30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

節約とは「人生を上手に楽しむ生活術」 なのです

お金を使わないほど豊かになれる

「アル中じゃなくなったこと」

セミリタイアしてほんとーに良かったことのひとつです。

  • 酔っ払うためにガブガブ飲む🍷
  • 吐くほど飲む🤮
  • 休日は一日中飲み続ける🍺

こういうやべー状況はなくなりました。

今は多くても一日おきに飲んでますが、これだけで酒量が増え続けるということはないし、心身も健全。

なにより「お金が減らない」です😝

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飲兵衛だったときの私。発泡酒→チューハイ→ワインorウィスキーがいつものコースだった

お金をじゃぶじゃぶ使うより節約生活の方が楽しい

なぜアル中だったのか?

働くことがストレスだったからです😭

労働で塗りつぶされたクソ人生を紛らわすために酒を飲んでいた。

これはループです。

「お金稼ぎによって生じた苦痛を緩和させるためにお金を使う」

いま考えるとアホだったな〜と思います。

お金で得られるものは、お金で失ったもの?

しかし、この「不毛さ」はよく見られるものじゃないでしょーか?🤔

あくせく働くことのコストは大きい。

  • 疲労で判断力がにぶる。
  • 病気になる。
  • ストレスを溜め込む。

そーいう「見えざるコスト」がかかるんですね。(私の知る人は、バイトをかけもちして過労状態になって、買ったばかりの自動車で事故を起こしていた😭)

だからリタイアして労働から解放されると、ぜんぜんお金が減らなくなるのです。

関連:リタイアすると「驚くほどお金が減らない」理由
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これは労働者だけでなく、金持ちも同じなのかもしれません。

  • 金儲けによる寂しさのために、キャバクラ通いをする。
  • 金儲けによって身体が醜く弱くなるために、代償的に高級車を買う。
  • 金儲けで抱えたストレスをまぎらわせるために、美酒美食に酔いしれる。

人が求めるものは、自分に足りないものです。

多くを求める金持ちは、一見ゆたかですが、実は欠乏の状態に悩まされてるのかもしれない。

金儲けの過程で失ってるもの、「見えざるコスト」があるのかもしれない。

私は金持ちになったことがないのでわかりませんが、リタイアするなんとなく感じることです。

多くのひとは、「あんなに働かなければよかった」と後悔して死にますからね💀

関連:貧乏人はムリして金持ちにならなくていいのです

節約は「人生を上手に楽しむ生活術」 

  • 「節約生活なんてつまんなそう😫」
  • 「我慢の連続でしょ😅」 

というかもしれません。

これは節約初心者の考え方です。

下手っぴは節約といえば「ひたすらガマンする」と考えます。

こんなんじゃ長続きしません🤣

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節約に必要なのは、

「過剰にものを追いかけるのではなく、少ないもので満足する」

ということです。

毎日スイーツを食べてたら味に飽きるし、病気になるかもしれない。

でも、無料クーポンで何ヶ月かぶりにスイーツを食べると「うま〜😍」となります。

私たちの「ふつうの生活」は、あらゆる意味で過剰です。

「餓死する人」よりも「食べすぎで死ぬ人」の方が圧倒的に多い。

関連:【一日一食】「食べない」方が寿命が長いという研究

私たちに必要なのはほんとーは少しだけです。

  • 自分で料理した半額肉がおいしいとき
  • コーヒーを飲みながら良い音楽を聴いているとき
  • こたつでゴロゴロしながら図書館で借りた本を読んでるとき

月4万円の生活費で暮らしてる私でも、「なんて贅沢なんだ……😭」と思えるステキな体験があります。

スポーツでも、音楽でも、熟達したプロは動作が軽やかで自然で、力が入ってないものです。よく設計された調子のいいエンジンは、燃費がよくなります。

生活も同じです。

節約とは人生を上手に楽しむ「よく生きるための技術」なのです。

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最近私がハマってるのは「焚き火」。無料でリラックスできます(山火事注意🤗)

「増やす」より「減らす」ことで楽になれる

  • 「ブラック企業に勤めて鬱病になった? 抗うつ剤を飲もう!😋」
  • 「痛風になった? それなら、この低プリン体のビールを飲みましょう!🤗」

私たちは狂った消費主義の世界に生きてます。

本質的な問題から眼をそらすよう訓練されている。

なにか満ち足りない気分になったら、どんどん「追加」すればいいと考えます。

  • 物質的に豊かな生活
  • 仕事での成功
  • 自分を満足させてくれる人との生活

多くの人がこれらのためにクソ努力します。

でも、あきらかなことですが、幸せになるために最新のiPhoneはいらないし、年収2000万円は必要ではない。

厚い雲の上で太陽が輝きつづけているように、私たちの心の奥には、いつも変わらず愛や喜びや平安がある(「お金があれば幸せになれるのか」フレデリック・ルノワール)

「なにかを追加すること」はこの「雲」を追加することに過ぎません。

必要なのは、追加ではなく、除去することなのです。

ほんとうにハッピーになりたいなら。

  • シンプルな生活をしてみる
  • 社会を離れて孤独に暮らしてみる
  • スクリーンではなく、自然のなかを散策してみる
  • 金儲けや他者の承認のためではなく、自分の心から好きなことだけをしてみる

こっちの方がいい気がしますね……😘

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終わりに 上手に生きれば、貧しくても楽しい

節制は人生を豊かにする鍵です

  • 「いくらあっても満足できない人 」
  • 「少ないモノで満足できる人」

これだったら、圧倒的に後者の方が豊かです。

「金持ちな貧乏」より「貧乏な金持ち」 の方がいい。

私が貧乏生活をして気づいたことは、

「お金を使わないほど豊かになれる」

という逆説的な事実です。

みなさんも、ぜひゴリゴリ節約生活をしてみてください。

違う世界が見えてきますよ😘

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著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!