無意味な仕事をやめることが、豊かさをもたらすことを忘れてはいけません
という内藤忍氏の記事に反論してみます。
「節約」だけで人生は豊かになる
やみくもな節約は人生に有益
例えば、スーパーで夕方にタイムセールで割引になった総菜を買ったり、売り出しのチラシを見てわざわざ安いお店まで出かけたりといった節約法があります。やらないよりはお金は節約できるかもしれません。しかし、そのためにかけた時間と手間に対して、それによって得られた節約金額は、果たして見合っているのでしょうか?
わかりやすい例は、以前携帯会社がスマホユーザーに配布していた吉野家の牛丼無料券です。タダで牛丼が食べられると、お店に大行列ができました。しかし牛丼の価格はせいぜい400円です。1時間並んだとしたら、時給換算でわずか400円です。ならば、コンビニでアルバイトした方が2倍以上の収入になります。時間とお金のバランスが悪く、時間がもったいないということです。
でたー「時給思考」😂
「この時間で働いたらいくらになるな……」
と金勘定する。
この考え方自体かなりの精神的貧困です。
◆
コンビニバイトを1時間してもなんにもなりませんが。
牛丼を待つあいだは「自由」です。
そのあいだ本でも読んだらどうでしょう🤔
「1時間読書した経験」
はあきらかに
「コンビニバイトで1時間働いた賃金」
より上です。
おまけに無料で牛丼まで食える。
やるっきゃないです😂
「お金」と「時間」の関係を理解する
お金と時間は交換可能です。自分の時間を仕事に費やすことによって、時間をお金に換えることができますし、お金を払ってサービスを購入することで時間を手に入れることができます。クリーニングや家事代行は、お金で時間を買う行為と考えることができるのです。
お金を1円でも多く手に入れようと努力すると、時間を失うことになり、豊かさを手 に入れられません。自分のやりたいことを実現するための時間を手に入れることが必要です。
ここは正しいですね👍
お金を1円でも多く手に入れようと努力すると、時間を失うことになり、豊かさを手に入れられません。自分のやりたいことを実現するための時間を手に入れることが必要です。
はい、だから働いてるヒマなんてないのです😂
家事代行にお金を払う必要はありません。
「お金のために時間を失っている」
からそんなものを頼まなきゃいけなくなる。
仕事に時間を浪費しているから、自分が着るものや住むところさえ他人にめんどうを見てもらわなきゃいけない。
現実には
「少ないお金で満足する」
なら時間はたっぷりあります。
時間がたっぷりあれば、自炊するのも、バイクのタイヤ交換を自分でやるのも苦じゃありません。
良い運動になり、アタマの体操になり、達成感が得られ、気分転換になり、スキルアップにもなります😋
お金に執着し、時間には無頓着な日本人
実は、時間もお金と同じくらい人生で貴重なものなのです。
だから、むやみに節約するだけではなく、そこに時間の概念も取り入れることによって、無意味な節約をやめることが、豊かさをもたらすことを忘れてはいけません。
節約しようと思ったら、その節約の時給を考えてみることです。時間の割に大した節約にならないなら、その節約は時間がもったいないからやるべきではないのです。
ここは赤ペンいれときましょう。
実は、時間もお金と同じくらい人生で貴重なものなのです。
だから、むやみに仕事するだけではなく、そこに時間の概念も取り入れることによって、無意味な仕事をやめることが、豊かさをもたらすことを忘れてはいけません。
あくせく働くことほど時間のムダ使いはありません。
節約は人生の可能性を広げる
節約というと、衣食住の最低限の出費以外はとにかく支出しないようにしようとしてしまいがちです。例えば、人と会ったり、一緒に飲みに行ったりしないで交際費を節約する。本を買ったり、セミナーに行ったりという自己啓発にもお金を使わないといった具合です。
このような節約をすれば、確かに支出は減ります。しかし、それによって人間関係を構築して新しい仕事を得る機会や価値のある情報を収集して自己成長する機会を失ってしまいます。それは、短期的には経済的メリットがあっても、長期では人生の大きなマイナスになってしまうのです。
じ、自己啓発……🤣
過度に節約をすると
- 人間関係を構築して
- 新しい仕事を得て
- 自己成長する機会
をなくす……。
それってなんか問題があるんでしょーか🤔
- 孤独のなかに知恵があり
- 図書館で借りれる古い本に知恵があり
- 仕事する時間より余暇に知恵があり
- 成長を追い求めるよりも執着をなくした生活に知恵がある
だいたい著者みたいな人が読む本って
「新自由主義の経典」
みたいな本です。
セミナーも
「宗教集会」
に近い。
情報を得ているようで、ますます盲になる。
仕事を最優先している人の人生は味気ない
仕事でも投資でも共通するのは、節約だけでは自分が望むような結果が得られないということです。無駄な支出は当然避けるべきですが、優先すべきなのは節約で出ていくお金をせき止めることよりも、入ってくるお金を増やす方法を考えること。
節約を最優先している人の人生は味気なく、魅力を感じません。私が尊敬するお金との付き合い方に長期で成功している人は、仕事でも投資でも幅広い視点を持ち、そのために必要なコストと手間をかけています。学ぶべきなのは、成功しているそんな人のやり方です。
赤ペンをいれましょう。
優先すべきなのは入ってくるお金を増やす方法を考えるより、節約で出ていくお金をせき止めること。
入ってくるお金を増やすのはむずかしい。
外にあるお金をどーにかして自分のものにしなきゃいけない。
外的要因が大きいのです😥
しかし、出ていくお金を減らす方がかんたんです。
すでに持っているお金をどーするかの問題だからです。
そしてお金を稼ぐより、生活にかかるお金を減らす方が自由や安心感が得られます。
もうひとつ赤ペン。
仕事を最優先している人の人生は味気なく、魅力を感じません。
実際、私は著者の人生にあまり魅力を感じません。
終わりに 節約は人生を救う
- 著者:金銭的に豊かになるための節約
- 私:精神的に豊かになるための節約
次元がひとつ違うのです。
「なぜお金を稼ぐのか?」
という考え方が著者には欠落しています。
「金ヲ稼ゲ 金ヲ稼ゲ」
とインプットされた
「金稼ぎロボ🤖」
なら、死ぬまでにたくさん蓄財すれば成功ですが。
別に銀行口座の金を最大化するために生まれたわけでもない。
必要なもんはかんたんに手に入ります。
かんたんに手に入らないものは、だいたい「いらない」。
もし君が富なんかいらないという考えを持っているならば、君がより多くを持ち、しかもずっと多く価値あるものを持っているんだということを知るがいい。(「人生談義」エピクテートス)