資本主義は「友だち」を破壊する
資本主義社会が冷たい理由
人類の最強の武器は「団結」
気候変動によって、人類は森の中の生活をやめた。
そしてサバンナで生活した。
サバンナにはトラやライオンがいる。
人類は無防備です。
逃げる場所も、隠れる場所もない。
おまけに皮膚は薄いし、体毛も少なく、食べやすい🤣
しかし、人類は安全だった。
なぜか?
外敵が襲ってきたら、全員でボコボコにした。
命をかけて襲われた人を助けた。
↑これはアウストラロピテクスですが
大声をあげ、棒きれをふりまわす集団に猛獣たちは
「あいつら、マジやべえ……😅」
と学習していった。
人類の武器は「数」――そして「団結」だった。
労働者の敵は「資本家」
- 少数の資本家
- 大多数の労働者
でなりたつのが資本主義社会です。
「平等だ権利だ」といっても資本主義社会は「階級社会」にすぎない。
- 資本家はなんもしないで月収5000万円ゲット
- 労働者は心身をボロボロにして働いて月収20万円
労働者の敵は資本家といえる。
労働者が貧しいのは、貯金のしかたを知らないとか、安く自炊ができないからではない。少数の資本家が生産手段を所有し、労働を搾取し、可能な限り少ない賃金しか支払わないからだ。労働者が貧しいのは、資本家が富めるからである。
資本主義社会は人々を冷たくする
資本家は強い。
警察も、軍隊も彼らに味方します。
しかし、労働者は数で勝る。
警察官や軍人だって、生活のために働いてるにすぎない。
労働者が団結して、警察や軍隊も味方にしたら……。
資本家は負けてしまう。
そこで資本主義が終わる。
◆
だからこそ、資本主義は人々を冷たくします。
競争にかりたてる。
小集団に分離する。
個人に分離する。
いがみあわせる。
あいつらに勝て。
あいつらはおまえの敵だ。
嫉妬しろ。
憎め。
おまえの満足のために、他者を蹴落とせ。
見殺しにしろ。
――結果、社会は冷たい場所になる。
鬱病が蔓延する。
いじめが起きる。
自殺者が出たら、人々は言う。
「社会に迷惑をかけるな」
一方、資本家たちは?
「最強の武器」
をもちつづけた。
彼らはエリート同士で「団結」する。
「助け合い」で生きる。
(藤沢烈 BLOG: 609旅 大前研一『日本の真実』★★★より)
自分の生活を奪う恐ろしい外敵=反逆労働者は……
団結してボコボコにする。
そーして資本主義は発展していくのでした……🥺
終わりに 冷たい社会であたたかく生きましょう
「万国の労働者よ、団結せよ!」
といいたいのではありません😅
「社会が冷たいのは必然」
ということです。
資本主義は人々の心を壊す。
まさにそのことによって成り立つのです。
◆
力に劣る人間が、トラやライオンに勝つ――
「団結」はすごい能力です。
それを社畜は奪われている。
病的な人生になるのは当然です。
翼を奪われた鳥みたいなもん🐤
私はリタイアして、けっこーやさしい人間になったと思います。
ひとを助けたり。
友人と遊んだり。
嫉妬心や競争心なくぽやぽや暮らせる。
冷たい資本主義社会を離れることで
「あたたかく生きる」
ことも可能なのです……😘
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