リタイアすると価値観が変わる
150万円ハウスに移り住んで5ヶ月が経ちました。
のんべんだらりと日々送ってますが。
リタイア以前と以後では精神的に大きな変化があったと思います。
リタイア以前以後の心境変化
リタイアすると恐怖や不安がなくなる
- 人生は辛く厳しいのが当たり前
- 嫌なことがあっても我慢して働かなければいけない
- 生きるために働くのは自然なことだ
- 目上の人の言うことを守り、他人と一緒の行動をしなければならない
- 将来の幸福のために今我慢しなければならない
- 世間の価値観に従って生きたところに幸福がある
- 自分を犠牲にして、他者や社会のために生きるのが幸せだ
このような「労働倫理」が家庭・学校・メディアを通じて私たちに叩き込まれてます。ようは「社畜マインド」ですね。
リタイアして、何ヶ月もひとりでだらーっとidlingな生活をしていると、そういう洗脳が解けていきます。
「会社員生活は常に不安に突き動かされていた」と、リタイアしてはじめて気づけます。
自分がどこにいるのかわからない、どうすればいいのかわからない、でもなにかが間違っていることはわかる…… 暗い迷路を歩いてるような感じです。
でも、リタイアしてからは、
- 人生は簡単だ!
- 人生は楽しむものだ!
と考えるようになりました。
「今ここに自由があるんだな~😚」と気づけるのです。
「安心立命」はお金で買えない
人生で大事なものは……
- 健康
- 知性
- お金
の順だと私は思ってます。(お金の上に「友情や愛情」があってもいいかもしれません)
お金があっても病気で寝たきりじゃ意味がない。そしてお金があっても知性(知識や精神的健康)がないと人生は楽しめない。(私がお酒をやめたのは、知性を邪魔するからです)
リタイアするまでは「働かないと生きていけない」と思ってましたが、リタイア後は「健康と知性があれば、金がなくてもまあ生きていけるだろう」となります。
お金がなくっても健康と知性があれば稼ぐ方法が見つかる、はずだからです。今のところ稼げてないですが!🤣
金のために人生を犠牲にする愚かしさ
お金は「超有能なマルチツール」です。
お金があれば、豊かに生活できるし、他人にあれこれしてもらうことができる(資本主義とは、結局他人をお金で働かせる人が勝つ社会です)。
でも、ほんとうに人生を豊かにするものは得られません。
- 生まれ持った才能は買えません。
- 健康や知性は買えません。
- 友情や愛情も買えません。
道具に執着してそれを盲目的に集める人がいたらアホですよね? 道具とは使うもの、それを目的にしたら意味がない。
リタイアすると「お金は必要だけど重要ではない」と気づけます。
世の中に必要なものはそんなに多くないし、みんなが必要なものはたいてい安いのです。
終わりに
「あんなに働かなければよかった」
と死の間際に後悔する人が非常に多いと聞きます。
リタイアすると、それまで当たり前だと思っていた会社員生活が、ひじょーに狭い世界であることに気づけます。
それは一種の監獄に近い。
時間的、空間的というより、精神的監獄です……。
リタイアして得られるのは、単に労働フリーの生活だけではありません。
精神的な監獄も脱け出すことができるのです。
完全リタイアを目標にしなくてもいいのです。
会社を休職したり、転職まで間をあけて、半年くらい「お試しリタイア」してみる。
それだけでもめちゃくちゃ価値観が変わると思います……😘