「心が壊れた人」
と聞いてどんなイメージが浮かぶでしょーか。
鬱病になった人、適応障害になった人。
私はそうではないと思うんです。そういう人たちは心が壊れかけかもしれないが、まだ壊れていない。
ほんとうに心が壊れてしまった人は、自分の心が壊れたことに気づかないまま、平然と暮らしているのです……😱
「心が壊れた人」が増えている
今回のパンデミック騒動で気づいたことは、心が壊れた人が予想以上に多いということでした。
端的にいえば「金と地位の保身しか頭にないような人」が多いということです。
「そんなの普通じゃん?」と思うかもしれません。
たしかに、そういう人はふつう「精神病者」と扱われません。「メンヘラ」 として自分を認識しているわけでもない。むしろ彼らは「自分ほどまともで常識的な人間はいない」とすら思ってるでしょう。
でも、私からすれば精神病者よりずっと深刻に心が壊れた人です。
精神医学って「生活に不自由や困難を感じる人」しか対象としませんから。「自分は正しいと思ってる狂人」「クソ社会に適応したクソ」は野放しです。
鬱病は壊れた心を直す試み
私は鬱病は病気というよりは、心が壊れることの回避反応だと思ってます。
鬱病と脳の炎症反応に関連があることは有名です。
炎症反応とはなにかというと、身体から悪いものを排除しようとする免疫反応です。つまり、鬱病とは「現状はなにかが間違っている」という認識があって、それを解決したいという前向きな反応だといえます。(もちろん、遺伝的な鬱病もあるので、必ずしも当てはまるわけじゃないでしょーけど)
一方、「心が完全に壊れてしまった人」はもはや鬱病にもならない。免疫反応すら起きないというわけです……。
資本主義とはある意味で、そういう壊れた人間が適応できるようにできています。彼らはもう健康な心を取り戻すこともできないでしょう。
「壊れた人」は金と地位を求める
前から言ってますが、人生を楽しくハッピーに生きるために大事なのは次の3つです。
- 健康
- 自由
- 友情・愛情
この「健康」には、身体の健康だけではなく心の健康も含まれます。
ぶっちゃけ人生で大事なのは「健全な心」。これがすべてです。いくら自由や愛情があっても心が壊れてたら意味がない。自由を楽しむこともできないですし、ほんとうの愛情や友情とも無縁となる。
心が壊れた人は、「金と地位」にしがみつきます。
人生に「金と地位」しか求めるものがない人は、実際に金持ちになりますし、偉い人になれるでしょう。彼らはマキャベリアンやサイコパス的に競争をのしあがっていく。
今回の騒動で、いかに「金と地位」に固執する人が多いかわかりますよね? 他人がどうなろうとどうでもいい、ウソをついてもいい、恥も外聞もない、保身がすべて。そんな人間。
彼らには心の豊かさも、自由の楽しみもない。だから「金と地位」を死んでも離さない、というわけです🤣
この手の人間は、悪い病気のようにどんどん増えてるようです。まるでウィルスのように感染性がある。
ある意味で「文明の発展」とはそういう人間が増えていく歴史なのかもしれません。
終わりに 健康な心を取り戻すためのセミリタイア
完全に心の壊れた人は、社会的に成功することもあるかもしれませんが、ほんとーに惨めでうんこのような人生を歩みます。
もちろん心が壊れた人間は、テレビに出てるようなクズだけではない。
「職場」とは、基本的に金と地位を得るための場所です。心の完全に壊れた人と相性がいい。みなさんの職場にもそういう人がひとりくらいいるんじゃないでしょうか?
よーするに職場には「感染源」があるってことです。人間がもっとも心を病むのが職場です。労働関連の鬱病は多く、自殺の半分は労働が原因とする統計もあります。
「なにかがおかしい」「自分は生きたいように生きていない」
もしそう感じる人がいるなら、いっそセミリタイアしてみるのがいいのかもしれません……。
リタイアして労働から自分を守りましょう。
すると、金や地位に対する執着は消えていきます。
そして健康な身体、健康な心、自由を得ることができます。
心の壊れたクソ人間とはおさらばできます😘