お金を使わないほど豊かになれる
「アル中じゃなくなったこと」
セミリタイアしてほんとーに良かったことのひとつです。
- 酔っ払うためにガブガブ飲む🍷
- 吐くほど飲む🤮
- 休日は一日中飲み続ける🍺
こういうやべー状況はなくなりました。
今は多くても一日おきに飲んでますが、これだけで酒量が増え続けるということはないし、心身も健全。
なにより「お金が減らない」です😝
飲兵衛だったときの私。発泡酒→チューハイ→ワインorウィスキーがいつものコースだった
お金をじゃぶじゃぶ使うより節約生活の方が楽しい
なぜアル中だったのか?
働くことがストレスだったからです😭
労働で塗りつぶされたクソ人生を紛らわすために酒を飲んでいた。
これはループです。
「お金稼ぎによって生じた苦痛を緩和させるためにお金を使う」
いま考えるとアホだったな〜と思います。
お金で得られるものは、お金で失ったもの?
しかし、この「不毛さ」はよく見られるものじゃないでしょーか?🤔
あくせく働くことのコストは大きい。
- 疲労で判断力がにぶる。
- 病気になる。
- ストレスを溜め込む。
そーいう「見えざるコスト」がかかるんですね。(私の知る人は、バイトをかけもちして過労状態になって、買ったばかりの自動車で事故を起こしていた😭)
だからリタイアして労働から解放されると、ぜんぜんお金が減らなくなるのです。
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これは労働者だけでなく、金持ちも同じなのかもしれません。
- 金儲けによる寂しさのために、キャバクラ通いをする。
- 金儲けによって身体が醜く弱くなるために、代償的に高級車を買う。
- 金儲けで抱えたストレスをまぎらわせるために、美酒美食に酔いしれる。
人が求めるものは、自分に足りないものです。
多くを求める金持ちは、一見ゆたかですが、実は欠乏の状態に悩まされてるのかもしれない。
金儲けの過程で失ってるもの、「見えざるコスト」があるのかもしれない。
私は金持ちになったことがないのでわかりませんが、リタイアするなんとなく感じることです。
多くのひとは、「あんなに働かなければよかった」と後悔して死にますからね💀
節約は「人生を上手に楽しむ生活術」
- 「節約生活なんてつまんなそう😫」
- 「我慢の連続でしょ😅」
というかもしれません。
これは節約初心者の考え方です。
下手っぴは節約といえば「ひたすらガマンする」と考えます。
こんなんじゃ長続きしません🤣
節約に必要なのは、
「過剰にものを追いかけるのではなく、少ないもので満足する」
ということです。
毎日スイーツを食べてたら味に飽きるし、病気になるかもしれない。
でも、無料クーポンで何ヶ月かぶりにスイーツを食べると「うま〜😍」となります。
私たちの「ふつうの生活」は、あらゆる意味で過剰です。
「餓死する人」よりも「食べすぎで死ぬ人」の方が圧倒的に多い。
私たちに必要なのはほんとーは少しだけです。
- 自分で料理した半額肉がおいしいとき
- コーヒーを飲みながら良い音楽を聴いているとき
- こたつでゴロゴロしながら図書館で借りた本を読んでるとき
月4万円の生活費で暮らしてる私でも、「なんて贅沢なんだ……😭」と思えるステキな体験があります。
スポーツでも、音楽でも、熟達したプロは動作が軽やかで自然で、力が入ってないものです。よく設計された調子のいいエンジンは、燃費がよくなります。
生活も同じです。
節約とは人生を上手に楽しむ「よく生きるための技術」なのです。
最近私がハマってるのは「焚き火」。無料でリラックスできます(山火事注意🤗)
「増やす」より「減らす」ことで楽になれる
- 「ブラック企業に勤めて鬱病になった? 抗うつ剤を飲もう!😋」
- 「痛風になった? それなら、この低プリン体のビールを飲みましょう!🤗」
私たちは狂った消費主義の世界に生きてます。
本質的な問題から眼をそらすよう訓練されている。
なにか満ち足りない気分になったら、どんどん「追加」すればいいと考えます。
- 物質的に豊かな生活
- 仕事での成功
- 自分を満足させてくれる人との生活
多くの人がこれらのためにクソ努力します。
でも、あきらかなことですが、幸せになるために最新のiPhoneはいらないし、年収2000万円は必要ではない。
厚い雲の上で太陽が輝きつづけているように、私たちの心の奥には、いつも変わらず愛や喜びや平安がある(「お金があれば幸せになれるのか」フレデリック・ルノワール)
「なにかを追加すること」はこの「雲」を追加することに過ぎません。
必要なのは、追加ではなく、除去することなのです。
ほんとうにハッピーになりたいなら。
- シンプルな生活をしてみる
- 社会を離れて孤独に暮らしてみる
- スクリーンではなく、自然のなかを散策してみる
- 金儲けや他者の承認のためではなく、自分の心から好きなことだけをしてみる
こっちの方がいい気がしますね……😘
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終わりに 上手に生きれば、貧しくても楽しい
節制は人生を豊かにする鍵です
- 「いくらあっても満足できない人 」
- 「少ないモノで満足できる人」
これだったら、圧倒的に後者の方が豊かです。
「金持ちな貧乏」より「貧乏な金持ち」 の方がいい。
私が貧乏生活をして気づいたことは、
「お金を使わないほど豊かになれる」
という逆説的な事実です。
みなさんも、ぜひゴリゴリ節約生活をしてみてください。
違う世界が見えてきますよ😘
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