「年2000時間」も働いて貧乏な理由😂
金銭的貧しさ
お金がほとんど残りません😭
私たちが会社で10万円の利益をあげたとします。
そのうち、7~8万円は会社の利益となります(剰余価値率300~400%)。給料となるのは2~2.5万円。
そこから税金が取られます。名目はいろいろですが、税負担率は45%と言われていますから、手元に残るのは1万円ちょっとでしょうか。
さらに、私たちは生きていくためにお金をつかわなければいけません。
通勤用の自動車、家賃、化粧品、ご飯代、スーツのクリーニング代、仕事のストレスを癒す娯楽費……。
結果として、ほとんどお金が残らないことになります。
働いても働いても貯金が増えない。
投資に回す金なんてない。
そうして永遠に経済的不自由のままなのです。
時間的貧しさ
週40時間労働は、40時間で済まないことが多いです。
「残業」「通勤時間」だけでもかなり上乗せされます。
それに加えて、「見えない労働時間」があります。
たとえば「平日の朝」を自分のものだと感じる人はわずかでしょう。
- 職場でおかしくないよう身なりを整える
- 仕事中に眠くならないようコーヒーを飲む
- 仕事中にお腹がすかないように朝食を詰め込む
こういったことは仕事のために行うことです。
仕事が終わっても、飲みに行ったり、資格の勉強をすることもあるでしょう。
夜はしっかり眠らなければいけません。
この眠るのも、「会社でしっかり働くため」にしている面もある。
結局、8時間労働は8時間にとどまらないんですね。
「会社でしっかり働くため」に日常生活のかなりの部分が占められてしまう。
これはリタイアするとよく実感できるのですが。
働いてると「余暇時間」はほとんどないか、あるいはほんとうの「自由時間」ではないのです……😭
精神的貧しさ
仕事がつまらない! 上司がクソ!
こういう精神的貧困は理解しやすいですが。
自覚しにくい貧しさとして、「考える余裕がなくなる」ことがあります。
週40時間働いてると、肉体的・精神的に疲れ切ってしまいます。
そして時間がないために、わずかな余暇時間で心身を休める必要がある。
- 社会のこと、政治のこと、経済のこと
- 昔したかったこと、人生でしたいこと
- どうすれば今の境遇から抜け出せるのか
そういったことを考えることはなくなります。
それよりはポテチ食いながらストゼロでも飲んでた方がいい、となる。
社畜っていうのは「精神的気絶」「脳死状態」がデフォルトなわけです……😅
終わりに 週40時間労働という「罠」
このように、私たちは「働いても働いても貧しいまま」生きていくことになります。
個人的には、フルタイム労働は「よくできた罠」 だと感じます。
もともと、週40時間労働は労働者が勝ち取ったものなんですよね。100年ほど前に。それまでは一日13時間とか働かされていた。これ自体はすごい進歩だったわけです。
しかし、現代となっては、むしろ社会に都合のいい「最大効率」となっているようです。
- 考える時間を与えるほど短くなく
- 現状を変えようとするほど長くはない
というわけ🤔
まあ、人間はめんどくさいことが嫌い。
管理される生活もそんなに悪いものじゃありません。
しかし、現状を変えたい人は、この精神的監獄を「脱獄」しなければいけないってことです……。
リタイアして脱獄しましょう
一回リタイアしてしまうと、「リタイアは超簡単!」って思うのですが😅
労働者時代を考えてみると、やはりそれなりに努力はしていました。
- 節制&貯蓄などの努力
- 家を買う・将来計画などの戦略
- 「自分の本当にしたい生活は何か」を認識するマインドセット
社会は私たちに何を望むか?
不平を言わずに働いて納税してくれる羊ちゃんでいることです🤣
だから自由になるために意識的に努力しなきゃいけません。
半分眠った状態で「脱獄」できると思いますか?
ノーノー。
まずすべきことは「目を開くこと」なのです……😘