リスクなど存在しない
- 山をなめるな!
- あらゆるリスクを想定しておけ!
と登山初心者はギャンギャンいわれます。
リタイア生活も同じで
- 1000万円でリタイア? 人生なめるな!
とか言われる。
現実にはよゆーなんですが……🤣
帰国後初登山いってきました😘
リスクは存在しない
「未来をコントロールできる」という高慢さ
「1000万円でリタイアできるはずない!」
という人のほとんどは社畜でしょう(たぶん)。
実際にリタイアした人は
「1000万円でもまーできるんちゃう😅」
って感想を持つでしょう(たぶん)。
リタイア生活のことなんて、実際にはリタイアしないとわかりません。
しかし、私たちは、知らないものを知っていると思うことができる。
- 「ロッキー」を見れば、自分がプロボクサーになった気分になる
- 「プライベート・ライアン」を見れば、自分が兵隊になった気分になる
同様に、「リタイア失敗しました、後悔してます😭」という記事を読めば「リタイアはリスキー!🥺」と考える。
しかし、それは知っているのではない。
「知っていると思い込んでいる」
だけなのです。
重要なのはリスクよりも危機対応
「起きた問題」だけ考えりゃーいい
リスクは私たちの精神や文化から独立し、実際に存在するのではない。人間は危機や不確実な生活を理解する助けとして「リスク」という概念を発明した。危機は現実ではあるが、しかし「現実的リスク」や「客観的リスク」のようなものは存在しない。
とダニエル・カーネマンはいった。
私の洗濯機がこのまえ壊れました。
- 洗濯機が壊れる「リスク」は、現実ではない
- 洗濯機が壊れる「危機」は、現実です
未来は「まだきてない」と書きます。
現実に存在しないものは幻想です。
そんなことに気をつけてもしょーがない。
いまある危機に専念しましょう。
危機がないなら、人生をてきとーに楽しめばいい😚
危機対応しまくれば怖いものがなくなります
「もう終わりだよこの生活😭」
洗濯機が壊れたときは絶望しました。
が、結局自分でなんとかした。
リタイア者はヒマなので、危機に全力で取り組むことができます。
- 洗濯機の情報を全力で調べて
- 自分で試行錯誤して
- なんとなくなおった
リスクを妄想してもなんの経験にもなりません。
が、危機に直面すると経験値があがります。
つぎに洗濯機が壊れたときには、技術や知識や経験があります。
リタイア生活が危機に直面するたび、経験値が高まります。
そしてしだいにイージーになっていく。
「人間の持つものの中で、自分自身に基礎をおかぬ力ほど不安定で、はかない
ものはない 」
とゲーテは言った。
自分で対処するリタイア生活は「自分自身に基礎をおく力」が身につきます。
安定・確実であり、生きる自信につながります。
終わりに リスクを考えるのは時間のムダ
まだリタイアしてないのに、どうしてリタイア生活の心配をするのか?
自戒をこめていいますが
「未来のことを予想できる」
という高慢さは捨てた方がいいです。
結局、私たちに未来のことはわからない。
リタイア資産10億円ためても明日交通事故で死ぬかもしれない。
- リタイアは危険!
- 貧乏人が働かないで生きることは不可能!
という言説があふれてます。
しかし、このリスク論は「自分の経験」から生みだしたものか?
社会が植えつけた幻想か?
社畜にリタイア生活のリスクを想像することは困難です。
リタイアしてないからです🤣
一生懸命リスクを妄想しても、足かせになるだけかもしれない。
もっと気楽にチャレンジすればいいのです。
- よけーなこと考えない
- 問題が起きたら、ちゃんと処理する
- あとは気楽にてきとーに生きる
そーすりゃ
「サステイナブルなリタイア生活」
は勝手にできあがるんですね……😘
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