毎日ハッピーに生活してる無職です。
今日は気の向くままに日記を書いてみます。
ただ生きてるだけ
リタイア生活をして思うのは、その生活が「ただ生きてるだけ」となることです。
時間の感覚が薄れていきます。
「いつまでにあれをしなければならない」「あの日に予定が入ってる」ということがありません。というか、リタイアするとそういうのがイヤになって、意識的無意識的に遠ざけるようになります。
思い立ったときにしたいことをします。
ご飯を食べたいときに食べて眠くなったら寝ます。
天気がよければ山や海にでかけて身体を動かし、雨が降るならまったり読書や書き物でもします。
昨日は、夕方に2時間、食後の散歩をしたあと……本を読んでたら眠くなったので、14時間くらい寝てました。(最近めちゃくちゃ寝てます……😁)
「なにかのために生きている」という感じがしません。
単に、「生きてるから生きてる」という、それだけの生活になっていきます。
こういう生活は、たまには不安になることもあります。
「今の生活でいいのかな?」と思うことはあります
都会にでかけたときは、劣等感や後悔に襲われることもあります。
「俺はこの中で暮らさなくていいんだろうか?」
バリバリ働いてそうなサラリーマンや、高そうな服を着たきれいな女の人とか見ると、自分はみすぼらしい貧乏人だな、と思うことがある。
でも、自宅に帰って自分の生活に戻ると、すぐにそういう人たちが羨ましいとは思わなくなります。
800年前の友人である鴨長明も同じことを言ってました。
都に出かけることがあって、そんなときは自分が落ちぶれたと恥じるとはいえ、帰宅し、ほっとして落ち着くと、他人が俗塵の中を走り回っていることが気の毒になる。(「方丈記」蜂飼耳訳)
めっちゃわかる🤣
だから……「この生活でいいんだろうか」と思うことは当然あるのです。
もっとも、それはだれでも同じでしょう。働いても働いてなくても、です。
人生は後悔の連続で、世間的に幸福だと思われてる人だってそれはおんなじ。完全な平穏というのはありえません。
それでもリタイアして良かったと思う
でも、私は今の生活がとても気に入っています。
それは、ほとんどだれにも邪魔されることなく、自分の楽しみを味わえているからだと思います。
私は自由の感覚をもっています。散歩したいときに散歩し、食べたいときに食べます。だれかに命令されることも、命令することもなく、平穏に暮らしています。
幸福のかたちは人それぞれで、私のような生活は不幸に見えるという人がいるでしょう。実際、私もたまには悩むことがあります。
でも、それを含めて、私は今の生活が大好きなのです。自分という存在が、未来にも過去にも取られないという感覚。将来のために今を犠牲にしていないという感覚。いまここの瞬間にしっかり存在している感覚。
現代のような社会に生まれて、そういうふうに生きられることは、とても幸運であり、幸せなことだと私は思っています。
リタイア生活……とてもよいものです。
これからも、静かで豊かな生活を続けていきたいと思います😘