目の前で起きていることにうんざりして、首を横に振りながら吐き気を催している若者たちは、もうすでに寝そべっているのだ。
「寝そべり主義者のマニフェストThe Tangpingnist Manifesto」こと「寝そべり主義者宣言」。
ネットに転がってなくて探してたんですが。
和訳本があるとのことで即購入しました😂
「寝そべり主義者宣言」を読む
まずは松本哉氏の序文から。
頑張って国家や経済を強くするような方向性でもなく、かといってバリバリ反体制で悪政を倒して別の権力を打ち立てるみたいな方向性でもない。バカバカしいくだらない世の中の真っ只中で生活しながら、その実その社会に巻き込まれることを拒絶してのんびりやり出しちゃって、その生活スタイル自体が主張であり反乱でもあるという、完全に第三の方向性。そう、これは実は権力者や支配者側からしたら一番キツい。抵抗してきたらねじ伏せて屈服させ甲斐があるけど、そっぽを向かれたらこんな寂しくて無力に感じることはない。
この序文はおもしろい。
寝そべり主義は
「社会と戦うぞ~✊🥺」
ってノリではない。
- 「だる~」
- 「めんどくせ」
というスタイルです。
共産主義とかの思想を叩くのはかんたん。
- 「マルクスの理論はここがまちがっている」
- 「ソ連は失敗したじゃないか」
革命家を潰すのはかんたん。
「危険分子は社会の敵! 死刑! 閉廷!」
でも
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