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お金持ちが「かっこ悪い」理由――貪欲で無能な収奪者

  • ビル・ゲイツ
  • スティーブ・ジョブズ
  • マーク・ザッカーバーグ

「金持ちかっこいい!憧れる!😍」

という人が大半だと思います。

でも、実は「金持ちかっこわるい」かもしれません。

金持ちは無能で貪欲な「収奪者」

フレデリック・ロルドンの「私たちの“感情"と“欲望"は、いかに資本主義に偽造されているか?」241〜243ページから引用していきます😘

あの成功者は「略奪者」

「優れた芸術家は真似る。偉大な芸術家は盗む」

 ↑ジョブズが好んだピカソの言葉です🤔

ビル・ゲイツはポール・アレンに支えられていた(彼が忘れさられるまで)し、スティーヴ・ジョブズはスティーヴン・ヴォズニアックに支えられていた(彼が消されるまで)し、マーク・ザッカーバーグはウィンケルヴォス兄弟に支えられていた(彼らが罠にはまるまで)のである。

これは有名な話ですね。

ジョブズといえば「天才」のイメージがありますが、実際の天才はウォズニアックでしょう。

こんな象徴的なお話があります。

ジョブズがアタリの技師になったころ、ブロック崩しゲームである「ブレイクアウト」の設計を命じられた。 ジョブズは自身の手に余る仕事であることを認識。すぐにウォズニアックに助けを頼んで、2人は4日間の徹夜でブレイクアウトを完成させた。ジョブズは報酬の山分けをウォズニアックに提案し、アタリから受け取ったとする700ドルのうち350ドルを小切手にしてウォズニアックに渡した。しかし、実際にはジョブズはアタリから5000ドルを受け取っていた。後にウォズの知るところになるが、彼はたとえ25セントしかもらえなくても引き受けただろう、と語った。(スティーブ・ウォズニアック - Wikipedia

ひでー🤣

ジョブズはソシオパス説が根強いですよね。

エジソンとテスラの関係みたいなもんですね……。

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エジソンは、エジソン好みの直流用に設計された工場システムをテスラの交流電源で稼働させたら、褒賞として5万ドル払うと提案した。直流の優位性や安全性に加えて交流の難しさなどを考慮した発言だったが、テスラはこれを成功させた。交流を認めたくないエジソンは褒賞を「冗談だった」で済ませ支払わなかったため、テスラは激怒して後に退社する。(ニコラ・テスラ - Wikipedia

日本の例では、西村博之が「2ちゃんねる」の創設者とされますが、あれも「あめぞう」のパクリだったりします。

関連:「金儲け」というクソゲーをやめると人生はかんたんになる

資本主義の成功者は「無能」

略取はそれ自体が略取した者の無能性を表している……かくして新自由主義的・企業家資本主義の現実は、その幻想や伝説とは完全にずれたもので、個人的功績の開花などではなく、個人的無能性を繰り返し示すものなのである。まして分業経済のなかにおいては、策略つまり略取の実行によって補われ補完された無能性にほかならないのである。

数万人の従業員がアップルのために働いているのだが、「iPhoneをつくった」のはスティーヴ・ジョブズひとりということになるのだ。 

スティーヴ・ジョブズが成功したのは、ウォズニアックなどの功績を「略取」したからです。

彼は成功するために、ウォズニアック他アップル社員の功績を奪いまくった。

そのことは、彼の有能さよりも無能さを示してます。

そして金持ちは貪欲

われわれは略取(brigue)という言葉の語源を見失っているが、それはおそらく資本主義の中心概念なのである。1718年のアカデミー・フランセーズの辞書を参考すると、brigueは「人が自分の利益のなかに引き込んだ人々を使って利益を激しく追求すること」とある。すべてはここに示されている!「利益を激しく追求すること」というのは、まさに企業の創設者や指導者のあくなき欲望の拡大のことである。「人々を使って」というのは、この追求を自分自身の手段だけでは行うことができないという無能性のことである。つまり自分の個人的可能性よりも自分の欲望の方が上回っているということである。これは自分だけでは達成が不可能であるということである。

「自分の能力を越えた欲望を叶えるために、他人の功績を横取りすること」

これが資本主義の中心概念だとロルドンはいいます。

まーそういう人は腐るほどいますね。

一時期流行った「まとめサイト」だって、他人の功績を奪いまくりなわけです。

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有能な人間は排除される

問題はつねに邪魔な第三者を排除するということである。すなわち偽の創造者がその本来的無能さゆえに真の略奪者にならざるを得ず、それを指摘する第三者を排除して最後に真の偽の企業家になるという物語であり、これはそのままスターリン主義的な排除を想起させる。 

「貪欲な横取りする人間」は、すべてを自分ひとりのものにしたがります。

ほんとうに有能で、力を与えてくれた人は排除されます。

ひとりの成功者の影には、利用され排除された悲しい人間が無数にいる――これが世の常なのかもしれません。

資本主義的「神話」の現実

「有能になれば・努力すれば成功できるんだ」

という資本主義ドリームがあります。

ジョブズやゲイツは「資本主義の神様」みたいな感じですが……。

現実には、身の丈をこえた欲望を持ち、他人の功績を横取りする「無能者」かもしれません。 

というか、「無能だから」貪欲なんでしょうね?

欠乏感や自己不全感があるから富や地位を求める。

人生を楽しくするのは「スキル」です。

ほんとーの「すごいスキル持ち」は、質素な生活でも、評価されなくても、好きなことしてれば幸せです。

「たとえ25セントしかもらえなくても引き受けただろう」

と、ウォズニアックもアタリの件で言ってます。

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終わりに かっこ悪い金持ちよりかっこいい貧乏人

  • 「大志を抱くのはよいことだ」
  • 「他人をうまく利用するのも才能のひとつだ」
  • 「iPhoneのようなすばらしい商品をつくるためには、しょうがない犠牲だ」

いろいろ反論がありそうです。

ともあれ「金持ちってそんなにいいか?🤔」と思ってた私にとって、ロルドンの記述はすげーしっくりきたのでした。

「光と影」ですね。

  • 光はジョブズのような華々しい世界
  • 影はウォズニアックのような、目立たない世界

「どっちが優れてるか」より、「どっちが好きか」の問題です。

私は「有能だけど日陰でひっそり暮らしてる人」の方が好きです。

  • 身の丈をこえた欲望をもたず
  • 質素に
  • ほんとーに「自己充足的」に生きる

そういう人が好きだし、そーなりたいですね😘

(まーウォズニアックもウィンクルボス兄弟も大金持ちなんですが……🤣) 

←今日参考にした本。なかなか難解な内容です……🤣

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著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!