30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

不動産登記を自分でやる・安い司法書士を探す方法

業者任せにしたら150万円の物件で登記に18万円かかるというのでたまげた。

こいつはアホなのかと思った。内訳は

  • 登録免許税他 6万円
  • 報酬費用:12万円

12万円!?

司法書士の報酬は、登録免許税や印紙代は変えようがないのだが、報酬費用は自由に変えることができる。これはたぶんぼったくりだ。

私が利用しているのはリゾート地の仲介業者。利用者は都会の金持ちが多いらしく、これでもかとふんだくろうとしてくる。

金持ちは12万円なんてぽいって払うのかもしれないけど、私にとっては3000円も大金。

安くするために奔走した。

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不動産移転登記は自分でするのが原則

登記関連の書籍を読んでみると、法律上は「当事者が行う」のが原則。ただし、平日に休みがとれなかったら行政書士に委任することも「できる」と書いてある。

つまり、自分でするのが普通なのである。わざわざ司法書士を雇って12万円払うのは、これはまっことセレブな選択である。

ローンのとき 購入条件に記載があるときは無理よ

ローンのときは、金融機関が確実に登記できないと怖い怖いとなって融資をしぶるらしいので、司法書士を立てなければならないらしい。私は現金一括なので自分で登記できる。

あとは、購入条件に「売り主の司法書士を使うこと」となっているとき。この場合も無理。

リスクは?

不動産登記がうまくいかない場合はリスクがある。登記は先着順のため、たとえば買い主が登記する前に第三者が登記したら、そちらが所有権を主張できることになる。

もちろんこれは、ほとんどありえない。犯罪行為だから。でも多くの司法書士は、「これはとっても恐ろしいことなんですよ!」とか言って必要以上に脅している。彼らの飯の種だからね。

あとは、万が一書類に不備があったときに二度手間になるらしい(でも役所でしっかり確認すれば大丈夫みたい)。だから売り主さんが了承することが第一だ。

自分でやらせてくれと言ってみた

そんなわけで、「登記は自分でやります!」と仲介業者に電話してみた。

もちろんずぶの素人がやるなんて不安になるだろうから、「知人に司法書士がいるんで面倒見てもらう」とウソついた(ごめんなさい)。

すると……。

  • 「売り主は万が一のリスクを考えて司法書士を雇ってほしいと言っている」
  • 「万が一のリスクのときに対処しがたい」
  • 「買い主(私)も契約が反故になるリスクがある」

いや、私は自分のリスクを認識しているからいいんだけど。

お前らの事情だってんならお前らが払えや!と切れそうになった。

でも「じゃあ知人の司法書士とやらを連れてきてくださいよ」みたいなことを言われてぐぬぬ・・・となった。ウソつくもんじゃないね。

まあ売り主の願いならしょうがない、ということでしぶしぶ司法書士を雇うことに。

安い司法書士を電話で探しまくる

というわけで近隣の司法書士に電話しまくった。

司法書士は電話で報酬費用が聞けるのか?

司法書士って怖いイメージがあった

はじめは「そんなの電話で答えられるか!」と怒られるかと思った。でも客商売なので安心してほしい。怒る人は皆無だった(でも不機嫌そうな人はいた)。

だいたい3分の2くらいは教えてくれた。残りは、書類をしっかりFAXして確認して出せないと言われた。あとあと金額が変わる可能性もあるらしい。誠実なのはたぶん後者なんだろうか。

司法書士っていろんな人がいておもしろいと思った。頭の回転が早そうな人がいればダメな人もいる。前者はすげー早く報酬費用を聞きだすことができた。後者は、えんえんわかりきったことを説明されて(ありがたいんだけど)、しかも報酬費用はわかりませんと言われたり。しかも頭の回転早そうなところの方が安いっていうね。

仲介業者が入っていても大丈夫か

「仲介業者が入っている」というと、嫌がられた場合もある。業者指定の司法書士に任せた方がいいというのだ。まあ、地元の仲介業者と波を立てたくないという気持ちがあるのかもしれない。でもこれは例外的で、だいぶぶんは快く引き受けてくれそうだった。

相場はどれくらいなのか

少なくとも報酬費用12万円はありえなかった。ふつうの安中古一戸建ての売買であれば、安くて報酬費用は5万円~6万円。あとは6~7万円も多かった。なかには7~10万円かかると言う人がいたけれども、これは1例のみ。

つまり、テレアポみたいにかけまくって見積もりを取ることで7万円も節約になるということだ

土日決済でも大丈夫なのか

司法書士は意外と忙しいみたいだ。仕事もオフも忙しい。

土曜日が決済なのでお願いしてみると、土曜日も対応しているとのこと。しかし、私は数日前の直前のお願いだったので、「その日は研修が……」とか、「その日は旅行が……」「次の案件に間に合わないかもしれないので……」と言われて、安く提示されたところも全然ダメだった。

おもしろいのが頭の回転が早そうな任せたいと思う人は仕事が詰まってるみたいだった。有能な司法書士は土日はとくに忙しくなるのかもしれない。

ちなみに休日は割増料金を請求される場合も多い。当初は全額で11万円と言われていたが、土曜日だと13万円と言われた。2万円は大きいけど、まあそんなもんだろう。ちなみにそこも土曜日はダメ。

結局、20以上電話したのに、安く土曜日にやってくれる人はいなかった。

結局、仲介業者に別の司法書士の斡旋してもらうことに

テレアポしまくってストレスが限界に向かった(電話嫌い)私は、仲介業者に電話をかけた。

「やっぱり自分で登記させてよおおおお」とダダをこねてみた。

仲介業者「いや、無理!」

(……こういうのはね、やっぱり買い付け入れる前に条件づけるべきですよ。将来の私に言っておく)

でも仲介業者がこんな案をだしてくれた。

「地元の別の司法書士に軽く聞いてみたら、報酬費用7万円くらいでいけるみたいっす」

とのこと。

え、オタク別の業者いけるの? あのボッタクリ司法書士はなんだったの? と拍子抜け。

こみこみ13万円だと、私が見積もりをとった司法書士の最安値より2万円高い。でも、2万円くらいいいかという気がしてきた。

良くないんだけど、疲れた。とにかく、疲れ切ってしまった……。2万円は損する形になるけど、元の契約から5万円安くなるんだし、ある意味で、私はがんばったのだ。

司法書士はこの世にいらない気がしてきた

不動産業者が司法書士を斡旋し、司法書士はその見返りに業者にキックバックする。これは司法書士側の違法行為なのだが、慣行として当たり前のように行われているらしい。

いつも思うことだけど日本という国は法律と運用がガバガバだ。とても法治国家とは言いがたい。

たとえば報酬費用が12万円であれば、2万円ほどは不動産業者の利得となるだろう。

その割高となった2万円は、消費者が負担するのである。

つまり、違法行為によって司法書士と不動産業者は丸儲けであり、消費者は何も知らずにぼったくられるという構図がある。

腐ってやがる! 私は正直言って、こんな汚いやり方でしか食っていけないというのなら、司法書士なんていらねえと思ってしまう。

……と私が言う以前から、司法書士はオワコン化しているらしい。自分で登記する人が増えてるんだってさ。そりゃそうだよ、自分でやれば5万円も6万円も浮くんだから。

今後、「ペーパーワークと印鑑」の行政が効率化されて、他の先進国(と途上国)のように「電子化とネット」が進めば、司法書士なんていらなくなるだろう。少なくとも登記ではね。

ま、この国には何も期待できないけどな。

終わりに

まとめ。

  • 移転登記は自分でやるのが原則 多少のリスクはあるけどだれでもできる
  • 自分で登記する場合は買い付けのときに売り主に打診しておこう
  • 業者指定の司法書士はぼったくりの場合がある
  • テレアポみたいに電話しまくって司法書士の相場感を身につけよう
  • 司法書士を雇うときの決済日は土日以外がいい

ということです。

住宅売買って数百万やら数千万円の金額が動くので、数万円くらい紙切れに思えてきます。しかも売買契約が決まりつつあると、面倒事はさけてスムーズに済ませたいという気持ちになりがちです。

でもここで冷静に立ち止まって、不当なぼったくりを回避しましょう。1万円はクソ大金です。Fuckin Big Moneyです。……私はケチなのかな?

ちなみに、頻繁に売買する投資家の場合は、馴染みの司法書士がいると安くしてくれたりするみたいです。

私はそんなコネないので以下のようになりました。

  • 第一の司法書士 18万円
  • 第二の司法書士 13万円(←New!)
  • 地元の司法書士 11万円(捕まらず)
  • 自分でやる 6万円(無理だった)

結局自分で登記ができないために、7万円損する形になりました。7万円だぜ、7万円! すごい損失だ。

みなさんも物件売買のときは司法書士費用を頭にいれといてください……。

著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!