30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

【道徳羨望】お金持ちこそ「底辺労働者に嫉妬」しているかもしれません

金持ちはなぜ底辺を憎むのか?

「金持ちの人生ってつまんなそー😅」

と思います。

世の金持ちって、だいたいが

「クソなことしてるクソヤロウ」

です(私調べ)。

グレーバーの「ブルシットジョブ」を読んだらそれに関する説明があった。

金持ちは底辺に嫉妬している?

「社会的意義」と「報酬」はトレードオフ

という傾向があります。

みんなの役にたつ労働は低賃金です。

保育士とか、清掃員。

一方でだれの役にも立たない仕事……コンサルや銀行業、派遣業が金をガポガポ儲けます。

たとえばニューエコノミクス調査の試算では……

  • 保育士の年収は1万1500ポンドです。給与1ポンドを得るごとに、7ポンドの社会的価値を産出します
  • ロンドンのシティの銀行家は、年収500万ポンドです。1ポンド稼ぐごとに7ポンドの社会的価値を破壊します🥺

仕事をすることで得られる最も重要なものは、1.生活のためのお金と、2.世界に積極的な貢献をする機会であるということ。第二に、この二つには倒錯した関係性があるということ。すなわち、その労働が他者の助けとなり他者に便益を提供するものであればあるほど、そしてつくりだされる社会的価値が高ければ高いほど、おそらくそれに与えられる報酬はより少なくなるということ

ベゾスもマスクも米国では「クソヤロウ」です。

これは単なる嫉妬ではないということです……🤣

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宇宙旅行にいったジェフ・ベゾスを地球に帰さない署名🤣 

関連:お金持ちが「かっこ悪い」理由――貪欲で無能な収奪者

「道徳嫉妬」に苦しむお金持ちたち

ヘイゾーさんは大金持ちです。

えらい人です。

成功者です。

でも、ヘイゾーさんが死んだらどうなるでしょうか?

世界は悪くなる?

いいえ、むしろちょっぴりよくなるかもしれません。

人々の笑顔が増えるかも……🤣

関連:【貧しさエンジョイ】金持ちは貧乏人の足をひっぱらないでください

「自分がしていることが、単なる害悪でしかない😰」

ということに、お金持ちでも無自覚ではいられません(サイコパスなら別ですが)。

もちろん、表面的にはとりつくろいます。

  • 「オレは立派なことをやってるんだ」
  • 「他の人間に任せられない、大事な仕事をしているんだ」
  • 「この世界は厳しい。下々の連中と同じ価値観ではいられない」

ときには自分自身さえ騙しきります。

しかし、潜在意識では

  • 自分のしていることは意味がない
  • 道徳的に悪ですらある😭

と感じている。

こういう人たちは「社会的に意義ある仕事をしてる人」に嫉妬する――というのがグレーバーの主張です。

「道徳羨望」moral envyという言葉によってわたしが示そうとしているのは、そのひとが裕福であったり、恵まれていたり、幸運の持ち主であるがゆえにではなく、そのひとのふるまいが羨望する者自身の道徳的基準よりも高い基準を有しているとみなされるがゆえに、直接的に他者に向けられる羨望や反感の感覚である。  

意義ある仕事はだれが担っているか。

低賃金労働者です。

だからお金持ちは「有意義な仕事をしている貧乏人」を敵視します。

たとえば、教員や工場作業員の給料を安くすることにこだわる。

なぜなら、彼らは道徳的に優れたことをしているから。

「オレは金のためになんの価値もない仕事をしてるんだ。

そんな「いい仕事」は、給料を低くしなければいけない……😤」

というわけ🤣

中間管理職の人々はしばしば……工場労働者が自分の仕事に誇りを持つ正当な理由があるという単純な理由で、憤慨している。そのような労働者に過小賃金を払うことを正当化する主要な部分は、単純な嫉妬である。

But often middle managers……clearly do resent factory workers, for the simple reason that the latter have legitimate reason to take pride in their work. A key part of the justification of underpaying such workers is simple envy.(Bullshit jobsより、私の訳)

ウヨクはなぜインテリサヨクを憎むのか?

グレーバーはまた、ウヨクがインテリサヨクを憎む理由についても言及しています。

これもすごくおもしろかった。

インテリサヨクってのは、リベラルな弁護士、医者、ジャーナリスト、学者、俳優や芸術家といったエリートのことです。

たとえばウヨクの天敵はジャーナリスト・エリートたる「朝日新聞」です。

これはインテリサヨクが「特権的」だからです。

もしたくさんお金を稼ぎたいのであれば、そうする方法はある。一方で、もし別のかたちの価値――真実(ジャーナリズム、アカデミックな研究)、美(アート世界、出版界)、正義(社会運動、人権運動、チャリティ)など――を追求し、なおかつそれで食っていこうとするならば、家族の資産や社会的ネットワーク、文化資本などがある程度なければ、それは端的に不可能である。

「リベラル・エリート」とは、お金を稼ぐこと以外の目的をもって活動してもお金を稼ぐことができる地位に実質的に組み込まれている人びとである。……かれらは世襲の権利を独占し、それによって豊かな暮らしと高い目的に寄与しているという充実感――高貴であるという実感――の両方を得ることができる職についている

よーするに、インテリサヨクは

「真・美・正義などを追求しながら、それによってゆたかになれる」

という特権を享受している。

「お金か道徳か」

というトレードオフをぶち破っているのです。

お金も道徳もゲットしちゃってるのです🥺

もちろんそれは自力ではない。

家柄・文化資本・コネを駆使して、特権を占有してるのです。

ここに大金持ちや成功者がウヨク化する理由がある。

つまり、彼らは政治家、著述家、美容整形医、芸能人といった仕事で大金を稼いでいるかもしれない。高い地位を得ているかもしれない。

でも、社会的に意義のあることはしていない。

軽蔑されたり、存在価値のない仕事をしている。

だからリベラルエリートに「道徳的に嫉妬」する。

「許せん!😤」

というわけ。

ウヨクのインテリサヨクに対する「負の情熱」は一体なんなのか?🤔

とずっと不思議でしたが、腑に落ちました。

彼らは、実はサヨクと同じ。

「そんなのズルい!」

と不平等に怒っているのです……🤣

お金と道徳、どちらを選ぶか?

  • クソなことをして大金を稼ぐ
  • ぜんぜん稼げなくても有意義なことをする

どっちがいいでしょうか?

私は後者がいい。

お金は食っていけるだけあればいいです。

あとは真・善・美・正義を探求した方がいい。

世に害悪をまきちらしながら死ぬよりは、ささやかでも世界を改善して死んでいった方がいい。

「それじゃ食っていけないよお😭」

というかもしれません。

でも、リタイア後ならよゆーで可能です😘

私のブログも1日1000円くらいしか稼げません。

でも、たま~に「ブログを読んで救われました」みたいな人がいます。

だから書き続けてます。

それに、ワンチャン「特権」をゲットできるかもしれません。

「真・美・正義などを追求しながら、それによってゆたかになれる」

という。

私が若年リタイアをおすすめするのはここなのです。

すっごくいい家柄に生まれてなくても、

「自分の好きなことを追求して、他人を助けて、お金を稼げる」

そーいう特権的立場になれる可能性があります……🤗

(おまけにインテリサヨクのように、親のパワーではない)

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終わりに 嫉妬される貧乏人になろう

大事なことは「底辺の貧乏人」でも「大金持ちの権力者が持てないものを持っている」ということです。

たとえば正しいことをすること。世の中の役に立つことをすること。立派な人間であること。

  • 「お金持ちってうらやましいなあ😥」
  • 「お金持ちってすごいなあ😳」

と思う必要はないのです。

お金持ちが喉から手が出るほどほしいものを、あなたは持ってるかもしれません……😘

←クソおもしろかったです、リタイア者のバイブル……😍

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ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!