いつのまにかリア充なっていた無職男性
いろいろしてます。
朝から晩までわりと忙しい。
ある意味「充実」してますが。
「大事ななにか」
を失っている気がします……🥺
リア充なんかになりたくない!
リアルを充実させたくない無職男性
- 登山
- バイクツーリング計画
- ツーリング用バイク仕入れ
- 治験
- UBER小遣い稼ぎ
- ブログ
- 書籍出版計画
- 脱税
- YouTube編集環境再構築計画
忙しい日々を送っています😤
無職なのにリア充になりつつあります
- 友だちが多い
- 恋人がいる
- 仕事を楽しんでいる
- 趣味が充実している
- 「今日は彼女とデート」
- 「明日は友だちと飲み会」
リア充はこんな感じでしょう。
私には恋人はいない。
友だちもほとんどいない。
でも、さいきんは用事がたくさんある。
- 「リタイアしたらヒマになる」を恐れた
- 「無職、リア充してます😜」アピールしたい
- さいきんは金回りがよく、いろいろできる💰
だからあれこれしている。
起きてるあいだはつねに何かしている。
少し時間があけば、次の予定のことを考える。
気づいたら夜。
疲れ切って寝る。
リアルを充実させたくない無職
「生活が充実してるならいいやん🙄」
って感じですが。
この生活もよくない。
時間がほとんどなにかに費やされている。
「無為の時間」
がない。
- ふらっと公園で散歩
- 図書館でゆっくり本をサーチング
- ゆっくりものごとを考える
- あるいはゆっくりなにも考えない
リタイアした当初はそういう時間がたくさんあった。
いまは本を読む時間さえあんまりない。
「なんかちがう……😥」
となります。
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リアルが充実すると失うもの
私は彼女がときには、歌いやめるとすぐぶつぶつ呟くことや単調なその苦悩から解放されて、思い切り苦しみ、絶望のなかに沈湎することを望まないのか考えてみる。しかしとにかくそれは不可能だろう。彼女はがんじがらめになっているのだ。(「嘔吐」サルトル)
「なにかをしていれば安心する」
人間はそんな生き物です。
- 社畜は仕事をしていれば安心する
- リア充はスケジュールが埋まれば安心する
- アル中は酒を飲めば安心する
たしかにそれは「快適」です。
でも、よくない。
自分や世界をないがしろにするから。
- 自分が必ず死ぬこと、人生は限られていること
- ほんとうにすべきこと
- この世界の美しさ
- この世界の残酷さ
引きこもりの方が、パリピよりよほど大事なことを考えているものです。
雑務をあれこれ「する」とき。
ほんとーに大事なことを「しない」ことになる。
リア充はあれこれしているように見える。
しかし、なにもしていない。
だから実は充実もしていない。
「なにもしない」
ことこそ、実は「なにかをする」ことです。
その結果、人生を充実させる。
終わりに なにもしないことの大切さ
足ることを知り、わずかの食物で暮らし、雑務少なく、生活もまた簡素であり、諸々の感官(感覚器官)が静まり、聡明で高ぶることなく、諸々の(ひとの)家で貪ることがない。(「スッタニパータ」中村元訳)
なにかすれば幸福なのでない。
なにかすれば何かがなされるのでもない。
満たそうと努力すれば、満たされるのではない。
日本人は一生懸命戦争をした。
その結果原爆を落とされた。
日本人は一生懸命仕事をした。
その結果経済はボロクソ😭
必要なのは「やめる」こと。
「リア充リタイア者」
なんて形容矛盾です。
無職こそ「なにもしない」を追求すべき。
……と気づきました😆
きれいはきたない。
きたないはきれい。
からっぽなほど、ゆたかなのです😘
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