広告を見るほど「私はお金が足りないんだ」「お金が欲しい!」となる
「人間を不幸にしているのはビンボーではなく広告」
さいきんおもしろいと思った発見です。
広告は
- 「お前はもってないんだぞー😝」
- 「お前は不完全で満ち足りてないんだ👎👎👎」
と教える装置です。
ところで、最大の広告商品とは「お金」ではないでしょうか。
つまり、広告を見るほど「私はお金が足りないんだ」「お金が欲しい!」となる……🤔
広告は「金、稼いでこい」という号令です
「この商品はとってもすばらしいですよ、買えばハッピーになれます、買ってね🤗」
これが広告の表の顔です。
「……金がない? お前なんかクソ不幸の負け犬だ。借金しろ、働いて金つくれ👿」
これが裏の顔です😭
- ナイキのシューズ
- 60インチのテレビ
- タグ・ホイヤーの時計
いろんな商品が宣伝されますが、根底は同じ。
「金ないやつは働け、金をつくってこい」というわけです。
広告は、購買力のある人に訴えかけるだけじゃないんですね。
お金のない人にもメッセージを伝える。
「金を稼げ」というメッセージです。
つまり、広告を見れば見るほど
- 「お金」に執着し
- 結果として「労働」に束縛される
ようになる。(もちろん、そんなことは広告プランナーは意識してないでしょーが)
私たちは、広告は資本主義社会の「付随物」と考えがちです。
あってもなくても変わらないおまけのようなものだと。
でも、実は資本主義社会を駆動させる「原動力」なのかもしれません……😱
たとえば現代資本主義の「ドン」Google社は「広告屋」です。
Google社の収益のうち97%が広告関連
仕事しない生活、リタイア生活はかんたんなのに、多くの人が「巨富」を追いかけて人生を犠牲にするのは、「広告」のせいなのかもしれません……。
インフルエンサー、成功者とかいう連中
商品宣伝と同じプロセスが、「お金の宣伝」についても言えます。
「スタバでマックブックプロ広げてドヤる人」は、比喩でなく文字どおりに「アップル社の広告塔」になっています。
- 「俺はビジネスでこんだけ稼いだ!」
- 「俺は投資で富裕層になった!」
とドヤる人は腐るほどいます。
結局、こういう人は「お金の広告塔」として機能してるんじゃないでしょうか?
- お金を稼げば幸せになれる
- だからお金を稼げ、働け
と訴えかけている。
「ホリエ○ン」とか「インフルエンサー」とかそんな感じでしょう。
私たちはテレビや雑誌で成功者をよく目にするし、「成功者の話を聞こう!🥺」と自主的にメルマガを読んだりサクセスブックを買ったりする。
結局、それは「お金の広告」を摂取しているだけかもしれません。
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資本主義はみんなが「もう十分稼いだわ」と気づいたら終わる
私たちの社会は「広告」に溢れかえっています。
結果として大部分の人が「自分は惨めだし、お金がないし、貧乏なんだ😢」と刷り込まれてます。
「でも、どこがビンボーなんだ?」という話なんです。
住むところがあって、着るものがあって、スマホがあって、お腹の脂肪が気になるくらい食べられている。
私は月3万円くらいで生活してますが、これは月に3日働けば生活が維持できることを意味します。
ほとんどの人は、すでに満ち足りてるし、これ以上必要なものはそんなにない。
収入が激増したとしても、必要のないゴミやガラクタを人生に添加するだけです😅
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結局、資本主義ってのは「もう十分稼いだ、満足なんだ」と思わせたら終わりなゲームなんです。
そしたら人々が働かなくなります。
働かなくなれば、人々に余暇が生まれます。
余暇のあいだに、人々の洗脳が解けて、知恵をつけます。
国や企業の監視・統制の外で、いろんな活動をしはじめます。
気づいたら、カオスな世の中になってしまう。
これは社会にとって都合が悪い。
「社畜に余暇を与える(奴隷に自由を与える)」ことは危険なのです。
たとえばだれもが30歳でリタイアする……というのは、資本家たちにとっては悪夢でしょう🤣
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だから、
- 「お前はまだ足りないんだ」
- 「働き続けなきゃいけないんだ」
と教え込む。ほんとーは豊かなのに。
クラウンを買ったあとにはポルシェを買わなきゃいけない、ポルシェを買ったあとには、ランボルギーニを買え、というわけです。
必要のないものを必要だと思い込ませて、お金を稼がせる/使わせる。
そのために「広告」がその重要な役割を担っているというわけです。
終わりに お金持ちを「アドブロック」すると楽になる
「いつも意味わかんねーけど、今日は格別に意味わからんわ。アタマの病院いけば?」
と思うかもしれません。
ちょっと自分でもまとまってないです😅
テレビをつければ、クソ金持ちがでてきます。
ツイッターやインスタグラムやフェイスブックでも同じでしょう。
成功者、金持ち、「すごく幸せな人」が出てくる。
こういうメディアばかり見ていると、
- 「自分は何も持ってないんだ😭」
- 「自分は失敗者なんだ、幸せになれないんだ😫」
となってしまいます。
こういう劣等感や自己不全感を植えつけるような情報は、なんらメリットがないばかりか、明確な「毒」です。
テレビやSNSは、生活からできるだけ排除した方が幸せになれるでしょう。
◆
広告は洗脳です。
嘘を教え込みます。
それも「あなたは不完全だ」という最悪のウソです。
広告をデトックスすれば、
「ありのままで満ち足りている自分」を発見することができるでしょう😘