幸せはプールつきの豪邸に住むか?(Lowkey)
おもいのほか金持ちになってしまった無職男性。
経済的には順調そのものです。
しかし
「何かが間違っている」
と思わなくもない。
「金持ちになりたくない」と思う無職男性
「偉い人はみんなビンボーなんだよ」by道元
貧に道あり
「正法眼蔵随聞記」
をよくYouTubeで聞いてます。
「ビンボーはすばらしい」
という記述がすげー多い。
いわく:
- 道をこころざすならまずビンボーであるべし
- 昔から聖人が金持ちだったことはない。みんなビンボーだった
- 昔から金をもつことが良いなどと聞いたことはない
- 財産は恥辱と怒りをもたらす
- 金をもてば志をなくす
- 俺も昔は荘園もってたけど、着る服にも事欠くいまがすげー気楽
「ビンボーな方がいいよ」
ではない。
「ビンボーじゃないと仏心を得ることはムリ」
という。
- 金持ちになるか
- 聖人になるか
の二者択一。
「金持ちの聖人」
は存在しない。
そーいやブラヴァツキーせんせーの「沈黙の声」にもこうある。
物質に属する低級自我と霊に属する高級自我は、決して両立しない。双子の一人は去らなければならない。二人が同じ場所で生きることはできない。
これはたしかにそうで、私が大好きな思想家もドチャクソビンボー😂
「必要以上の蓄財は盗み」by Lowkey & Shadia Mansour
必要のないものをとって 持ちつづけるなら
だれか飢えた人から 盗んだのと同じ
さいきんちょー好きなのがLowkeyの「Too Much」🥰
金で権力は買えるが 尊敬は買えない
金で睡眠は買えないが ベッドは買える
金は愛を買えないが セックスは買える
金を持っているのか 金が君を持つのか?
金は家houseを買えるが 居場所homeは買えない
だから金がいくらあっても 孤独に感じる
金は友だちを買えるが 家族は買えない
金では幸福になれない それはただの錯覚
金は風呂を買えるが 純潔は買えない
金は警備員を買えるが 安心は買えない
私の資産は増えていくけど。
「いらない金」です。
私はもう生活に
「満足している」
から。
必要のないお金を得ることは
「貧者から奪うこと」。
この曲聞くと胸が苦しくなります……🥺
「ビンボーな方がよかった」とわりと思う無職男性
例の哲学者は欲望をこう分類した:
- 自然で必要な欲求:食欲、安全欲など
- 自然で不必要な欲求:性欲
- 不自然で不必要な欲求:金銭欲、権力欲、名誉欲
「自然で必要な欲求」はかんたんにゲットできる。
おなかがすいたらパクパク食べるだけ。
「不自然で不必要な欲求」はとってもむずかしい。
- ビンボー:10万円ゲットしたらとびはねてよろこぶ🥰
- 金持ち:10万円ぽっちじゃ「そう……🥺」となる。
治験で数十万円もらってももーそんな嬉しくない。
ああはいはいお金が増えましたねって感じ。
「ない方が人生は楽しい」
ってのが無職ライフで感じたことです。
- 仕事がない無職ライフ
- 人間関係の少ない孤独ライフ
- モノが少ないシンプルライフ
- かんたんで単純なご飯だけのビンボーメシライフ
「お金だけはほしい」
ってのはなりたたない。
終わりに 無職はどーやって生きるか
- わずかな金で喜ぶことができた
- 知力や気力をつかって精一杯生きていた
- 近所の里山を登ったりささやかな喜びに満足した
- ボロを着て粗末なメシでそれでも心はゆたかだった
ビンボー時代をなつかしみ無職。
3ヶ月に1回の牛丼がごちそうだったあのころ🙄
いまや生活費は月3万円→月10万円です。
3倍リッチになった。
関連:【月10万円生活】「働くのをやめた」結果、しあわせが待っていた
別に聖人様になる気はないんですが。
- 金持ちになって物質的なしあわせに生きるか?
- ビンボーになって精神的なしあわせに生きるか?
これがむずかしー。
「お金お金! もっとお金!🤑」
となれたら楽ですが。
といいつつ金を捨てる勇気も覚悟ない。
「悩みつつも自分の人生を生きていく」
それが無職道か……😘