30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

「知床野宿チャレンジ」はヒグマが怖すぎて撤退しました

北海道民クマ怖がりすぎだろm9(^Д^)プギャー

と思ってた時期が私にもありました。

「知床野宿」はクマが怖すぎる

私が知床で野宿しようとしたところ5候補

「明日登山いくぞー」

ってことで前泊の場所を探したんですが。

  • 近くにキャンプ場がない
  • あっても高い
  • どうせ早朝には出かけるんだから、お金をかけたくない

ってことで野宿することに。

候補はいくつか決めてました。

1.なんかの横

きれいに整地されてていい感じ。

車道から微妙に見えるのがマイナス。

2.なんかの神社

山奥だが人工物は安心できる。

しかし夜になると真っ暗でかえって不気味👻

3.なんかの林道

登山口近辺の林道。

奥は倒木で塞がれており、だれも通らない。

道端で堂々寝てもOK。

しかしクマが出る雰囲気がぷんぷん。

4.なんかの牧場

たぶん私有地だけど立入禁止の札もなかった。

見晴らしがよく、手入れされてる牧草地。

わざわざクマが近寄ってくることもないはず。

ここをキャンプ地とする!

……が、恐怖で挫折しました。

統計的には決して自殺行為ではないのだ

「知床で野宿とか自殺行為でしょ😂」

といわれそうです。

しかし私はクマをなめてます🐻

ヒグマによる死亡者はほとんどいないからです。

負傷者ですら稀。

ヒグマは獰猛なイメージがあるが、むしろ臆病のようです。

(というか臆病じゃない個体は人間に淘汰されてきた)

ヒグマってーとこれのイメージが強すぎる(苫前町郷土資料館にて)

北海道における自動車事故死者数は年間150人ほど。

ヒグマよりずっと交通事故を心配すべきといえる。

知床半島でも31年間人身事故がなかった。

2017年10月9日に、知床半島(斜里町・羅臼町)では1986年以来31年ぶりとなる、ヒグマによる人身事故が発生しました。(知床財団|世界自然遺産「知床」にある公益財団法人

まー去年は12人死んだらしいけど……💀

参考:【北海道】2021年 ヒグマによる年間死傷者数12人で被害過去最多更新 11月には江別市の男性死亡 | 【えべナビ!】江別・野幌 情報ナビ

ケガしなくても怖いもんは怖いんよ

「クマなんてへっちゃら怖くない~🤗」

とちょーしこいてました。

しかし日が暮れるにつれ恐怖がまします。

なぜか?

ヒグマの「ケガ・死亡事故」はとっても少ない。

でも「目撃情報」は多い。

長さ約70 km、幅約20 kmの知床半島(斜里町+羅臼町)における2009~2013年のヒグマ目撃件数は、年間756件~2,150件の範囲でした(図1)。2012年だけ突出して多くなっていますが、他の年は平均して900件弱です(たとえば2013年:斜里町745件+羅臼町104件の計849件)。ただし、これは報告があった分だけの数字です。

知床では、ヒグマの活動期(3月下旬~12下旬)には毎日3回以上、ヒグマと人とがどこかで出会っている計算になります。このような濃密な「ヒグマのすみか」である知床を、年間120万人以上の観光客が、十分な予備知識を持たないまま訪れているのです。(解説1:知床におけるヒグマの目撃状況(ヒグマに対する私たちの考え方と取り組み)|知床財団|世界自然遺産「知床」にある公益財団法人

「報告があっただけ」

ってのは大事ですね。

私も妙高山でツキノワグマにあったけどめんどいので報告しなかった。

関連:【23km】「火打山&妙高山の日帰り」は意外とラクショーでした

ヒグマに襲われることはなくても:

  • とおくにヒグマが見えたり
  • ヒグマの鳴き声、息、足音が聞こえたり
  • 興味本位でテントをつんつんしてきたり

するかも……🐻🐻🐻

とかテントのなかで考えてました。

するとシカの「ピャッ!」という声(危険察知の鳴き声)がしました。

それといっしょに

「グォオー」

という低い鳴き声が聞こえた(気がした)。

「もーダメ😨」

とテントを飛びでて撤収。

逃げ足は人一倍早い無職

終わりに クマよりも恐怖が怖い

「危険」ではないと思うんですよ?🙄

負け惜しみですが。

でも快適に眠れるかといったらムリ。

ブレア・ウィッチ・プロジェクトになります。

深夜1時とか2時にテントでクマに怯えるってムリ

結局ふもとに下りていきました。

今日は公園野宿の予定です。

文明のありがたみを感じる

道民クマ怖がりすぎやん?

と思ってました。

「アメリカ入植民のインディアン恐怖症」に近いのかなと。

インディアンを不当に迫害したから、復讐を恐れる。

北海道の入植者たちも、開拓してクマの居場所を奪ったから、クマの逆襲を(過剰に)恐れているのだと――。

そんなふうに考えて

「恐怖こそ恐怖すべきものはない」

とヒグマ生息域の野宿チャレンジしましたが。

「やっぱこわいもんはこえーわ」

という感じでした😅

やはり山はクマのものです。

そんな感じで

「自然への畏敬を学べた(?)」

1日でした……😘

意外とぐっすり眠れた。星空がきれいでした😂

 

著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!