気づいたら月10万円使ってた!
ということが昔はよくありました。ネット通販にハマっていたのです。
そのとき買ったものはガラクタばかり。今はほとんど残ってません。
衝動買いを続けるとお金がいくらあっても足りません。
ショッピングはとっても楽しいです
ひさしぶりにアマゾンで買い物をしました。サイバーマンデーとやらだったので。
「コイズミ オーブントースター 1200W ホワイト KOS-1270/W」です。
床がばっちくてすいません。セールとギフト券利用で500円で買えました。
このオーブントースターは、チルドのピザがまるまる焼けるサイズということで買いました。私はチルドピザが大の好物で……チーズ、タバスコ、バジルソースをどばどばかけて食べるのです。
やっぱりネット通販はテンションあがります!
商品が届くわくわく感。
開封のときの恍惚感。
ネット通販はとっても楽しいです。このトースターもプリチーで頬ずりしたくなります。
でも、またしばらくネット通販はしません。
快感は慣れてしまうものです。たまに飲むお酒がとってもおいしいように、たまに通販をするから楽しいのです。
アマゾンや楽天のもつ依存性
ネット通販は依存性があります。
クリックひとつで配達員が商品をもってきてくれます。商品を選ぶとき、商品を待つとき、商品が届いたとき。ドーパミンどぱどぱです。
でも、商品を手にすると寂しい気分になります。よく考えずに買うものは決まってガラクタだからです😝
後悔しても、モノを買うときの快感経路はすでにできあがってます。
つぎつぎに商品を買い続け、大量のガラクタとダンボールの空き箱、あとはクレジットカードの請求額だけ増えていきます。
便利さに潜む依存性があります
BtoCビジネスの多くは依存症の要素をもっています。酒、タバコ、ギャンブル、コーラ、ハンバーガー、ラーメン、ポテチ、スイーツ。ソーシャルゲームにSNSもそうですが。消費者が依存してくれれば確実に儲かるのです。昔は砂糖、お茶、タバコが経済の王様でした。これらも習慣性物質です。
タバコの強力な依存性を「ガトリングガン」と表現した人がいます。タバコは喫煙して数秒で脳にニコチンを届けます。それを一本のタバコでなんども繰り返すのです。
「クリックして即届く」ネットショッピングは便利ですが、それは習慣性を高めるための手法と言えます。
楽天の社長やベゾスは卓越した起業家と言われています。でも実際はドラッグディーラーと大して変わらないんじゃないか、と私は思ってます。
麻薬王みたいなベゾスの豪邸😂
「賢い消費者」なんていません
賢い消費者になることが世間ではブームになっています。
ほんとうに良いモノ、お得なモノだけ買おう! コンビニの雑誌はそんなのばっかりです。「ミニマリスト」も流行りましたが、結局消費主義です。彼らはモノを捨てるより「良いモノを買う」ということに躍起になってますから……。
「身体にいいタバコだけ吸うんだ」「身体にいい酒の飲み方をする」って人がいたら、バカだな……と思いますよね。
いちばん賢いのは何も買わないことです。
お値段以上の価値を持つ商品なんてほとんどありえません。ジモティーやメルカリなんかのCtoCならありますけどね。価格にはモノのコストだけではなく、輸送コスト、人件費、利潤やらが上乗せされてますから。
「これはセールで70%オフなんだ!だから私はトクした!」
1万円の商品を3000円で買っても、お金が7000円増えるわけではありません。3000円失ったのです。これが現実です。まあ私もAliexpressで安く買えた!とか喜んでる時期がありました。
がらくたをバカスカ買うのは楽しいです。お金に余裕があるなら。資産のない人が買い物にハマると、経済的自由をどんどん奪われていきます。
そして、消費と労働のサイクルから永遠に抜けだせなくなります。
最高の買い物はお金が増えるお買い物
「渡る世間は鬼ばかり」ってドラマがありますが。
この世は、お金を稼いだ人が勝つ資本主義社会です。あらゆる組織があらゆる手段であなたからお金を奪おうとします。
だから、Be Alart! なのです。とくに貧乏セミリタイアは支出を厳密にチェックしないと破綻します。
「でも、買い物しないと人生楽しめない」という人がいるでしょう。そういう人は、お金を失うのではなく、お金を増やすものを買いましょう。
以下は私の好きな言葉。
- Spending less(支出を抑えろ)
- Earning more(もっと稼げ)
- Investing like crazy(狂ったように投資しろ)
不動産や株のような投資の方が、ずっと楽しいショッピングといえます。