リタイア生活は楽園ではありません!
単なるひとつのライフスタイルです。向いてない人には向いてない。
「こんなはずじゃなかった!」とならないために、リタイアする前に知っておくべきことを書きました。
セミリタイアする前に知っておくべき5のこと
1.リタイアと休暇は違う
- 理想→リゾート地で日光浴しながらカクテル飲んでるイメージ
- 現実→家でゴロゴロしながらチューハイ飲んでる
リタイア生活は、会社員の長期休暇の延長のように思われがちです。でも現実は違います。
長期休暇は、仕事に戻るまでの制限時間があります。だからその時間を最大限楽しむために、あれこれレジャーや旅行を計画します。
一方で、リタイアすると「仕事に戻る」ことがありません。あれこれ予定を詰め込む必要がなくなります。
時間に対する関わり方が根本的に変わるのです。生活はすろ~~~になります……。
スローロリスくん
この感覚は、リタイアする前に知ることは難しいと思います😅
2.リタイアすると孤独になる
仕事場で毎日のように顔を合わせていた人、毎日話していた人とは、驚くほど疎遠になります。もって1年でしょうね。
孤独が好きで、人間関係が煩わしいと思う人はリタイア向きですが、そうでないと難しいかも。若年リタイアほど、まわりはほとんど働いてるから孤独でしょうね。
人恋しくなったら、同好会やボランティアに参加するといいでしょう(私はまだしてませんが)😅。
関連:【孤独】ひとりぼっちのセミリタイアは不幸なのか?
セミリタイアに向いてない人もいます
3.リタイアすると生活が大きく変化する
会社員は労働時間を会社に拘束されます。実はそれだけでなく、自由時間もけっこう会社に縛られてるものです。
朝はせかせかとご飯をたべて、ひげを剃って、夜は酒を飲んで仕事のストレスを発散して、明日の労働のために早く寝る……。
自由時間も労働の影響を大きく受けているのです。
でも、リタイアすると自分のやり方で生活を整えるようになります。寝たいときに寝て、食べたいときに食べる。
会社員時代とは生活がまるっと変わりますよ。
4.リタイア後は思ったほど金はかからない
前にも書きましたが、リタイア生活にはお金がかかりません。
セミリタイア生活だとある程度働く必要がありますが、想定するより労働時間が少なくて済むでしょう。
ただ、リタイア生活に入る前に、家計簿はつけてだいたいの支出は計算しておきましょう。事前にカリカリに支出を抑えると、経済的不安が激減します。
5.「何をするためにリタイアするか」が大事
労働がイヤでリタイア生活に憧れる人が多いと思いますが、「何かがしたいからリタイアする」と考えるべきです。
- 自分がどんな人間なのか
- 人生で何をしたいのか
よく考えてからリタイアしましょう。
リタイア生活=ハッピーライフというわけではありません。
「人生は、振子のように、苦悩と退屈をいったりきたりしている」といいます🤔
労働から逃げた結果、退屈に悩まされたら喜劇ですよ。
終わりに
- 時間感覚の変化が起きます。
- 孤独になります。
- 生活が根本的に変わります。
- 支出はそれほどかかりません。
- 目的がないと退屈に苦しみます。
私はリタイアして半年(150万円ハウスを買ってから4ヶ月)なので、若輩リタイア者なのですが、いろんな先輩リタイア者の意見を参考にしながら書きました。
私自身、これらの変化を感じているところです。
セミリタイアは楽園ではありません。私は会社員は奴隷制度だと思ってますが、世の中、会社員に向いてる人も多いです。自分の性格や適性をよく考えてリタイアすることでしょう。
ま、私はほぼ100%満足してますけどね(*^^*)