リタイア者、実はリタイアしてない説
セミリタイア者の多くは「自営業者」?
「FIREムーブメント最大の神話ってなに?」
ってQuoraの質問に回答があった。
もっともおおきな神話は、彼らが「リタイア」しているということだ。二番目は、リタイア者は実際よりも多く存在しているということだ。(統計データがないから想像だけど) ほとんどは自営業者だ。彼らはブログ、書籍、パッシブインカム、政府や軍隊の年金や、アルバイトの「仕事」から収入を得ている。……
(What is the biggest myth about the Financial Independence Retire Early (FIRE) movement? - Quora)
「結局のところただの自営業者では?🤔」
と彼はいいます。
たしかにセミリタイア者には事業者が多い。
- ブログ
- YouTube
- FIRE本
- ぁゃιぃ情報商材
なにもしないセミリタイア者が目につかないだけかもですが……😅
リタイアは「年金暮らし」「資産ぐらし」だけではない
しかし、FIREブームは考え方次第で正しい。おおくのひとの昔からの感覚だと、リタイアとは仕事をやめて、年金や社会保障や401Kの支払いを受けることだった。基本的に、これは戦後世代のリタイアの考え方だ。ただこの見方には問題もある。
「経済的独立」を、だれかが与える収入に依存しない状況ととらえるなら、もうちょっと意味が通ることになる。しかし、そうすると、すべての自営業者はFIREしていることになる。だから問うべきは「私たちは雇われる必要があるか?(他人にせよ自分にせよ)」ということになる。
自営業者は英語だとself-employedで「自分で自分を雇う人」になります。
経済的に独立してることが「FIRE」なら、自営業者もリタイア者になってしまう。
だから「他人/自分に雇われる必要があるか」が問題になる。