リタイアを半年でリタイア
貧乏リタイアしたけど、パニックになって労働に戻った、でも労働が嫌い
混乱してるんだ。FIREのために15年費やし、9ヶ月前に貧乏リタイア(LeanFIRE)した。7ヶ月がすぎて、パニックになった。そしていま働いて3ヶ月だけど、またリタイアすることを夢見ている。
なぜ私は貧乏リタイアしたかったか:
- 労働が人生を支配していた
- 燃え尽きていた
- もっと自由な時間がほしかった
- 私は完璧主義者で、それをやめられず、労働でほんとうにストレスを感じたから
- 私の支出はポートフォリオの3.5〜4%だったが、物価の安い国なら2〜3%ですむ
なぜ貧乏リタイアを抜け出したか
- 目的の喪失
- ほかの人が働いているのにのんびりしてる自分がイヤになった
- 6桁の給料(10万ドル以上=1300万円以上)が恋しくなった
迷っている。働くのは好きではないしまた貧乏リタイアしたいけど、それを難しくするエゴのような心理的問題にどう対処したらいいかわからない。
r/LeanFIREにこんな投稿が。
ゆれうごいてますねえ……😌
貧乏リタイア民の回答
引用が多いのでDeeplくんにがんばってもらいます😅
目的を見つけようぜ
労働から逃げるかわりに、リタイア生活で何かしたいことに向かっていった方がいい。執筆でも、旅でも、ガーデニングでもいい。労働のすりへらされるような生活の外に、なにか目的を与えるものを見つけよう。
Retire TO something, not FROM something.
目的がないとリタイア生活は「虚無」です。
しかし
「目的を探すこと」
これはそーかんたんでもない。
「自分の時間をどう過ごすか決めるのは、ほんとうに大きな事業だ!」
って意見も。
あなたが好きなことは何ですか?もし、完璧な一週間を過ごせるとしたら、どんなことをしたいですか?モーリー・ポビッチや『The Price Is Right』などの昼間のテレビを見ることではないでしょう。お気に入りのパン屋さんで週に2日、4時間ずつ働き、ホームレスシェルターで10時間のボランティアをコツコツとすることかもしれません。ビジネスを始めるのでしょうか?マラソンの練習をするのかもしれません。そうすれば、これまでの6桁の仕事と同じように、コミュニティにおけるあなたの居場所ができるはずです。
自分の時間をどう過ごすか決めるのは、ほんとうに大きな事業だ! 私たちは、誰か他の人、つまり上司にそれを任せることに慣れていて、上司が指示したことに対して給料をもらっているのだから、それは重要なことだと思い込んでいます。リーンファイヤーした人は、自分がボスであり従業員であると考えなければなりません。最初は、従業員の管理も従業員であることも惨めかもしれませんが、練習すれば上達するかもしれません。
「だれかに従う」
よう私たちはちびっこのときから叩きこまれます。
「家庭→学校→職場」
服従のスペクトラムです。
リタイア後はとつぜん
「自分が自分の主人」
になる。
こりゃーなれるまでたいへんですよ😅
無収入はやっぱきついよ
スレ主さんは「いろいろやったんよ😥」といいます。
旅行もしたし、人生最高の体調で、社会生活も充実していた。
ただ、収入がないことに劣等感を感じた。「仕事は何もしていない」と人に言うのが恥ずかしく、私が午後2時にジムに行ってリラックスしている間に、物価の安い国の人々が500ドルのために苦労していることを恥ずかしく思っていた。
しかし、正直に言えば、月収が0円ということの自我への打撃はきつかったです。(年収)6桁になるために人生をかけて働いてきたのに、突然、世界の100%の雇用者より低い収入になるんだ。
「収入が社畜以下になる」
これはけっこー惨めです😅
「でも配当金とかあるでしょ?」
という意見もある。
もし君がただしくFIREしたなら、月収0円ということはない。自分の代わりにお金が働いてくれるんだ。世界のトップ1%のようにね。
「いや、投資の収入では充実感ないんよ😥」
とスレ主はいう。
君は100%正しい。でもそういうふうには見れない。キャピタルゲインとか配当金を「収入」とは見れないんだ。それはただのスプレッドシートの数字にすぎない。ポジティブにもネガティブにも感じない――ただ無関心だ。
しかし、ぼくはつねに自分の収入にプライドをもっていた。最低限の賃金の子どものときでも。それはつねに自分のハードワークの結果だった。けど、投資の収入は純粋に運に基づいている。あがったり、さがったり、横向きだ。だからそれについてぼくができるのは何もない。
この気持ちはよくわかります。
投資の収入はおもしろくない。
でも、ブログとかUBERはわりと楽しいんですよね。
ってわけで、他の貧乏リタイア民もいってますが
- 「稼げないけど楽しめる仕事」
- 「テキトーにできるギグワーク・短期労働」
がスレ主にはよいでしょう。
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他人を気にしたらあかん
1.リタイアするとき、「仕事が大嫌い」以外の目的をもとう。――その代わりに何をするのが好きか? 私には、旅、セーリング、スキューバだ。
2.他人が自分をどう思うか気にしすぎるのをやめよう。ほとんどの人は君のことをそんなに考えていない。そうだとしても、彼らの意見は重要ではない。そんなことに囚われてはいけない。
3.ほかの人が「まだ苦しんでいる」からといって、自分が苦しむ必要はない。特権を楽しもう。もしほんとうに気の毒におもうなら、ボランティアをしたり、なにかプレゼントすればいい――しかし君は、「人生は苦しみに満ちたものだ」という雰囲気を拭いきれないようだ。
4.投資は収入であると知ろう。そして収入で自分の価値が決まるわけではないと知ろう。君は何者か? 「仕事のためになにをするか」ではなく、人間として、何が君を駆り立てるのか?
これがいちばん気に入った回答でした。
たぶんベテランリタイア者でしょう。
「他人が苦しんでいても、自分は幸せになっていい」
この価値観は大事です。
「幸せな人しか、他人を幸せにすることができない」
ですから。
私がしたいのはバイク旅。今日は伊豆下田にツーリングしてきました😍
もう夏の景色……😅
リタイア後は
「人間として」
ってのが大事になります。
あらゆる地位や肩書とはおさらば。
他人に自慢できる立派な収入もバイバイ。
ただの人間になります。
そこから「自分のしたいこと/しなければならないこと」を探すのです。
終わりに 半年くらいがいちばんきちーかも
「そんなのよくあることだよ」
という意見もありました。
定年退職への移行を支援する仕事をしている心理学者がいます。あなたが抱えている問題は、想像しているよりもずっと一般的なことなのです。キャリアや仕事は、その人のアイデンティティの大きな部分を占めるもので、それがある日突然なくなってしまうというのは、突然であると同時に不慣れなことでもあるのです。でも、定年後も誇りと達成感をもって幸せに暮らせる方法を見つけることはできますし、必要であれば専門家の助けを借りて、その橋渡しをすることもできます。
「労働世界から抜けだす」
って劇的な変化です。
心身がびっくりするのもあたりまえ。
私も半年くらいは慣れなかった。
迷いもあった。
2年たったいまは「立派な無職」ですが……🤗
月曜昼の公園で野沢菜おやきを食べる不審な無職
「十分な資産をゲットしたらゴール」
ではありません。
そこから長い長いリタイア生活がはじまる。
はじめは慣れません。
憂鬱にもなります。
けど、なれたらスーパー楽しいのです。
「リタイアは一日にしてならず」
ってワケ……😘
とりあえず
「リタイア後になにをしたいか?」
は考えておきましょー😅
ツァラトゥストラ先生もこーいってます。
何からの自由だというのだろうか?それがこのツァラトゥストラに何の意味があるだろう!あなたの眼ははっきりと、わたしに告げなければならない。何をめざしての自由であるかを!
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