「負け組になりたくなければ、勝ち組になりなさい」
と私たちは教えられます。
Google社員みたいに、毎日無料の高級料理とマッサージを楽しむ勝ち組がいます。
一方で、怒鳴られながら汗にまみれて低賃金で働く負け組がいる。
勝ち組になるためにはどーすればいいか?
資格をとる、キャリア形成する、スキルを身につける、転職活動する。
そーすれば「エンプロイアビリティ」が高まって、大企業なりホワイト企業が「雇ってくださる」。
そのために負け組の人たちはあくせくするのですが……
実は勝ち組にならなくてもハッピーに暮らせるんだと思います😘
ピラミッド型の社会から離れるのです
「万人の平等」なんてウソです。
私たちの社会はピラミッド型の階層構造です。
学校は教師が子どもたちに服従を教える場所です。
「教師―生徒関係」だけでなく、「スクールカースト」や「先輩後輩システム」を叩き込まれる。
体育会系が企業に好まれるのは、会社のピラミッド構造に適性が高いからです。
「上か下か」
私たちはそればかり考えるようになります。
目上の人にはイヌのように恭順し、嫉妬し、地位を渇望する🐶
目下の人には虐待的abusiveになり、軽蔑し、地位の転落を恐怖する😤
私たちは勝ちか負けかの価値観に支配されるのです。
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勝ち負けの外に「脱出」する
「2つの選択肢があったら、3つ目を選びなさい」
たしかユダヤ人の諺だったと思いますが、大好きな言葉です。
私たちはレースで勝つように教えられてます。
他人を蹴落として勝ち上がれ。
勝つか負けるかがすべてだ、と。
しかし、レースから逃げてもいいのです。
決められたコースを抜け出して、野山を走ってもいい。
「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ😣」
と思うかもしれません。
しかし、人生はガチャです。不正だらけです。
そんなクソゲーを投げたところで、恥じる必要はないのです🤣
「逃げたら大変なことになる😭」
と思うかもしれません。
たしかに、審判が笛を吹くでしょう。
無責任な観戦者がヤジを飛ばすでしょう。
でも、せいぜいそんくらいです。
社会は意外とガバガバです。
逃げ切るのは簡単なのです🤣💨
社会を離れて、人里離れたところに暮らすと気づきます。
「勝ち組にならない、負け組にもならない」という選択肢があること……😘
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私たちは労働から逃げるべきです
- 「自分の大好きな仕事をしてる」
- 「尊敬できる上司や同僚がいる」
- 「納得できる報酬や地位をもらっている」
こーいう人は何も問題ないんですが。
- 「仕事が嫌いで月曜日は吐きそー🤮」
- 「職場がクソ人間ばっかで死にたい😭」
- 「俺は低賃金なのに経営者はフェラーリに乗ってる🤬」
まあこーいう人の方が多いと思います🤣
結局、社会がクソなのは勝ち負けの上下関係があるからです。
現代でもっともわかりやすい例は、「資本家vs賃金奴隷」の関係です(国家vs納税者 でもいい🤣)。
働くことをやめなければ、社会から離れることはできません。
上下関係というしがらみから逃れることもできません……🤔
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終わりに 狭い世界を抜け出そう
資本主義、勝ち組負け組、大都市、消費文化、労働文化……
社会のピラミッド構造は、実は狭い世界です。
「陽」の世界でしかありません。
私たちはピラミッドばかり見せつけられます。
日本のテレビが都心のことばかり報道するようにです。
しかし、ピラミッドの外側――「陰」の世界はそれよりもずっと広い。
私はリタイアしてから、隠者とかニート、世捨て人、孤独者、変な生活してる人をいろいろ調べてます。
そんで気づくのは、「世界は広いな〜」ということであり、「あんな片隅で苦しんでたのはなんだったんだ?」ということです🤣
ほとんどのリタイア者が必ず後悔するのは、「もっと早くリタイアしておけばよかった」というものですが、世界の広さに気づくからです。
私たちはピラミッドの中で生まれます。
でも、そのなかで閉じ込められて生きる義務はありません。
逃げずに戦って生きる戦士も立派だとは思いますが。
「隠れて生きのびる賢者」の道もあります。
「逃げた先に楽園がある」のです😘
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