30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

こんな国で子どもつくるのはアホと上流階級だけです

出生数がめちゃんこ減っているみたいです。

これは当然だと私は思うのです。

結婚のメリットがなくなっている

家族とは、相互にメリットがあるから成り立つ関係です。

少し前まで……男性は働かなきゃいけないが、家事をするのが大変でした。女性は働き口がなくて、あっても低賃金で、男性に養ってもらう必要がありました。

しかし最近では、家事はスイッチひとつでできます。レンチンすればコンビニ弁当はほかほか、ドラム式洗濯機があれば汚れた衣類はスイッチひとつで乾燥までノンストップです。昔は炊事洗濯だけで何時間もかかりましたが、今はスイッチポチーで終わり。

そして女性の働き口も増えています。男女同権の時代ですからね。男性より稼ぐ女性なんて珍しくないです。

家事が大幅に簡略化されて、女性が経済的に独立すると、結婚するメリットはほとんどなくなります。

「子ども」が贅沢品になっている💸👶💸

例外は「子ども」です。子どもを持つには結婚するしかありません。

しかし、「子ども」は決して経済的な投資とはいえません。

昔の農民がぽんぽこ子どもをつくって「子宝」とありがたがったのは、子どもが6歳にもなれば貴重な労働力となり、あるいは商人に売ってカネになるからでした。なので当時は障害児が生まれたらさっくり殺しました😨

現代日本では、子どもは15~18歳まで育てなきゃいけません。そして18歳で高卒で働いても月収15万円のワーキングプアになるだけです。じゃあ有名大卒に育てるかーってなると数千万円の莫大なカネがかかり、貧困層にはムリ。

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もちろん子どもを持つメリットは単に経済的なものではありません。

「楽しいから」「時間つぶし」「寂しいから」「かわいいから」「血筋を残す」「周囲の目があるから」「家督や職業的権益を継ぐ」「ダーウィニズムを信じてるから」などあるでしょう。いまだに子どもがいないと昇進に不利になる会社とかありますしね。

しかし、今の若者を見ればわかりますが、「親孝行なんてしたくない」「自分の好きに生きたい」というような人が増えています。子どもが親の思い通りになるような時代でもないです。

人間は他の動物と同じく損するのが大嫌いな生き物です。「非経済的」となった子どもが減りつづけるのは当然です。

出生数低下は当然です

「子どもが負債となる」「子どもが贅沢品である」

こんな時代では、子どもが減り続けるのは当たり前です。

解決策は、子どもを育てる経済的なインセンティブを増やす、これしかありません。「独身はみじめ」「子育ては楽しい」とかプロパガンダしても意味ないです。

いまの日本のように

  • まともに稼ぐ子どもを育てるにはアホみたいなカネをかけなきゃいけない
  • カネをかけないと子どもがワーキングプアになる

そんな国では、アホと上流階級しか子どもをつくりません。

私も今のところ、子どもをつくる気はないです。

一人あたり10万円のベーシック・インカムとか支給されたら考えますが……😝

著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!