セミリタイアは簡単です。
多くの人がセミリタイアを実現するために盤石な準備をします。
- 数千万円~1億円ほどのお金を貯める
- 株の配当により不労所得を得る
でも、現実にはそんな準備はいらないと思います。
3000万円や5000万円も必要ない
セミリタイアでもっともお金がかかるのは税金です。
リタイアして次の年は、住民税と国民健康保険がドカンときます。これは前年度の収入に応じて課税されるためです(会社都合退職なら国保の減免可能)。
人によっては100万円以上かかるでしょう。セミリタイア生活でもっとも金がかかるのはこの税金です。
ただ、その翌年度はほとんど税金は払わなくて済みます。所得98万円以下であれば住民税非課税者となり、払うべき税金は国保の年間2万円だけというヘブン状態となります。
税金以外でリタイア生活でお金がかかることはありません。
私は家を買ったので、150万円の住宅と諸々の手数料で+20万円ほど払いましたが。それ以降、月の支出は3万円前後です(税金除く)。
お金を稼ぐ方法はいろいろあります。治験やA8.net のセルフバックで、収支がプラスなこともあります……😅
セミリタイア最大の敵は「家賃」
現状、私は月3万円程度で生活しており、お金がほとんど減りません。
節約生活をしていることもありますが、最大の理由は持ち家だからです。
家賃から解放されたらセミリタイアは成功したようなものです。1万円アパート、小屋ぐらし、古民家再生、別荘……住居コストの解決策はいろいろあります。
もともと、150万円ハウスを買ったのは半分が投資目的でした。不動産投資で安定収入を確保するつもりでした。でも、いったん自分で住み始めたら「もうこれで生活できるやん」となり……今ではだらだら暮らしてます😅
家賃は最大の固定費です。それがなくなれば、リタイア生活は実現したようなものです。
リタイア生活に「失敗」なんてあるのか?
「リタイア生活をリタイアした人」って聞いたことありますか? 私はないです。
巨富を得てリタイアした事業家が働きたくなって戻るケースはあるけど、例外的だと思います。
一般的なリタイア者――リタイア生活をずっと目標にして、コツコツ資産を貯めてリタイア生活に移行した人は、私の知るかぎりずーっとリタイア生活を続けてます(例外あったら教えて下さい)。まあバイトぐらいするかもしれませんが、会社員に戻る人はいません。
なぜか?
リタイア生活が実はまったく難しいものではなく、一回それに移行さえすればどーとでもなる生活だからでしょう。
「恐怖こそ恐れるべきものはない」
働かなくなってはじめて、働かなくても生きていけることを学びます。
水に入らなきゃ泳げないのと同じです。
会社員の人にとって、毎月の安定収入を失うことは恐怖です。毎日行く場所、することが決められていない生活は不安です。
でも、会社員生活に慣れが必要なように、リタイア生活も慣れが必要なだけ。いざリタイアしてしまえば超簡単です。
どれほど資産が貯まってもリタイアできない人は、ある意味で、水に入ることを恐れて、浮き輪や救命胴衣、レーザー・レーサーの水着を準備しているようなもんです。
人生は短いです。
思い切って飛び込んだ人だけが、もっとも長く自由を味わうことができる……かもしれません😘
😆😆😆😆
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