30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

「人間は働くために生まれてきたのではない」by金子光晴

「労働なんかよりやることあるだろ?」byみっちゃん

国立国会図書館デジタル読みまくり無職です。

たまたま金子光晴の本を読んでたら

「働くことについて」

ってエッセーがありました。

(金子光晴評論集. 第1 (日本人について))

「わかるー😘👉👉」

となったので紹介。

……というか、もう全文写しちゃえ(暴挙)

←若い頃のみっちゃん、イケメン

「労働なんかよりやることあるだろ」

働くことについて

 人間は働くために生まれてきたのではない。 できるだけなまけて安逸を享受するために生きているのだ。

 蟻のようにせっせと働く日本人をみていると、苦しくなってきて、そう言いたくなる。 稼ぐにおいつく貧乏なしで働くのかもしれないが、利害を越えて、ただ働きたがる日本人の勤勉は、どこの国へ行っても鼻つまみにされるだろう。

 なまけものでとおってきた文筆家ですら、流行作家という連中は、むやみやたら、闇雲に、朝から晩まで書きつづける。僕らはただ呆然として眺めているよりほかはない。 働くだけで享楽は乏しいから、蓄積するよりしかたがない。人生は、点を稼ぐ場でしかないのだ。

 人間は猿だったころの奇妙な習性を、整理しきれずにかずかずもっている。今日、それを猿が証明してくれる。 英雄主義もその一つだ。ボスと、それに服従するものとの関係で、猿の集団はうごいている。

 人間が働かないで生きていられることには、多くのサービスを他のものに要求しながらでなければ成立しない。

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ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!