ネジ一本直されないかわいそーなバイク
先日買った5万円バイクで1000kmくらい爆走してる無職おじです。
買ったときからある回転で
「ブブボボボ(`;ω;´)」
と音がします。
よく見ると、カウルのネジが一本とれかかっている。
それを締めたら、すごく静かになった。
スイスイ走ってくれます😍
リタイア生活で生まれる「ささやかなケア」
「ネジ一本を閉める」
だけで劇的に改善する。
どうして前オーナーは直さなかったのか?
- そういうものだと思ってたから――無知。慣れ。
- どうして音が鳴るのかわからなかったから――原因、解決方法がわからない
- 原因はわかるが、自分でいじるのが怖かったから――自信と勇気の欠如
- 原因はわかるが、バイク屋にお願いする金がないから――貧困
- バイクなんてどうでもよかったから――関心の欠如
いろいろ考えられます🤔
社畜は自分からも見捨てられている
「ネジ一本直されないかわいそーなバイク」
は
「社畜と似てるなあ」
と思いました。
そこにはあきらかな「不調和」がある。
もしかすればかんたんに直せるかもしれない。
しかし、修理されない。
- 社会とはそういうもので、それが当然だと思っていた
- どうしてうまくいかないのか原因がわからなかった
- 転職やリタイアなど行動に移すのが怖かった
- 借金の支払いにおわれ、職場にしがみつくしかなかった
- 自分の人生なんてどうでもいいと思っていた
「自分の人生なんてどーでもいいんだ😣」
と社畜は少なからず思ってます。
- 「がんばって現在の地位を手に入れた、こんなもんだろう」
- 「給料もらえて安定した暮らしだし、悪くないさ」
自分で自分を見棄てている。
ところが、だれだって「自分の人生」ほど重要なものはない。
その「不調和」は消えさらない。
だからウツや適応障害になったり、アル中やソシャゲ中毒になる。
社畜はなぜ自分さえ「ケア」できないのか
社畜ライフは時間がありません
時間を切り売りする存在だからです。
大部分は「資本家」や「経営者」のもの。
「自分の時間」はごくわずかです。
自分をケアするのにせいいっぱいで、それすら十分ではない。
そんな社畜は「孤独」になっていく。
- 職場以外に友人をもたない
- 恋人や家族をもたない
- 近所の人と付き合わない
- 趣味のつながりももたない
- 見知らぬ他人に優しくしない
- 異性や外国人にヘイト
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リタイア生活で発達する「ケア」の能力
「時間」がとにかくたくさんある
のがリタイア無職ライフです。
時間がたくさんあれば、自分の不調和に敏感になる。
身体の調子が悪ければ、いろいろ確認します。
太ったらダイエットします。
ひきこもりがちなら海にでも行きます。
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自分をケアするだけでなく、他人(や世界)をケアする時間もある。
- 部屋は整理整頓します
- バイクは丁寧にメンテします
- ご近所の人や友人との関係をよくします
- 動物や植物の世話もします😽
- 世界のできごとに関心をもちます
いってしまえば
「ていねいな暮らし」
です。
まあ社畜ライフと「ていねいな暮らし」を両立させるのは無理です。
超人でなければ。
無職ライフの特権といえます。
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「ケア」のすごい力――大樹も芽から育つ
「ケア」
ってキモいとか思われそうですが、バカにできません。
木の芽に水を100リットルあげたら、明日には大樹になっているということはない。
何年も水やりしたり、害獣から守って、剪定して、ときには肥料や農薬を与えて育てます。
そうしてビッグな樹になります。
ハイドパークの木
なんだってそーです。
人間関係の信頼も、はじめて会った日に生まれません。
何回も会っていくなかで育まれます。
今日トヨタに投資したら明日10倍になってるということはありません。
事業をはじめていきなり数千万円儲かるわけではない。はじめは数十円も稼げない。
どんな語学の天才でもエスペラント語を一日で習得できない。
「サルートン(こんにちは)」
からコツコツ勉強します。
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自分をケアすればビッグになれます
「自分」
も同じです。
自分をていねいに「ケア」していく。
注意深く見守っていく。
そうすることで「ビッグですげー人間」になれます。
消費文化では
「商品を買えば劇的に人生が変わる」
と教えます。
が、それは「詐欺」です。
だから最終的に得られるのは
「騙された」「罠にはめられた」
気分だけ。
- ハッピーぽやぽやな人生も
- 世の中に良い影響を与える立派な人生も
商品からは生まれません。
「自分」をきちんとケアすることで生まれます。
そーいう人生はつまんない退屈なものではない。
- 「なんだかよくわからないけどいー感じ😚」
- 「さいきんツイてるなあ😍」
となります。
「ケア」
は、ちょっとした労力で、最大の効果が得られるからです。
終わりに 「ささやかな注意深さ」の大切さ
「人生をじょーずに生きる」
のに、天才である必要はない。
「ささやかにケア」すればうまくいきます。
自動車を大事に乗りたいとき、私たちに必要なのは
「エンジンオーバーホールの技術」
ではない。
それよりはるかに
「定期的にオイル交換をするケア」
ということです。
セミリタイアという「大仕事」をなしとげるのも、
結局は「毎日のちょっとした心がけ」なのです。
- リタイアは一日にしてならず
- ハッピー無職生活は一日にしてならず
ってことです……😘
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