ひとりで生きる楽しさ
よく考えてみると、私がリタイアしたのは、単に「労働が嫌」だからではありません。
いちばん大きな理由は、ひとりで、自分の人生を自分でコントロールしたいと思ったからでした。
一匹オオカミとして生きる
世の中には3種類の人間がいる気がします。
- 依存型=他人に自分の人生を任せたい人 ex. サラリーマン、小市民 全体の90%くらい
- 搾取型=他人を搾取したい人 ex. 経営者、政治家など 全体の9%くらい
- 独立型=自分で自分の人生を歩みたい人 ex. 芸術家? 全体の1%くらい
99%の世界
社会は少数の搾取型が大多数の依存型を搾取することで成りたちます。
どんな社会でもピラミッド構造をもっています。
昔は自由人と奴隷、あるいは封建領主と農奴という関係でした。現代では資本家と賃金労働者という構図です。
こういう「社会」が成立するのは、支配層ががんばってるだけではありません。依存型の人が搾取される生活にかなり満足してるからです。
「自分の人生をだれかに管理してもらう」って、別に悪いことばっかじゃないんですよね。昔の奴隷が大事にされたように、現代の賃金労働者だって手厚い保護はありますから。
それに、だれかに任せて生きていれば、責任を負わなくて済む。自分の人生がうんこちゃん💩 だったら、自分を管理支配してる人のせいにできる。
そういうわけで、ちょっとサイコパスっぽい搾取型の人がいて、ちゅーちゅー絞りとられる生活に満足する依存型の人がいて社会は成り立ってます。
これが99%の世界です。
1%のイレギュラーな人々
一方で、世界には変人が生まれます😅
人間は多様性をもった生き物で、気質や特性もさまざま。
なかには「管理されるのは嫌だし、管理するのも嫌~」という人がいます。奴隷にも主人にもなりたくない系のひとです。
こういう人は必然的に社会から離れることになります。そんで隠者とか世捨て人になる。
こういうコースは、ふつうは隠された道、裏ルートです。
たとえば、世間では
- 「スキルやマインドを身につけて優秀な社員になろう!」(優秀な奴隷になろう)
- 「負け組を抜け出して勝ち組になろう!」(奴隷から主人に成り上がろう)
というようなビジネス書は多いですけど、「勝ち負けの次元から抜け出す方法」はなかなかないものです。
裏ルートは基本的に反社会的です。だから社会は「奴隷は奴隷として生きるか、勝ち組になるかしかないんだ」と教えます。まあそこに世の中の閉塞感というか絶望があるんですが😪
人類の歴史を見ると、こういう1%は珍しくないです。芸術家とか犯罪者、宗教家に多い気がします。ブッダやアシジのフランチェスコも当てはまるんじゃないでしょうか。
終わりに 「裏ルート」を歩んでみませんか?
「主人か奴隷の生き方しかないんだ」
と思ってる人は多いと思います。
でも、自分ひとりで独立して生きる方法も可能だと私は思います。
私がリタイアしたのも、一匹オオカミライフの方が好きだな~😚 と思ったからでした。
だれにも管理されず、だれも管理もせず、だらーんと暮らしてます。うんこな社会から離れて自由に主体的に生きられるのはステキな気分です。
みなさんはどーでしょうか?
管理支配されるのは嫌だ! というリタイア志望者は、あんがい一匹オオカミライフが向いてるのかもしれません😘