社畜に自由はないッ
自由時間のゆいいつ「自由」なのは、ボスにコストがかからないことだけだ。自由時間のほとんどは、仕事に準備すること、仕事に戻ること、仕事から回復することに費やされる。自由時間とは、職場へ、そして職場から自分を運ぶだけでなく、自己のメンテナンスと修理の責任を負うという、特殊な労働の婉曲表現だ。
Redditにこんなんがありました。
ボブ・ブラックの「労働廃絶論」の一節のようです。
社畜に「自由時間」はない
私の社畜時代も同じでした。
- 朝の準備・通勤(1時間)
- 午後も能率的に働くための昼休み(1時間)
- 会社から帰る移動(15分)
- 仕事の精神的・肉体的ストレスを解消するための時間(2時間〜)
少なくとも4時間はとられてた。
9時間労働なら「実質1日13時間労働」となる😭
◆
Reddit民のコメントを引用してみます。
これはほんとうだ。午後2時にシフトがあるとすれば、私は朝の時間すべてをどうやって仕事にいくか、仕事までの時間を過ごすかということに費やす。そして家に帰れば疲れ切って、したいと思っていたことができなくなる。
職場に行くための自動車通勤は不払い労働だ。
自由時間はリタイア後にしかない。
しかし俺達のほとんどは年をとり、精神的・肉体的な問題を抱えることになる。
このシステムをぶっ壊さない限りは、最良の時期は奪われる。
ぼくは8時間45分働いてる。しかし8時間分しか給料にならない。これに通勤時間を加えると11時間になる。そしてぼくのもっとも生産的な時間は消える。家に帰れば犬の散歩しなきゃいけないからプラス30分だ。こうして人生を生きる時間はよくて4時間だ。8時間労働・8時間自由・8時間睡眠とかいう呪文は詐欺だよ。
↑調理時間と掃除の時間を忘れてるよ
資本主義とは「効率化された奴隷制」 にすぎない
昔の奴隷は大事にされました。
高級品だったからです。
病気やケガしたり、逃亡したらパー😭
現代の馬主がお馬さんを大事にするのと一緒です😘🐴
栄養の良い食事を与えます。健康管理し、適切な医療を施します。有能なら異性をあてがい繁殖させます。
でも、現代の社畜は大事にされません。
体調管理は「自己責任」となる。
仕事がつらい?
病気になった?
老化した?
もう働けない……そしたら「ポイッ」です。
「あとは自分でなんとかしろ!😤」
そして新しい奴隷を「採用」します。
こーして奴隷制はより効率化されたのでした……🤣
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リタイア後はほんとーの自由時間があります
社畜の自由時間は「偽物の自由時間」です。
リタイアすると「本物の自由時間」をゲットできます。
このふたつはぜんぜん違います。
「リタイア生活ってだらだらと不毛に過ごすんだろ?」
という人がよくいます。
これは半分正解ですが🤣
ずっとだらだらしてるわけではありません。
社畜さんにとって自由時間は「労働のためのメンテナンス時間」です。
ソファに座ってテレビを見る、SNSで気晴らしをする、酒を飲む、ゲームをする。
そういう時間になります。
社畜さんの想像する「リタイア後の生活」はどーしてもこの延長になります。
実際にはもっとアクティブです。
- しょぼい起業で働いてみる
- 読書や散歩などの日課をする
- 新しい趣味を開拓する
- 興味あることを研究する
- おもしろいことに挑戦してみる
↑よくも悪くもこんなんです🤣
リタイアするとよくわかります。
リタイア後の自由時間こそがほんとーの自由時間です。
社畜の自由時間は、システムに組み込まれた偽物の自由時間です。
「隷従時間」と言い換えてもいいかもしれない……😭
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終わりに ほんとーの生活をゲットしよう
週40時間も働いてたら
「会社のための人生」
になってしまいます。
「会社でしかできない仕事がある」「仕事が楽しい」という人はいいんですが。
- 社畜労働に楽しみを見いだせない
- 自分のやりたいことができない
という人は、自分の人生をゲットした方がいいでしょう。
「他人の利益のために自分の人生を犠牲にする」
こんな不毛な生き方はないですからね……😘
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