孤独はタバコや酒より身体に悪い
と最近言われている。
孤独な人間は寿命が短く精神疾患や生活習慣病の発症リスクが高く、幸福度が低いらしい。
だが、私はこの説はどうなのかな、と思っている。
なぜなら人間は多様性がある生き物だからだ。特に孤独に関してはそうである。内向的な人間は孤独を好むだろうし、外向的人間は孤独が耐えられないだろう。
タバコや酒の人体への影響は研究されつくされている。タバコはすべての人間の肺をタールで汚すだろう。酒はすべての人間の肝臓に負荷をかけるだろう。それは間違いない。
しかし孤独がどういったプロセスで健康リスクを上昇させるのか、それは謎だ。なんとなればそれは「脳」で起きていることであり、「脳」は人間にとって究極のブラックボックスだからである。
だから、もしかすればある人間にとって孤独の方が幸福感が上昇するかもしれない。そういったデータは「統計」として平準化されると失われてしまうのかもしれない。
世の中には孤独に向いた人がいて、向いていない人がいるだろう。
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