- 「仕事がクソって言うけど、あんたが底辺なだけだろ?」
- 「がんばってホワイトな優良企業に入ればいいじゃん」
- 「あーあ、俺は高年収のホワイト企業でよかった! テレワークで酒飲みながら仕事できるしw 実働2時間ww」
↑みたいな意見もあると思います。
「ホワイト企業だったら働けるかも?」
ときどき考えます。
私はややブラックな企業2社しか経験したことないので。しかし……結局はニートを選んでいるでしょう🤣
「高給ホワイト」でも働きたくない理由
※私はホワイト企業に勤めたことがないので以下はぜんぶ妄想で書いてます。
仕事がつまらん
「仕事のつまらなさ」と「給料の高さ」は比例する
と思ってますがどうでしょう?
現代日本でホワイトでいられる企業は、特権的な立場にある企業です。ようは「負けのない」体力がありあまっている企業。
こういう企業の特徴として、「仕事量のわりに不必要に社員が多い」という傾向があります。
企業は経済合理性を追求する営利組織……と考えられますが、安定した企業ほど非合理に走ります。体力ある企業にとっては、やはり社員が多い方が安心するし、「立派に見える」。兵隊を多く揃えておきたいのです。
さて、こーなると仕事がないのに労働者は多い。
- 極限まで細切れされた仕事
- 無理やり「作り出された」仕事
- やってもやんなくても変わんない「クソ仕事」
だらけになる。(これは大企業勤務あるあるだと思います🤣)
特に日本では、労働の大半が「仕事のふり」でしょう。
多くの外国人が日本企業で勤めてビビるのは、パッと見ではバリバリ仕事しており、長時間働いてるのに、実際の成果は非常にわずかだということです。
「テレワークになったら実働2時間で済んだ!」と喜んでる人がいますが……まあこういう人の仕事ってのは本質的に必要ないわけです😅
意味のない仕事をするのは拷問みたいに退屈です。
仕事のふりは仕事するよりかったるい。
画一主義
一日8時間は仮面をつけるのに長過ぎる
どんな企業でも、企業である以上は厳密な行動規範があります。
「風通しのいい」「自由な職場」でも、やはり言外の圧力がある。
ブラック企業はパワハラのような、直接的な「上からの権力」によって強制します。これはわかりやすい権力なのです。対策や反発しやすい。
ホワイト企業でも、形を変えただけで同調圧力は存在するでしょう。企業体が維持されるためには、コンフォーミズム、集団主義は必要不可欠です。厳密なマナーがあって、上下関係があって、言外の強制がある。
「風通しのいい企業」であっても、結局は程度の違い、形式的な違いに過ぎないと思います。
ホワイト企業は権力のはたらきが見えにくい分、かえってたちが悪いかもしれません。
根本的な「欺瞞」
現代では「ホワイト高年収」なサラリーマンは特権的な地位にあります。
言ってしまえば、こういう人たちの「楽さ」「高給」は、下々の労働者の低賃金労働によってなりたっています。というか、世の中の「意義のある仕事」ってそういう人たちがしてるんですよね。
そういう状況はやはり気持ちが悪い。
ネットでは、「ホワイト高年収」のサラリーマンほど、公正社会仮説的な主張をすることがあります。「俺は努力したからいい思いをするのは当然なんだ」「俺は優秀でエリートだから高待遇に見合う」。
これは収賄したり天下る官僚とまったく同じ感情です🤣
結局これは「偽善」なのです。
負い目があるから自分を正当化しなければならない。他人を騙して、自分も騙している。
私も高収入社畜だったときはアンビバレントな感情を持っていました。
やっぱりネットや知り合いには激務で低収入の人がたくさんいて、そういう人に比べて自分なんなんだろう、と思ってましたから。
これはほんとうに個人差があります。私は不快でしたが、何も感じない人も多いようです。
終わりに
- 意味のない仕事
- 企業社会・集団生活・ヒエラルキー構造に組み込まれること
- 自分を騙すこと
こーいうのがムリです😭
なのでホワイト企業に入ったとしても辞めていたと思います。
↑たぶんこうなる🤣
ホワイト企業でまったり仕事をして幸せな人も多いだろうし、そういう人を否定する気持ちはありません。
結局はパーソナリティの問題でしょうね。
「高年収ホワイト」はかならずしも「正解」ではありません。
どこか別のところに幸せな生活があるかもしれませんね😘
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