- 納豆、うまい。
- もやし、うまい。
- キャベツ、うまい。
- 半額のブラジル産鶏肉……ごちそうです😍
食費1万円以下おじさんです。
「いまの食生活が理想的」
と思ってます😘
「おいしいから食べる」より「生きるために食う」
「おいしー!」
「うまそー!」
テレビをつけると決まってこれです。
グルメは脳が死んでる人の趣味でしょう。
テレビは脳が死んでる人のためのものですから……🤣
なにがおいしいのか?
「人体はドーナツだ」
と言われることがあります。
私たちの消化管は口から肛門まで連続してます。
つまり消化管内は「外」です。
私たちはそこに食物をとおして、栄養や水分をとって生きてます。
つねに外界から栄養をとりこまなきゃ死ぬのが私たちです。
トポロジー……🤤
おいしいものとはなにか?
ひとつは人体にとって必要なものです。
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルは人体にとって必要不可欠です。
これらがバランス良く整った料理は「おいしい」。
- 「ご飯をパンに挟んで砂糖をかけたもの」はおいしくない🤮
- 「ご飯+とんかつ+キャベツ+ソース」はたまらなくおいしい😍
人体が欲するものがバランスよくあるからです。
もうひとつは人体にとって必要ではないが、依存性のあるものです。
お酒やチョコレートやポテチ……。
ドラッグやマイルドドラッグと呼ばれるものです。
炭水化物や酒は、歴史的に必要なものでした。
- 人類は飢餓と戦ってきたので、炭水化物大好きです。
- 人類は脱水や感染症と戦ってきたので、腐らない水(お酒)が好きです。
まあいずれにせよ不必要なものは不必要です。
とりすぎれば病気になります。
「おいしい」とは欠乏を埋めること
「もっとも良きもの、そは水」
ピンダロスの「オリンピック祝勝歌」にこんなフレーズがあります。
登山すればだいたいのもんはうまいです。
水とカップラーメンがバカうまです。
疲れてカロリーと水分を消費したあとだからです。
結局「おいしい」とは幻想です。
はじめに苦しみがあるから「おいしい」。
- 飢えるから食べることが楽しい
- 乾くから飲むことが楽しい
金持ちはメタボな腹をかかえてあちこちの高級料亭を巡っては「なんだつまらない、たいしてうまくないじゃないか」と嘆きます。
貧乏人はたまのマクドナルドで「おいしい😍」と喜びます。
貧乏人のマクドナルドと、金持ちの5万円のディナー、どちらが喜び多いでしょうか?
グルメは人体に有害でしかない
バビロンの王、ネブカドネザル二世は、ユダ王国のエルサレムを征服し、その他の貴族たちを捕虜としてバビロンの城に住まわせた。信仰心の篤い少年、ダニエルもその一人だった。城に着くとダニエルは、自分と仲間は食の戒律を守っているので「王の食物(肉)とワイン」で汚すようなことはしないでほしいと、侍従長に頼んだ。侍従長は驚き、反対した。「わたしは王様が恐ろしい」と彼は言った。「あなた方が何を食べ何を飲むかを決めるのは王様だ。あなたが他の少年たちよりやせ衰えているのを王様がご覧になれば、わたしの首があやうくなるではないか」
そこでダニエルは策を講じた。「10日間、わたしたちに野菜と飲水だけをください。その後、わたしたちの顔色を、王様の食物とワインをいただいた他の臣従たちと比べて、処遇を決めてください」。侍従長は同意した。10日後、ダニエルらは、他の少年たちより「健康で、栄養状態がよく」見えた。以来、彼らには美食と美酒ではなく、野菜だけの食事が供された。
……これは、仮説を検証するために対照群を用いて行った比較試験の、史上最古の記録である。数世紀後、この出来事は、史上最高のベストセラーに収められ、不朽の名声を得た。そのベストセラーとは、聖書だ。
私と同い年のオランダ人歴史家、ルトガー・ブレグマンの本「隷属なき道」から引用です。
「俺は食べることが大好きなんだ」
という人がいます。
こういう人はだいたい糖尿病になります。
「俺はスーパー金持ちなんだ」
という人も糖尿病になります。
だいたい食うものくらいしか金の使い道はないからです。
グルメとは過剰です。
過剰は毒です。
私たちは飢餓よりも食べすぎで死ぬ。
グルメではなく「粗食」こそ私たちに必要なのです。
「そんなのウソだ」というなら、その辺の医者に聞いてみてください。
99%の医者は同意します。
粗食で満足していれば、
- 目がさえて身体は軽くなります
- 内臓や血管が元気になります
- 感受性が高まり、思考は鋭敏になります
- 欲が減って、お金がほしいと思いません
いいことだらけです😍
食費をガンガン減らしてみましょう
ビンボーメシは理性を養う
私たちはもう飢えません。
食べ物は「捨てるほど」あります。
月1万円あればお腹いっぱい食べられる。
動物を追い回さなければ食べられなかった時代に比べたら「天国」です。
ただ、ビンボーメシってのは意外と難しい。
「人体にとってなにが必要か」
をよく考えなきゃいけません。
カロリーだけならカップ焼きそばや菓子パンでいいです。
でも身体を壊します😨
- タンパク質
- ビタミン
- ミネラルや食物繊維
これらを安くゲットする必要があります。
必然的に、納豆やサバ缶などコスパ栄養メシに行き着きます。
そしてそれらは「必要なもの」だから、めちゃんこうまいのです……😍
↑インスタ映えないサバ缶小松菜丼😨
このプロセスはすごく良いものだと私は思います。
「必要十分」――過小でも過剰でもないちょうどいいラインがわかるからです。
そしてこのラインこそが、人体にとってもっとも健康的なものでしょう。
- 痩せません
- 太りません
- 身体はちゃんと動きます
- 頭もちゃんと働きます
- 毎日楽しく暮らせます
- お金かかりません
少なくとも私はこんな感じです。
私はよく治験を受けますが、良好な数値で治験に合格します。
私はよく登山をしますが、他の登山者をガンガン追い越します。
たぶん私の数倍の食費の方々です🤣
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終わりに 食に興味ないほうが幸せになれます
もちろん私は「うまいもの」が好きです。
「今日は俺のおごりだ! 好きなもん食え!」
といわれたら躊躇なく高いもん食います🤣
でも「毎日うまいもの食いたいか?」
といわれたらノーです。
毎日ステーキを食うなんて地獄です。
納豆ご飯の方がいい。
お金と食べものはよく似ています。
私たちに必要ですが、重要ではありません。
どれほど美食に酔いしれても、お金を稼いでも、幸せにはなれません。
それは食べものやお金の奴隷になることだからです。
「テキトーなもん食って満足してしまう」
そーいう人間がサイコーなのです。
テレビを消しましょう。
ガッツリ運動してお腹を減らしましょう。
そして納豆ご飯を味わって食べましょう。
めちゃくちゃうまい「グルメ」がそこにあります……🤣
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