ウソつきだらけのうんち社会💩
要するに、ぼくは、人間の生活というのはだましあいだと思うんです。……成功するためには、人をだまして勝ち抜かなきゃいけないんですから。……文明社会というのは、わずらわしい感じがします。生存競争が激しくて、いくら文化程度が高くなったといっても、人間自体が幸福を感じていないような……。
と植村直己が言っていて、そのとおりだなと思いました。
そーいえば、オオカミと一緒に暮らした哲学者もこう言っていた。
「陰謀と騙しは、類人猿やその他のサルがもつ社会的知能の核をなしている。」
社会は騙し合いなのです
- 「まじめにがんばれば成功できるんだ」
- 「成功者は有能で努力してるんだ」
これが資本主義といわれています。
たしかに、受験勉強や出世競争をがんばれば賃金があがります(ハナクソくらい)。
でも、資本家階級は「働かない」のであり、働かないからリッチなのです。
ジェフ・ベゾスは一日8時間たっぷり寝て、仕事は一日に3個の決定をするだけです。
出世するのはまじめにがんばる人ではない。
「他人を自分の道具のように利用する人」です。
民間企業、官僚組織、カルト宗教、政治団体でも同じ。
社会そのものが「ウソつき」
- 労働は自己実現
- がんばればいつか報われる
- 自己犠牲は尊い
- この世は公平で平等
- 労働者は自由意志で働いていて、雇用主と対等
全部ハリボテです。
社会が求める「人間資源(ヒューマンリソース)」は「従順な労働者」です。
つまり、「すすんで金と労働力をさしだし、そのことを喜ぶ人間」。
そういう養分です。
社会そのものが詐欺によって構築されている……。
現代の社会科教育が目標としている人格像は、「無力ではあるが元気のいい人間」であり、更に言えば、「陽気なロボット」なのである。適応人とはそういう人間なのである。そしていうまでもなく、もし適応人が陽気なロボットでしかないならば、彼は人格を持たない幻影のパーソナリティにほかならないだろう。(社会学的想像力/C・ライト・ミルズ 解説より)
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「騙されたい」バカなひとたち
騙されるのは気持ちがいい
詐欺師ばかり悪いのではない。
信者がいなければ詐欺師もいません。
信者は、自分の足で立っていられないほど弱い。
信者は、自分の頭で考えられないほど愚か。
だから他人に依存して、他人の言うことを信じてしまう。
一度騙された人間は、騙され続けたくなります。
ひとつは、「騙された」という事実を認めたくない損失回避バイアスです。
もうひとつは、騙されることの持つ快楽です。
「これこそが真実だ。あなたはこれを信じるべきだ」
と人生に目的を、意味を、価値を与えてくれますから。
騙される人間は、結局いつまでも騙され続ける……。
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正直者の世界は「外」にある
- 「だます」
- 「だまされる」
両方嫌いな人間はどーすればいいのか。
やっぱり社会を離れる=「隠遁」がよいでしょう。
- 「労働しろ」
- 「消費しろ」
- 「納税しろ」
- 「結婚しろ」
そういう社会の命令を無視する。
そして、自分と他人に正直に生きる。
植村直己がエスキモーと共に暮らしたように、地理的、文化的に社会の中心から離れてみるといいかもしれません。
外に逸脱するのです。
そこから得るものがあるはずです😘
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終わりに 騙し合いから抜けだしましょう
社畜時代は山ほどウソをついたし、ウソをつかれたなあと思います。
ウソは本質的に「侮辱」なんですよね。
人間、攻撃は忘れることはできても、侮辱は忘れません。
私が社畜に戻ることはないでしょう……🤣
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いまは仕事をやめて隠遁生活を送っています。
隠遁生活は、自分にも他人にもウソをつかないで済みます。
うさんくさい連中と関わらなくていい。
そして、ウソをつかない人たちの本を読み、ウソのない自然のなかで過ごすことができます。
- 「ウソつきが嫌い😠」
- 「ウソをつくのが苦手😫」
そーいう人は、ムリして社会に暮らす必要はありません。
隠遁しましょう。
「人生、いいもんだなあ」
となりますよ😘
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