ほとんどの人があきらめる。そして、きみのような一握りの人間が戦う道を選ぶんだ
「金持ち父さん貧乏父さん」を読みました
「金がジャマくせーから投資でもすっか」
と思ってる無職おじさんです。
勉強のためにロバキヨを再読しました。
おもしろかったとこを紹介します……😘
「人間はだれだって人生につつきまわされている。中にはあきらめてしまう人もいるし、戦う人もいる。でも、人生から教訓を学んで先に進んでいく人はとても少ないんだ。そういう人は人生につつかれるのを喜ぶ。人生から何かを学ぶ必要があることを知っているからだ。それに、自分から学びたいと思っている。そういう人は人生からつつかれるたびに何かを学び、先に進んでいく。でも、ほとんどの人があきらめる。そして、きみのような一握りの人間が戦う道を選ぶんだ」(改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん/ロバート・キヨサキ)
光のリタイア戦士たちですね……🤣
お金について勉強しよう
「じゃあ、どうすれば問題が解決できるんですか?」
「ここだよ」金持ち父さんは私のアタマを軽くつつきながら言った。「きみの耳と耳のあいだにあるこいつを使うんだよ」
私は最近、多くの人がお金の心配ばかりしていて、もっと偉大な富、つまり「教育」に心を砕こうとしないことに懸念をいだいている。柔軟性を持って新しいものを喜んで受け入れ学びつづけるならば、人は変化を乗り越えるたびにどんどん裕福になっていく。お金があればすべての問題が解決すると思っている人は、これから先、苦労するだろう。問題を解決し金を生むのは頭脳だ。ファイナンシャル・インテリジェンスの乏しい人が持っているお金はすぐになくなる。
- お金の知識をつけよう
- お金の勉強しよう
ということはこの本でくりかえし説かれます。
ほとんどの人は、お金のために働きます。
でも、
- 働くことは学ぶが
- お金については学ばない
という人が大半です。
だから
- アホな買い物をする
- アホみたいに税金を払う
- 投資しない
そんでお金を失う。
お金を失ったら?
働かなければいけません。
ぐるぐるとおなじところを回ることになる。
死ぬまでです💀
「貧乏や金詰りの一番の原因は国の経済や政府、金持ち連中のせいなんかではなく、恐怖と無知だ。人間を罠にかけるのは自分から招いた恐怖と無知なんだ。」
と金持ち父さんはいいます。
これは新自由主義的な自己責任論でどーかと思いますが🤔
恐怖と無知から解放されたら、ラットレースからの脱出も可能ということです。
富裕層ほど税金を払わない
「おとなしく税金を払っているのは中流以下の人だ。たしかに私の方がきみのお父さんより稼いでいるけれど、きみのお父さんの方が税金をたくさん払っているんだよ」
- 事業主は「年収」から「経費」をひいて、そこから「税金」を払います
- 労働者は「年収」から「税金」がさっぴかれ、そこから「生活費」を払います
経費はかなり「ワイルドカード」です。
「もっと金を儲けるための投資」にはもちろんつかえます。
通勤用の自動車・(研修)旅行・(会議のための)食事にも使えます。
「事業主の方が金を稼いで高級車にのりながら、労働者より税金を払わない」
これが現代社会です。
ちなみに、
「政府で働いている人たちは怠け者の泥棒だ」
と金持ち父さんはいいます。
「金持ちは欲の皮の突っ張った詐欺師だ。もっと税金を払わせるべきだ」
と貧乏父さんはいいます。
子ども時代のロバキヨは「どっちが正しいのかなあ🤔」と迷ったようです。
私は……両方正しいと思います🤣
投資を恐れてはいけない
人が金銭的に成功を収めることができない最大の理由は、慎重にやりすぎるからだとよく話してくれた。「人は損をするのが怖くて、そのために損をする」というのが金持ち父さんの口癖だった。
世の中にお金に困っている人が多いのは、投資に関することとなると、「空が落ちてくる、空が落ちてくる」と根も葉もない警告を発して騒ぎ立てるチキン・リトルのようになってしまう人がたくさんいるからだ。
「リスクをとる」人が金持ちになれます。
「銀行貯金」と「長期投資」なら、期待値では長期投資の方が上です。
インフレだけ考えても、貯金の価値は減ります。逆に投資資産は増える。
でも投資しないひとが大半です。
リスクを恐れるからです。
まあ、私はビンボー人に「リスクをとれ!」というのはどうかと思います。
ロバキヨは中産階級の出身だから、いざとなれば親でも親戚でも友人でも頼れます。
貧困層は金を失ったら即、露頭に迷います。
ともあれ、どこかで投資しないかぎりはお金を失いつづける……🥺
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他人ではなく自分を信じる
富を築くのをさまたげるハードルのうち越えるのが最もむずかしいのは、自分自身に正直になり、人と違ったことをするのをためらわないことだろう。市場でいつも遅れて買い始め、大損をするのは無知な大衆だ。
「バイハイセルロー(高く買って安く売る)」が大衆の投資です。
ひとと同じことをしてたら勝手にそーなります。
私たちに必要なのは自分のこころを信じること。
そして人々の逆をいくことなのです……😘
忙しい人が一番の怠け者
近頃私がよく出会うのは、忙しすぎて自分の財産に注意を払うことを怠けている人たちだ。自分の健康に注意を払うことを忘れている人もいる。どちらの場合も理由は同じ――忙しいからだ。こういう人たちがいつまでも忙しい状態を続けるのは、自分が真正面から立ち向かわなくてはならない問題を避けるためにほかならない。
これはすげーわかります。
社畜やビンボー人の多くがアホです。
元からアホなのではありません。
時間がないからです。
「立ち止まって、少し考えてみる」
それだけで人は賢くなります。
でも、そーする人は少ないのです🥺
怠ける心に打ち勝つためには、ほんの少し欲張りになればいい。
……「もしこれから一生働かないで暮らせるとしたら、どんな人生になるだろう?」「ほしいものがすべて手に入るだけのお金を持っていたら、私は何をするだろう?」
とロバキヨはアドバイスします。
私はお金はともかく、自由や時間についてはちょー欲張りです。
みなさんももっと「ほしいほしい🥺」と欲張りになりましょう。
自分がほしいものがなにか知ってる人じゃなけりゃ、ゲットできるわけがないのです……。
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「ほんとーの資産」とはなんぞや?
- 株
- 債権
- 収入を生む不動産
- 手形、借用証書
- 音楽、書籍などの著作権、特許権
- その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など
実践的な内容です。
ただ、本書を読むとこれに「追加項目」があることがわかります。
「知識」や「スキル」です。
「知識が私にお金を儲けさせてくれる。無知はお金を失わせる。傲慢さが頭をもたげてくると、いつも私は損をした。なぜなら、傲慢な気持ちでいるときは、自分が知らないでいることは大して重要じゃないと本気で信じているからだ」金持ち父さんは私によくそう言っていた。
私は株も不動産もたいしてもってないが、ぽやぽや暮らせます。
それは生活術や知識といった「資産」があるからです。
おまけ:リタイアとは「自動的に資産が膨張すること」
私と妻にとって引退とは、「予期せぬ大きな変化があったときは別として、仕事をするかしないかは自分たちの自由になり、それでいて自分たちの持てる富はインフレに負けずに自動的に膨張する」ことを意味している。
ロバキヨもセミリタイア者です。
ただ、私のような貧乏リタイア者とは違う。
- 働くか働かないかは自由
- 資産が勝手に増えていく
これがロバキヨのリタイア定義です。
私はブログや治験をやめたら資産は増えないので違います🥺
まあ1000万円投資して年利5%以上で運用したらいいだけですが……(生活費50万円なので🤣)
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終わりに まーまーいい本です
けっこータイトル詐欺ですね
「金持ち父さん貧乏父さん」
というタイトルはどーかと思います。
「富裕層父さん中産階級父さん」ですな🤭
ロバキヨの親父は大学教授ですから。
そこがひっかかるくらいで、あとはまーだいたいOK。
「さすが25年読まれるベストセラーだな」と思います。
さいきんFIRE本がブームですが、あんなの読まなくていい。
本の90%はクソですが、ビジネス書の99%はゴミです。
1年後にはだれも読まない本は読む時間がムダ。
「古典」
を読みましょう……😘
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