がんばらないからうまくいく
「やることがないとリタイア生活はクソ」
「じゃーおまえはなにやってんの?」
というコメントがありました。
とくになにもしてません。
そして、なんでもしています……🤣
「無為」こそリタイアを楽しむコツです
『荘子』の作者である荘周は、「無為自然」、つまり、何もしないでじっとしていることをすすめる。……たしかに、部屋にとじこもっていれば、交通事故に遭うこともなく、世の争いごとにまきこまれることもない。
中国の昔の賢人が「無為」を力説したのもたしかに一理ある。暇をもてあまして何もすることがないときは、何もしないのがいちばんいいのだ。……「無為」は生きていることを一時停止することにほかならないが、そんなことはだれにもできるわけがない。
木原武一氏の「孤独の研究」という本を読んでたら、こんな記述があった。
- 「何もしないこと」
- 「生きていることを一時停止すること」
と無為を考える人が多いんですよね。
なんかほかの仏教系YouTuberも似たようなこと言ってました。
「無為」って誤解されやすい……。
「無為」は「なにもしないこと」ではありません
- 「無為とはなにもしないこと」
- 「生きることを一時停止すること」
これはぜんぜん違います。
ちょっと想像すればわかりますよ。
ほんとーに「なにもしない」のはものすごいエネルギーが必要です。
- 飲食禁止
- 動くの禁止
- 呼吸も禁止
苦行です。
というか死にます🤣
こういうのは実は「有為」なのです。
「なにもしないことをしている」のです。
無為とは「がんばらないこと」
- 「がんばらない行為effortless action」
- 「ゾーンに入ることbeing in the zone」
ってのが無為に近いです。
(ブリティッシュコロンビア大学のエドワード・スリンガーランド氏の言葉をパクりました)
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