deru kui wa utareru)
は日本文化を象徴する言葉として海外でも有名です。
周りの目を気にしなければ生きていけません。
自分の本音を隠す。
仮面をつける。
それなりの服をきて、それなりの礼儀をわきまえて、それなりに社交する。
クソ息苦しい生活だったなあ……🤮
リタイアすると他人の目を気にすることはなくなります。
ひとり海水浴します。
公園野宿します。
どんなときもクロックス。
ファッキン楽です……😎
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リタイア後は個性を隠す必要はありません。
むしろ個性を活かそうとなります。
ブログやYoutubeは、個性がないとクソつまんねーです。
人生よよよ氏やからあげ隊長がおもしろいのは、強烈な個性があるからです。
「模倣は絶対悪」
ということですね……😘
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5.お金の不安がなくなる
「毎月何十万円も入ってくる社畜生活」より、
「リタイアして治験やブログでちまちま稼ぐ生活」
の方が経済的不安がないです。
これはなんども書いてますね。
はいってくるお金だけ見れば社畜ライフのほうが豊かです。
でも、社畜は不安がつきない。
会社に生活を依存してるからです。
リタイアすると「経済的自立」が実現します。
生きていくのに最低限必要なお金もわかる。
そして、いろんなお金の稼ぎ方も見えてきます。
「どーやっても生きていけるや😚」となる。
リタイアすると、「self-sufficient」の状態になるというわけ。
「お金なんてどーでもなるわ~」
となります🤣
終わりに リタイアして人は「人間に戻る」
「ありのままの自分になろう」
とテレビCMでよく言ってます。
「この商品を買えば、ありのままの自分になれますよ~」というわけ🤣
アホですよね。
「ありのままの自分になる」って、何かをつけくわえることじゃない。
余計なものをなくすことです。
モノを捨てる。
肩書を捨てる。
慣習や常識を捨てる。
そして社畜ライフを捨てる……🤣
そこにほんとーの自分があります😚
子どものときを思い出しましょう。
時計なんて気にしなかった。
忘れ物を気にしなかった。
ミスを恐れなかった。
お金の不安なんてなかった。
高級車がなくても、豪邸がなくてもしあわせで、毎日が光り輝いてました……。
リタイアすると、そんな幼年期に子どもがえりした気分になります😍
好きなことを好きなだけする。
ストレスや怒り、不安とはバイバイです👋
それが本来の人間なんだと思いますよ。
学校教育や会社組織で、私たちはぎこちないへんてこな存在につくりかえられます。
でも、リタイアすることで
「自然な人間に戻る」
ことができる、というわけです……😘
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