社会を離れてひっそり暮らし系無職です。
なんで社会が嫌いなのか?
社会が嫌いな理由
「Society」の語源は「仲間、集まり、友好的関係」です。
「社会」は「Society」の約語です。
「明治八年に中国古語「社会(農耕地の神中心の会合)」を当てた言葉」
とある(「日本語源広辞典」2010)。
私は日本語の方が適切だと思うのです。
つまり、社会は
- 農耕を行う重労働者の集まる
- 神というフィクションを中心とした集団
社会は重労働なのがクソ
人類史の99.9%は狩猟採集生活でした。
そのへんにいる動物をハントした。
そのへんにある木の実をゲットした。
「農耕は偉大な発明だ」
というかもしれないが、実は狩猟採集の方が「楽」でした。
「狩猟採集民は週15時間しか働いてない」
とマーシャル・サーリンズが言ってます。
(まあこれは「食料獲得」だけで、調理時間とかは含んでない。たとえば集めたクルミを割ったりするだけでもたいへんです)
いずれにせよ農耕の方が重労働なのでした。
初期農耕の人骨は、関節がすり減り、低身長で、骨粗鬆気味だった。
つまり「重労働なわりに低栄養」なのでした(もちろん感染症地獄🥺)
狩猟採集時代は「楽にゆたかに生きていた」。
農耕社会が生まれた(=文明が生まれた)ときに
「ワーキングプア」
も生まれたのです……😭
社会はフィクションでできている
たまにテレビを見るとビビります。
言葉は無限にあふれている。
ずーっと何かが言われている。
書かれている。
でも、なにひとつ、肝心なことには触れない。
あるいは、肝心なことはウソをつく――。
私たちの脳は……メディアの情報を処理するようにできていない。……なぜなら、見ることは信じることだからだ。私たちは錯覚を見分けて、見たものから引き算して考えるようにはできていない。
(「フィクションが現実となるとき」カレン・E・ディル-シャックルフォード)
なぜヒトは農耕社会へ移行したのか。
ワープア重労働を受けいれたのか。
ひとつは「奴隷だから」です。
アダム・ホックシールドによれば、1800年になるまで、世界人口のざっと4分の3は束縛されて暮らしていた。東南アジアでは、初期の国家はすべて奴隷制国家であり、奴隷狩り国家だった。(「反穀物の人類史」ジェームス・C・スコット)
でも現代は「奴隷解放」されている。
なぜ奴隷みたいな労働者がいるのか?
「騙されやすいから」
かもしれません。
「働かないで食う」階級は、主に司祭(政治家や宗教家)と戦士(職業軍人)でした。
- 「俺たちのおかげで、農業がうまくいってるんだ🤗」
- 「俺たちのおかげで、この土地が守られているんだ😘」
と、労働者である農民(奴隷)は騙されたのかもしれない。
現代でもたいして変わらない。
政治家、メディア、企業、官僚。
みんなウソをつきます。
まあ彼らにはウソをついてる自覚もないかもしれない。
支配者の仕事とは、ウソをつくこと。
それで成り立つのがこの社会なのです。
しかし、しんどい労働を死ぬまで続けなければならない奴隷にとって
「優しいウソ」
ほど慰めになるものはない。
労働はすばらしい。
いつか報われる。
死後、救済される……🥺
終わりに 社会を離れる「野蛮な」生き方
- 重労働がイヤ
- ウソがイヤ
私が社会をキライな理由はこの2つです。
- お気楽に働きたい
- ウソなく生きたい
「社会から離れる」
ことでこれがだいたい実現します🤗
社会の「中の人」は私をバカにするでしょう。
野蛮、低俗、無能、貧乏人、怠け者、バルバロイ。
でも、私からすれば「騙されている」人の方がアホ😂
たぶん、こーいう考え方は農耕が生まれてから珍しくはなかった。
隠遁者とか「ゾミア」とか。
たまたま現代に生まれた私も
「アソーシャルな無職」
として、自由に楽しく生きていきます……😘
[asocial]
- 非社交的な、社交嫌いの、人付き合いの良くない、愛想のない[悪い]、無愛想な
- 社会を乱す、反社会的な
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