30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

「サラリーマンでよかったこと」リタイア者の回答

「ひとの痛みを理解できるようになった」

会社をやめて無職ぷーたろーのおっさんです。

少ないお金でぽやぽや暮らしてます。

「セミリタイアは早ければ早いほどいい」

と思ってますが、「働いた経験があってよかったな〜🤗」とも思ってます。

「働いてよかった」と思ってます

「労働者の世界」を学ぶ

日本の雇用者は5660万人です(2019年)。

  • 少数の資本家
  • 多数の労働者

によって資本主義社会は成り立ちます。

働いてよかったと思うのは、「多数の/下層の/労働者の世界」を知ることができたからです。

そんなことが良いことなのか? と思うかもしれません。

あんがい、これができない人が多いんです。

金持ちは金持ちの世界に引きこもる。

学者は学者の世界に引きこもる。

だから、彼らは労働者について語るとき、おどろくほどピントがずれている。

金持ちは「努力して這いあがればいいだろ😤」と言います。が、現実には朝から晩まで一生懸命働いて、それでも低賃金なのです。

学者は「労働者は権利行使すればいい🤗」と言います。しかし経営者はたいていモンスターで、法律なんてあってないようなもん。(おまけに司法・行政が無能)

「もし社畜じゃなかったら、自分もそーいうアホになってたのか……🤔」

と思うとゾッとします。

哲学者のシモーヌ・ヴェイユは、みずから工場労働者となった。なにかを真剣に知るとはそういうことなのです。

ひどい疲れのために、わたしがなぜこうして工場のなかに身をおいているのかという本当の理由をつい忘れてしまうことがある。こういう生活がもたらすもっともつよい誘惑に、わたしもまた、ほとんどうちかつことができないようになった。それは、もはや考えることをしないという誘惑である。それだけが苦しまずにすむ、ただひとつの、唯一の方法なのだ。 

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バリキャリサラリーマンに引け目がなくなる

  • 「バリバリ働いてるエリート風サラリーマン」
  • 「幸せそうにほほえむ家族連れ」

リタイア者はそういう人に引け目を感じることがあるんじゃないでしょーか?

だれもが認める「よい人生」「ふつうの幸福」。

しかし、労働者として生きれば、それがどんなことか理解できます。

彼らの暗い側面、管理された生活、味わっている屈辱を想像できる。

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もちろん「自分には会社員生活がぴったりだ」という人がいます。

そういう人は働くのがいちばんです。

でも、私は「自分には徹底的に向いてないんだなあ🤔」と知ることができた。

それだけでも価値があったなあと思います。

実際、私もボロボロクロックスで歩いてても、

「自分は無職でよかった」

と思えるのです。

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「諦め」の境地に達する

労働者の経験があれば、世界がどのように動いているかを知ることができます。

そして、この世の大半を占める人々がどんな生活をしているか(させられているか)が理解できます。

これこそが働くことの意義なんじゃないかと思います。

  • 主人は奴隷の苦しみを理解できません。
  • 金持ちは貧乏人の痛みを理解できません。

しかし、もと奴隷、もと貧民であれば理解できます。

他人の痛みを、もっといえばこの世界の苦しみを理解できる。

そーすれば

  • 自分がどうやって幸福になれるか
  • 自分はなにをしなければならないか

も見えてくる。

私は仕事をやめたあとは社会から離れて隠遁してます🤣

それは、この社会をすでにあきらめてるからです。

文明社会は、1万年前からこんなもんであり、今後もこんなもんだろうと。

あきらめるとはネガティブなイメージがありますが、「諦」はもともと真理や真実という意味です。

「できることはやるけど、あとは知らね」

そんくらいのスタンスがいちばんいいのです。

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終わりに 労働で労働を克服するのです

「会社員で良いことは毎月給料が振り込まれることだけだ」

という人もいます。

でも、私は労働者でいた経験は悪いものではなかったと思います。 

それは大きくいえば、人の痛みが理解できるようになったことです。

「首尾一貫感覚(Sense of coherence)」という言葉があります。

社畜ライフはうんこ💩 でした。

でも、社畜でいた年月をふくめて、自分の人生を愛せる気がします。

サラリーマンの経験によって、世界をより広く深く知ることができたし、その経験があっていまがあると思ってます。

だから社畜として屈辱的な環境に置かれたことも、なかなかプラスだったんじゃないかと思います。

それもまたなかなか味わえない経験だったと思います。

とはいえ……。

これは数年でリタイアしたからです。

「あのまま社畜だったら」

と思うとゾッとしますが……🤣

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著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!