見れば見るほど「奴隷ちゃん」になります
いまだにテレビ見てる愚民の特徴
1.食べることしか関心がない
- 「おいしー!」
- 「うまそー!」
- 「たべたーい!」
テレビの大半はこれです。
もともと愚民政策は「3S」でした。
スポーツ・スクリーン・セックス(あるいはスピード)です。
しかし、セックスは規制が厳しいし、スポーツは飽きられてる。スピード=スポーツカーも売れない(買えない)。
なのでひたすら「グルメ」です。
飲食店は宣伝になります。
タダでも取材してほしい。
テレビ局はロケがかんたん。
現地のもん食って「おいしー!」「うまそー!」すればいいだけ。
メシを食わない視聴者はいないので、視聴率もとれます。
結果、日本のテレビは「なんか食ってるもん」ばっかになった。
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2.自己不全感をもっている
「自分には価値なんてないんだ🥺」
テレビに出てるのは「ちょー美人」とか「ちょーおもしろい人」です。
- 話の最後にはオチがないといけない
- おもしろい人間しか価値がない
と思ってる人がいます。
これはバラエティ番組の見すぎです。
だいたい、バラエティ番組はほぼ台本通りに進行します。
「おもしろい人」
なんてそーいるもんじゃない。
しかし、テレビを見ていれば「自分もそうなろう」と思うようになる。
当然、台本なんてないので失敗します。
そして「自分には価値がないんだ🥺」と自己不全感を抱く。
女性にあてはめれば「美人」であり、テレビを見る人は
「自分はブスなんだ🥺」
と刷り込まれていく。
3.強い恐怖心をもっている
「世界はおそろしいところだ」「危機は目前に迫っている!😵」
ニュースの見すぎです。
- 「イギリスはコロナでひとがバタバタ死んで、マスクしないヤバい奴らだらけ」
- 「アジア人への差別が横行して、道を歩いてるだけでラリアットを食らう」
とかマジで考えてる人がいます。
7月からロンドンに1ヶ月半滞在しましたが、そんな世紀末みたいなことはありません。
テレビはネガティブな報道をします。
ひとを不安にさせた方が商品が売れるからです。
安心して満ち足りた人はモノをほしがらないのです。
世界は広い。
どっかで大企業が倒産して、でかい事故が起きるのはあたりまえ。
身の回りを見れば、コロナにかかった人なんてそーいないし、飢えてる人もいない。
テレビのせいでリスクへの恐怖が異常に強くなります。
4.権威への愛着
レイ・サレットが言うように、テレビが描いているのは、「番犬(警察)」が「羊(市民)」を「狼(犯罪者)」から守っているような世界である。(「リキッド・ライフ」ジグムント・バウマン)
「自己不全感をかかえてる人」が「恐怖心をもつ」と……。
スーパーマンに守ってほしくなります。
自分より強い権威者です。
警察24時を見れば「警察って優秀なんだ!」と思います。
「税務署には勝てない!」「官僚は優秀!」「政治家は愛国者だ!」「ヤクザはほんとはいい人!」「教祖さまは神の顕現だ!
まさに愚民思考です🤣
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終わりに テレビは社畜製造装置
- グルメ以外に関心をもたない
- 自己不全感をかかえている
- リスクを過剰に恐れる
- 権威的な人間に盲目的に従う
そんな人間をテレビは製造してます。
行きつく先は「社畜」です。
社畜になれば時間がなくなって……もっとテレビを見る。
「自由な時間が増えると、テレビを見続けるなどして人間はだらけてしまうと危惧する人がいますが、それは違います。ある調査によれば、テレビの視聴時間が長いのは、アメリカ、トルコ、日本といった労働時間の長い国なのです。本当に疲れたとき、余った時間でできるのはテレビをみることくらいです。一方で、より多くの人がボランティア活動に従事し、子供やお年寄りの世話、作曲や芸術活動に携わるのは、労働時間が短い国なのです。」ルトガー・ブレグマン
テレビばかり見て最後にいきつくのは
「ゾンビちゃん」
です。
生きているのに死んでいる。
これが愚民の末路です……💀
私たちは錯覚を見せている。それは何から何までウソばかりだ。しかしあらゆる年齢、人種、宗教の人々は、毎日毎晩その前に座っている。我々が、皆が知っているすべてだ。我々が紡ぎだす錯覚を皆は信じ始めている。テレビが現実で自分の生活は想像だと考え始めている。テレビで言われたことをする。テレビと同じような格好をする。テレビと同じような物を食べる。テレビと同じように子どもを育てる。テレビと同じように考えさえする。これは大衆の狂気だ。狂人たちめ! 神に誓って、あなた方は実在する。我々が錯覚なのだ。(映画「ネットワーク」のニュースキャスター)
死の床にあって「あともう少し会社にいたかった。もう少しテレビの前に座っていたかった」と考える人はいない。(「隷属なき道」ルトガー・ブレグマン)
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