自分がいなくても世の中回る
櫟社というやしろの神木になっている櫟(くぬぎ)の大木に、匠石は目もくれない。その弟子がたずねると、「舟を造れば沈むし、棺桶をつくれば腐るし、道具をつくればこわれてしまう。・・・全くとりえのない木だ.使いみちがないからあのように長寿が保てたのだよ」と匠石は答えた。
その夜、夢の中に櫟社の大木が現れて告げた。「すべて柤(こぼけ)、梨、橘、柚、さては瓜の類にいたるまで、その実が熟するともぎとられて辱めを受ける、しまいには大枝を折られ小枝はひきちぎられる始末だ。なまじっか役に立つために命を苦しめるものなのだ」(荘子「人間世篇」)
だれにも必要とされない人生だから楽しいのです
JAXAの開発責任者が泣いた――
ロケットの打ち上げが失敗中止したとかで。
まーこのように
「有能で責任ある仕事に付く人」
ってたいへんです🥺
ふつうの人生は「たくさんの荷物を抱える」人生
「たくさんのものを抱えたら幸せなんだ」
というのがふつーの価値観。
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