節約マスターに生きる不安はない
「紫苑」
という月5万円で生活してる人にたいへん共感しました。
「節約は楽しい」という現実
節約は楽しい知的ゲーム
自分で経験して気がついたのは、節約とは1円でも安いお店を探すことでも、ティッシュや洗剤の使用量をケチることでもなく、限りあるお金をどう使うかを考え抜く知的な行為だということです。
そうそう。
節約って
- 「ケチになること」
- 「貧しい生活をすること」
じゃない。
「人生をより上手に生きる方法」
なのです。
いざ始めてみると、この作業が本当に面白い。手持ちのものをいかに生かそうかと考えると、朝からパッと目が覚めて、ワクワクしながらベッドから起きることもしょっちゅうです。
「お金をガバガバつかって不幸に生きる」
これがアホ。
「お金を少ししかつかわずハッピーに生きる」
これが賢者。
世間では前者がもてはやされますが、実際は後者の方がしあわせなのです😚
節約すると健康になるんだよ
お金に関することだけでなく、人生そのものも大きく変わったような気がします。まず何よりも、健康になりました。無頓着にお金を使っていた頃は、過敏性大腸炎に悩まされ、胃腸薬が手放せない毎日でした。それが、栄養価の高い旬の食材で手作りした料理を3食食べているうちにすっかり治ってしまって。今は丈夫そのものです。
わかるー😚👉👉
私も貧乏リタイアしてから健康そのものです。
- 自炊中心の健康的な食事(酒やポテチはコスパ悪い)
- 交通費を浮かせるために身体を動かす
- 節約するために頭をつかう
「節約健康法」
なんてありかもしれない。
さいきんはラーメンばっかで健康的かあやしい(納豆ラーメンおじや)😪
もっと節約できそうですね
まずは水道・光熱費に約1万円。固定資産税、健康保険、介護保険、NHK受信料といった特別出費積立費の月割が約1万円。そして、スマホやネットなどにかかる通信費が約1万円――。
ここはそこまでストイックに節約してない印象。
- NHK受信料 ←テレビを断捨離すればいらない(大相撲が好きとか?)
- 通信費 ←1万円はかかりすぎ。固定回線は必要なし
介護保険って私も40歳になったら払うんですよね~憂鬱😖
「持ち家パワー」を享受するのです
この記事を読むとわかりますが、紫苑さんの生活は
「家があること」
で成立しています。
そこで家を買えば家賃を払う必要がなくなると思い立ち、64歳のとき、近所で売りに出ていた築40年の小さな中古住宅を買ったのです。貯金はほぼゼロになりました。
家がぶっつぶれたら月5万円の生活は破綻します。
(まあ本が売れてるので生きてはいけるでしょーが)
私も同じです。
150万円ハウスがあるからリタイア生活が実現している。
逆にいえば
「家さえあれば」
月5万円でも生活できるのです。
「クルマやスマホを買うな、家を買え」
と私は何度も書いてますが……。
クルマもスマホもなくても生きていけるが、家がなければ生きていけないからです。
節約できる人は恵まれているのです
「自分は親ガチャハズレなんだあああ😭」
と思うこともありました。
でも節約マインドをゲットできたのはよかった。
別の記事でこんな記述がある↓
貧乏なら弁当や総菜を買うよりも自炊すれば安上がりなのもそうだろう。だが、貧しい人はもとより「調理をする」という習慣が生まれ育った家庭にはなく、十分な訓練を受けていないことが多い。……
また部屋が狭く、調理スペースや調理器具、家電製品の用意でも乏しく大きな制約を受ける。……そうなると結局、コンビニの弁当や総菜、そしてカップ麺などが消去法的に選ばれる。
お米を買うにしても、5kgや10kgの大袋(1000~3000円くらい)を買う方が得なのは明白だ。だが、貧困層には数千円の「まとまったお金」をいちどに支払う経済的余裕がなかったりするし、もっといえば「まとまったお金を払って大きいのをひとつ買っておけば、チマチマと小出し小出しでモノを買うよりも中長期的にはお得である」という“トータルコスト”の概念がなかったりもする。……
節約術を習得するのも、特売情報をキャッチするのも、料理スキルを磨くのも、中長期的な損得計算をするのも、これらはいずれも貧乏なら当たり前にやらなければならないものでも、当然やってしかるべきものでもない。それぞれ特別な訓練や慣習によって習得される「文化(カルチャー)」に近い。そうしたカルチャーを持っていない者は、お金がないのに「無駄遣い」な選択をせざるを得ず、ますます貧困に陥っていく。(本人は節約のつもり…貧困層がスーパーの特売ではなく「コンビニのカップ麺」を平気で買ってしまう残酷な理由 お金がないのに「無駄遣い」せざるを得ず、ますます貧困に陥る (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン))
「片親パン」
なんて言葉がありますが。
貧困家庭では
- キッチンが狭くて自炊できない
- 調理器具が買えない
- まとまった食材を買えない
「節約するための金がない」
という絶望的なサイクルがある🥺
私の学生時代もこんなキッチンでした。パスタゆでる+ソースつくる がすげーたいへん
つまり節約もひとつの
「文化資本」
なのです。
私の親は「お金がない」が口ぐせでした。
そーいう姿を見て育ったから節約マインドがゲットできている面がある。
空腹を菓子パンで処理される家庭で
- 「調理する」
- 「自炊して節約する」
という概念がどーやって育つのか?
ナットーフみそスープ ~豆板醤をそえて~。大豆は偉大なり
「節約しなきゃいけないのは親ガチャハズレのせいだ😭」
と思うのもいいけど。
「節約できるのは親ガチャ当たりだ😚」
と考えるのもアリ。
終わりに 節約すると人生の不安がなくなります
そのうえ心も元気になりました。5万円で生活していけるとわかったおかげで、お金に対する漠然とした不安が消えたようです。
少ないお金でも楽しく元気に暮らせることが実感できたので、これから先の人生にもまったく不安はありません。
「月5万円でも生活できる」
なら生きることの不安がなくなります。
インフレは怖くありません。
物価が2倍になっても月10万円です。
生活が破綻したら?
生活保護です。
ナマポの方が
「月5万円の年金」
より多い。
医療費免除、固定資産税減免でむしろ裕福になります😂
なにより、自分の力――知力、機転、あるいは狡猾さ――で生きている感覚は
「この先なにがあっても生きていける」
という自信を生みます。
「貧に道あり」
と昔のひともいったけど。
「貧乏生活にこそホンモノの豊かさがある」
のです。
賢いひとほどこのことを知ってます……😘