二人(ドミンゲスとロビン)によれば、退職後の生活のために100万ドル貯える必要はない。10、20あるいは30万ドルあればよい。(「浪費するアメリカ人」ジュリエット・B・ショア)
「1000〜3000万円でもリタイアは可能」
と、20年前に指摘されていた。
自発的簡素な生活「シンプルリビング」が実現します
- 老子
- 孔子
- ゾロアスター
- ゴータマ・ブッダ
- イエス
- ムハンマド
- ディオゲネス
- アシジのフランチェスコ
- ソロー
- トルストイ
- タゴール
賢いヤツはみなシンプルに生きた。
(少なくとも「シンプルに生きようぜ」と説いた)。
労働と消費を「シンプル化」する
彼らの計画は、すべての消費を細かく追跡することを伴う。単に追跡するだけでなく、たとえ買いたいと思ったものが何であっても、その価値をそのために金を稼ぐのに必要な時間と比較して吟味する。その計算は、働く時間をすべて考慮に入れ、仕事着の費用や、あまりにも疲れて料理できないので持ち帰り料理を買う費用を含め、仕事に関係する全経費を差し引いて、実際の時間賃金を決定する。自室賃金率が与えられることによって、あなたは、新しいカウチが3週間の労働に値する価値があるかどうか、4泊5日のバハマ旅行が一ヶ月の稼ぎに妥当するのかどうか、あるは朝一杯のコーヒーにこだわってもう30分働きたいかどうかを計算する。その計画に従う人は、こうしたことを問題にするときには消費を減らすようになる。以前よりはるかに少なくなる。(同)
スタージョンの法則:「どんなものも、その90%はカス(crud)である」
Eメールの90%はクソ。
ツイートの90%はクソ。
- 商品
- 労働
も同じ。
9割はクソなのです。
不要なものを買うためにあくせく働くのが社畜。
しかし、不要なものを買わなければムダに働く必要もない。
稼げるときだけ稼げばいい。
それで十分生きていける。
そしてカレンダーはスッカスカになる……😚
なんど食っても「やすい・うまい・はやい」アボカドしらす豆腐
「レス・イズ・モア」なリタイア生活
「少ないもの」に美しさと喜びを見つける
「年間1万ドル」で生活するジェフは
「貧乏だけど貧乏じゃないんだぜ」
という。
彼(ジェフ)は慎重に、自発的な簡素化は貧困ではない、と忘れずに指摘する。彼は、ラッテはあきらめたものの、車とコンピュータを持っているし、月に1回、多くて3回ほど外食に出かけ、ビデオテープを借り、友人たちを夕食に招き、そして衣服は新品も中古も買う。彼の家具は、好みが偏らず、とても高尚といえるものではないが、古ぼけたものでもない。彼は確信をもって、「生活水準をこれ以上高くしても、私がもっと幸福になることはないでしょう。私は精神的にきわめてすっきりしています。私がどこかで見つけてきた考えではありません」という。それは、「私が悟りを得たことなのです」(同)
これはほんとです。
貧乏生活すると「悟り」がゲットできます。
「貧しくあれ😤」
と道元は正法眼蔵でしつこく説いたけど。
生活水準があがっても幸福にならないと
「現状に満足する人間」
がいちばんリッチなのです😚
金がないのでシャクトリムシを観察する無職男性
テレビとクレジットカードを警戒せよ!
あとは同じ本に書いてあった内容のおまけ。
クレカを使うと金が減る:
クレジットカードと支出の関係は、まるでパブロフの犬の条件反射のようだ。消費研究者のリチャード・ファインバーグは、研究室の隅にマスターカードのロゴマークをいくつか置き、調査対象者にはそれらは他の実験のためのものなので無視するようにと伝えた。明らかにそれはできない相談だった。赤と黄のロゴを見た調査対象者たちは実験期間中、標準グループより多くのお金を使った。
(だからこそ店は手数料を払う)
テレビを見ると金が減る
メルク家族基金による世論調査では、「テレビを見すぎている」と答えた人の割合は、借金の額とともに着実に増加した。「借金が多い」と答えた人の半数以上(56%)はまたテレビも見すぎていると答えたのである。
クレカは便利だから使用しないのは難しいけど。
テレビはいりません。
ただの害悪です💩
終わりに 貧乏だがリッチなシンプル生活
- バリバリ働いて
- ガリガリお金を使う
これが「モア・イズ・ベター」な社畜ワールド。
リタイアワールドは「レス・イズ・モア」です。
- 少ない労働
- 少ない消費
それなのにスーパーリッチ。
「気づいてしまう」
と、やめられないのです……😘
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