「抜きたい病」なのです
歩くペースとはなんぞや?
「コースタイム=パンピーが登ったらかかる時間」
を
「実際にかかった時間」
で割った数値です。
これが低いほど「健脚」ということになります。
なにを隠そう私も健脚無職なのです……😘
パンピーの2倍の速度で山を登る異常な無職
登山は基本コースタイム0.5切り
- コースタイム4時間58分 →2時間5分 0.41
- コースタイム5時間55分 →2時間15分 0.38
- コースタイム3時間45分 →1時間48分 0.48
- コースタイム5時間12分 →2時間20分 0.45
だいたい「0.5切り」です。
なお、これは往路だけ。
私は登りをスピードハイクで、あとはまったりチルしながら降りるのが好きなのです。
トレイルランニングではなく「スピードハイク」
「トレランしてるの?」
とよく言われますが自分のスタイルはスピードハイクだと思います。
- ライト&ファスト登山
- ファストパッキング&スピードハイク
などいいますが。
「軽荷物・早登山」
です。
- 荷物は最低限
- できるだけ早く登る
そんだけ。
走るときもあるけど、そんなには走らない。
わりとゆるい登り方です。
↑の方はトレラン勢。
雌阿寒岳のオンネトーコースを50分で登ったといってました。
コースタイム2時間25分なので0.34。
私は1時間12分なので0.5。
トレラン勢は別格の速さです……😨
スピードハイクの魅力は?
- カラダをフルに使う:トレランほどじゃないですが汗ダラダラ・息ゼイゼイ・足コチコチです。でもそのぶん達成感はひとしお😋
- アタマもフルに使う:不安定な足場をぴょんぴょん進みます。けっこーアタマをつかいます。オフロードバイクで林道を飛ばすのに近いかも。
- 早く登頂するので安全:早く登頂するほど遭難リスクが下がります。荷物が少ないと危なっかしく見えますが、意外と安全メリットもある。
- 荷物が少ないのでコケにくい:10kgの荷物を背負うと不安定になりがち。またコケたときのリカバリーでも体力を消耗します。荷物が軽ければそのへんを散歩してるのとかわりません。
- 日帰りで行ける山が増える:ふつー1泊する山も日帰りでいけるようになります。
- ナゾの優越感:たくさん人を抜かします。利尻岳では少し遅めに出発して、先行者をぜんぶ抜いていちばん乗りで登頂しました。まあ正直気持ちいいです😂
ハイカーのあいだで「抜きたい病」という言葉があります。
前に人がいると抜きたくなる。
スピードハイクしてるとこの気持ちがよくわかります……。
抜いたあとは「抜かれたくない病」に😂
荷物は最低限――山をなめてるから実現する
- 水
- 食料
- 防寒着
だいたいこんくらいしか持っていきません。
片道7,8kmの登山なら水も500mlだけ。
百名山みたいな有名な山なら
「どーにかなる」
という考えです。
服装もユニクロのドライTシャツに短パンにタイツとか。
山をなめてます……。
ニートなら「0.5」は余裕
ぶっちゃけ、50歳過ぎて「歩くペース 0.5」とかいう方の記録を見かけますが、標高差1500m以上のルートをさも自宅2階への階段のごとく登り、駆け下りていらっしゃるんでしょうか?
根っからの登山家の方や、元マラソン、競歩の代表的な選手なら、やっぱそんなことになります?
歩行中、地面ばかり見てます?
心拍数、下山後の疲労度は?
膝だいじょうぶですか?
という質問がヤマレコにあった。
0.5がどんくらいのペースかというと
「朝の新宿の通勤者」
くらい。
「なんかはえー」って速度です。
それでほぼ休憩せず歩きっぱなし(補給も歩きながら)だと0.5を切ります。
この質問にいい回答がありました。
0.5くらいになる人たちはマラソンで言えば4時間を切れる体力で暇さえあれば登山している人たちです。
私もヒマさえあれば登山してます。
というか無職なので毎日のように登山してます。
まあ私は30代なので「50過ぎて」ではないけど。
無職なら
「歩くペース0.5」
はよゆーなのです……😘
終わりに スピードハイクは楽しいゾイ
- すごいね
- 早いね
- もう降りるの?
など他の登山者に褒められます。
(抜かされるのがイヤな人もいて、そういう人には嫌われますが……)
やってることは結局「早く歩く」だけ。
それで褒められるんだからコスパいい😂
「ぼくはなんの取り柄もないダメ人間なんだ🥺」
という無職はスピードハイクに挑戦してみましょう……。
金はかからないし気持ちいいし最高の趣味です。
◆
ぼちぼち
「北海道最難関」
にチャレンジしてこようと思います。
更新がなくなったら「そういうこと」です💀
それではアデュー😘