- 国債:ローリスク
- 不動産投資:ミドルリスク
- 株:ハイリスク
- レバナス、仮想通貨:スーパーハイリスク
さいきんレバナス民や仮想通貨民をウォッチしてます。
彼らはなぜ危険なバクチに出たのか?
なぜ初心者ほど危険な投資をしてしまうのか
- 「米国株最強!」
- 「ゼッタイ儲かる!」
今年まではそう感じます。
しかし株はハイリスクです。
暴落はいつでも待ちかまえている。
「ついに登場!! 楽天レバレッジNASDAQ-100(愛称:レバナス) | 楽天証券」より
不動産投資はミドルリスクですよ
「不動産投資の方がリスキーだ」
という人もいます。
- イニシャルコストが高い
- 流動性が低い
からそう感じるのかも。
けど、実際はミドルリスクなのです。
だれもが家に住まなきゃいけない。
そして人が住むかぎり家は価値を生産する。
不況下でも家賃は安定です。
だから
「すでにリッチだからリスクをとる必要がない」
金持ちほど不動産を好む。
初心者ほど危険な投資をしてしまう
- 投資の初心者
- 資産が少ない人
ほど危険な投資――仮想通貨やレバナスに手を出してる印象です。
なぜ子どもが銃で遊ぶようなことになるのか。
ひとつは「てっとり早く金持ちになりたい」からでしょう。
「1億円の資産を築きたい」とき
- 資産5000万円からスタートする
- 資産500万円からスタートする
のではぜんぜん違う。
ビンボー人が危険な投資に手を出すのは、人間心理としてしかたがない。
私が貯金の少ない社畜ならレバナスに手を出していたかもしれない。
まだ理由があります。
「夢見がちな人」を狙うハゲタカたち
「一発逆転するんだ!😤」
と熱に浮かされた人は最高のカモです。
ゴールドラッシュで儲けたのはだれか。
ツルハシを売った人、ジーンズを売ったリーバイス。
- 「ビットコインは1000万円いくぞ!」
- 「レバナスでだれでも億り人になれる!」
このささやきは
「つくられたもの」
ではなかったですか?
- 証券会社
- 仮想通貨取引所
- 高値で売り抜けたい機関投資家
- アフィリエイトで儲けたい人
- インフルエンサーになりたいしょーもない人
いろいろ考えられます。
いずれにせよ、さまざまな思惑によって
「共同幻想」
がつくられる。
そして過熱していく。
ビンボー人はいつもハゲタカが狙っているのです。
「気持ちよく買う」のは危険です
ビットコイン/レバナスを買ったとき……。
たぶん彼らはうれしかった。
- これで億り人になれる
- 労働から解放される
- バカにしてきた奴らを見返してやる
しかし投資は
「安いときに買って高いときに売る」
ゲームです。
「いままであがってきた! これからもあがる🤗」
と買ってはいけない。
あなたがそう思うなら、だれもがそう思っている。
(つまり、すでにかなり高値)
ある瞬間に「パチン」です。
最初は値上がりから始まる。株でも不動産でも美術品でも、何でもいい。すると世間が注目し、買い手が群がる。そうなれば価格は一段と上がる。買う行為そのものが価格を押し上げ、値上がり期待を現実にするわけだ。これが続くと、市場を楽観視するのが当たり前になる。そうなれば価格はますます上がる。そしてある日、終わりがやってくる。一体なぜなのか、原因を巡って果てしなく議論が続くだろう。終わりは、つねに始まりよりも突然である。針を刺された風船がしずしずとしぼむはずがない。(「大暴落 1929」ジョン・K・ガルブレイス)
「なにも考えず・なにも心配なくすんなり買えた」
ときは地獄に片足つっこんでるかも。
「あなたがカードゲームをしていて、誰がカモなのかわからないときは、あなたがカモなのである」ウォーレン・バフェット
終わりに リタイア後はローリスクでいい
「危険な投資をしてなくてよかった」
と感じます。
「レバナス/ビットコインで資産半額😭」
なんてなったらリタイア生活を楽しむどころじゃない。
リタイアしたらハイリスクな資産は(そんなに)必要ない。
すでに労働から解放されてるし、自由に生きていける金・スキルがあるから。
とはいえ、いずれ1000万円ほど米国株にぶちこもうと思ってます。
「金がほしいから」
ってより
「なんか楽しそうだから」。
- 金がなくなりゃーそれはそれでいい
- 金が増えりゃーそれも楽しい
投資なんてそんくらいの気持ちがいちばんいいですね……😘
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